見出し画像

500文字でアウトプット#33 教材研究は「おいしく栄養のあるオリジナルな料理づくり」である。

今年から先生になった方も、数年経験した方にも、ぜひ若手の先生たちに伝えていきたいと思える内容を紹介する。

①教材研究は、「おいしく栄養のありうオリジナルな料理づくり」である。

②教材自体の「栄養分析」が欠かせない。その食材(教材)にどのような栄養(教材的価値)が含まれているかを見定める。

③魅力的な見た目も必要である。いくら栄養価が高いからといってそれが魅力的かどうかはわからない。美味しそうに見えるか(知りたい、やってみたいなどと思うか)、食べてみたいか(学びたいか)が大事である。

④食べ始めた時に、「確かに美味しい」(学びたいか)と感じ、「もっと食べたい」(さらに学びたい)と思うような料理(教材・単元)にしなければならない。

⑤だから優れた食材を美味しく食べることができるような調理方法を工夫する必要がある。

『授業という営み 子どもとともに「主体的に学ぶ場を創る」』P14 鹿毛 雅治 

私も若手のときはhow to(ここでいう調理方法)を探っていた。いわばcookpadのようなものだ。

ただ、食材(教材)そのものの魅力や価値というものをしっかりとおさえた上で料理をしない限り、一流の料理(授業)は作れない。

次回は、教材の魅力や価値にどうやって気付くのかをまとめていこうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?