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奢る・奢らない論争

女性と2人で食事をするとき、全額支払うべきか、割り勘でよいのか。
この話題については定期的に盛り上がっているように思います。
特に相手の女性が気になっている場合、どのように振る舞うのが良いのでしょうか。
今回はこの話題について掘り下げていきます。

どっちでもいい

単刀直入に言いますと、どちらでもいいです。
そもそも、奢るか奢らないかということに悩んでいる時点で間違っているのです。
奢ったから次に繋がる、割り勘にしたからアウト判定されると考えた場合、その女性からみたあなたは当落線上にいるということです。

たしかに、女性側はこちら側の経済力を推し量るためにそのような目で見てくるかも知れません。
それに加えて魅力的な女性ほど数多の男性からアプローチを受けているはずで、幾度となく奢ってもらった経験があることでしょう。

もしここで割り勘にしてしまったらその瞬間にアウト判定されてしまい、他の男性のところへいってしまうかもしれない。
そのような恐怖から奢らざるを得ない状況に追い込まれているのです。
むしろその恐怖から目を逸らして「男が奢るものだ」という世の風説を鵜呑みにしてしまっていることでしょう。
はっきり言って、消去法で仕方なく奢っているという非常に消極的な選択なのです。

それでも、土俵にすら上がれなければ意味が無いと思うかもしれません。
割り勘にして駅に送りに行って別れた後、ラインをブロックされたら元も子もないでしょう。
この難題を解決するためには、ひとつのマインドブロックを外す必要があります。

選ばれる側にいるという思い込み

マインドブロックとは、思い込みのことです。
あなたの思い込みとは、自分が選ばれる側で、目の前の女性が選ぶ側であるということです。

たしかに、素敵な女性ほど非常に多くの男性からのアプローチを日々受けています。
興味のない男性から送られてくるラインに辟易としています。
それを男性側も感じ取っているからこそ、選択権は女性にあり、割り勘なんてしてしまったらお眼鏡に適わないと思うのも無理はありません。

そもそもあなたが自分は選べる立場じゃないと思うのは、これまでの人生で女性を選べるような経験がなかったからではないでしょうか。
そのマインドブロックから生じる振る舞いや行動の節々から、女性はその事実を見抜きます。
女性がブランド品を欲しがるのは、多くの女性がそのブランド品を欲しがっているという事実があるからです。
他の女性から求められていないという事実が足枷となり、あなたの魅力的に見えない大きな原因です。
過去の事実は変えられませんが、そのマインドブロックを外すことが出来れば、女性に悟られることは防げます。

選ばれる側から選ぶ側になる

男性が選ぶ側になるための方法の前に、まず選ぶ側の男性がどういったひとなのかを考えてみましょう。
わかりやすい例がジャニーズです。
彼らは選ぶ側の頂点に君臨しています。

ジャニーズのコンサートに行くためにはチケット抽選に当選し、1万円前後のチケット代を払い、休日を丸一日確保し、体調を整えて会場まで足を運ぶ必要があります。
そこまでしても実際は双眼鏡が必要な距離の人混みから眺めることしかできません。
直接話すこともそうそう出来ないのに、大勢の人がお金と時間と労力を費やすのです。

このようにジャニーズの推し活をするために、女性は選ばれるための行動をしなければならないのです。
当然選ばれる側であることを認識しているので、抽選に当選した女性、つまり選ばれた女性は喜んでお金を支払います。
女性が常に選ぶ側ということは決してないのです。

選ばれる側の男性について理解出来たでしょうか。
ジャニーズはステージの上から観客に何かを奢らなきゃなどと悩むことはないでしょう。
奢るか奢らないか、迷っている時間があったら選ぶ側に回るための努力をしましょう。
ただ、これはなにもジャニーズになれという話ではありません。
あなたが選ぶ側でないのはジャニーズだからではなく、選ばれる側だという思い込みのせいなのです。
それでは思い込みを外すために必要なことはなんでしょうか。

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