無理やり時間を作って3週間のNY出張に行く理由。壁画やアートの現場が見たい！
こんにちは（いやご無沙汰してます・・）平山です！
また死ぬほど久しぶりの投稿になってしまいました・・・。
相変わらずここ数年は変わらずアート通販事業（https://wasabi-nomal.com/）と、壁画事業（https://wasabi-artdesign.com/）の二軸で運営しています。支えてくれる社員やアルバイト、業務委託の方々、アーティストの方々にはいつも感謝です。
コロナ後世の中がちょっとずつ変わり、少しずつですがアートやアート思考の認知も広まり「アート」という言葉を多方面から聞くからこそ、「私のやりたいアートはなんだっけ」とまさに自分のアートを見つめ直している最中。
7年間、とりあえず枯らさないように植木に水をあげ続けて来た中で、ボサボサに生えまくった木や枝を、綺麗な形に見えるようにトリミングしてるような・・そんな感じ。
整えて、綺麗に見せる、大事な部分を掘り出していく、みたいな。
この見出して掘る作業は、中高大の同級生である野本いづみさんに手伝ってもらってます。これがブランディングか、私ブランドを見出していいのか、と毎回ワクワク。この作業については7年間の棚卸しをしているようでかなり楽しい。
さて、永遠に本題に入れなさそうなので・・・
そう！！私！！今日からニューヨークに行きます！！！今機内です・・・と書きたかったのですが、もう着陸してしまい、JFK空港内の小さいカフェで書いております🗒
こんなに不在にする恐怖と、未知のものへの不安と、楽しみ1割（心配性なのでいつもそう）で今心が満たされています。
この記事では「なぜ今唐突にニューヨーク？」という理由を解説します。
今回アート事業を経営しながら3週間もニューヨークに行く理由
少ない人数でやっている中で、唐突に11月3週間不在・・・しかも時差がほぼ真逆のニューヨーク・・・色んな人から「長くないすか？」と突っ込まれます。すみません。
突っ込まれなくても思っている人はいるでしょうから、言い訳とばかりに理由を言わせてください。11月に無理矢理ニューヨーク行きをねじ込んだのはいくつか理由があります。
長年海外進出を目標に上げていながら果たせていなかったから
今、一番最初に出てくる理由はこちらです。
「WASABI」という名前をつけた時から、日本のアーティストを海外へ連れて行けるようなサービスにしたい！という妄想はぼんやりあったものの、英語力を言い訳に本格的な海外営業をせず、気がついたら7年・・・流石に無理矢理動かないといつまでも達成できないんじゃないかと危機感を抱きました。
そんな中、今年立てた達成したい5つの目標の中の1つに「海外で仕事」を入れていた私。だから今年、無理矢理ねじ込んだよ。
「計画があるから動く」ではなく「動くから計画ができる」パターンは私の十八番。というわけで一旦行動あるのみ！目的は海外の壁画会社との連携や、情報収集です。
もう一度原体験を作りたいから
上記が表向きの理由だとしたら、内向きの理由はこちら。強い渇望や焦りに近いかもしれません。
何の話かというと・・・経営者の事業スタートのきっかけって様々だと思いますが、私は完璧に自分の原体験が原動力になって動いてきたタイプ。
そもそも今の事業を運営しているのも、ふと訪れたサンフランシスコで知らず知らずのうちにアートに触れまくった結果、「アートの事業やろう」と思い立ったことがきっかけ。
（そういえばサンフランシスコでの出来事はしっかり記事にしておりませんでした。。。が、飛び込みでライブペイントさせてくれるわ、ギャラリーと掛け算されたおしゃれなお店は多いわ、美術館でおしゃべりしていいわ、壁画はあるわで、1ヶ月の短い滞在だったけどすごくインスパイアされた想い出があります）
↓ちょっとだけこの記事でサンフランシスコでの出来事について触れています。https://note.com/uousaou0202/n/nbda054eb28eb
で、この手の原体験やインスピレーションって、どうしても賞味期限があると思っているのです。
7年間やってきたことは、やってきたなりの型になり、流れになり、スキームになっていてもちろん喜ばしいのだけど、私にとってアートは「新しい世界の扉」を開いてくれるものだから。
だからこそ、今また新しい環境に身を置いて、自分が想像できない体験をして、原体験を更新しに行かないと、という焦燥感があるわけです。
原体験の更新は私にとって死活問題ですが、そんなふわっとした目的のために3週間快く送り出してくれた周囲の方（特に社員）には本当に感謝しかありません。。。
もちろん原体験だけではなくて、アートの事業を日本で進めていく上で確かめたいこともたくさん出てきました。
「欧米ではなぜアートがこんなにあるの？」とか「理由を考えるまでもなく当たり前にアートがそばにあるために何が必要なの？」とか「どんなカルチャーが流行っているの？」とかね。
ニューヨークが果たしてその場にふさわしいか・・・とかは考えるとキリがないので考えませんでした。考えたら原体験ではなくなる（私の場合は）なので、一旦ニューヨーク行きます。
ニューヨークで何をするの？
では具体的に何をするかについて話していきましょう！！
Colosal Media社長にインタビュー
今回の私的メインイベントはこちら！
“Colosal Media”その名も「巨大なメディア」と名を持つ会社のCEOに会いに行ってきます！ニューヨークブルックリンにて、屋外の壁画広告業を営んでいるColosal Media。
そもそもは半年前くらいに、ぼんやりと「日本でアート広告やりたいな」と考えて海外事例を調べていたら、サイトにたどり着きその事例の多さと巨大さに圧倒され・・・
そこからニューヨーク行き決定後、BnA高円寺の大黒さんに相談したところ、アンカースターの苔口さんを通じてCEOを繋いでいただきました。大変感謝です・・・。
聞きたいことはたくさんあるのですが、「実際アート広告はどうなの？ニーズあるの？」と言うところももちろんだし、個人的には「アーティスト性とクライアントの要望とのバランスはどうとっているの？」というポイントは是非聞きたいところ。
インタビューは帰国後公開しますので、お楽しみにしていてください！
Dragon76さんにインタビュー
次はニューヨークで活躍する日本人アーティスト、Dragon76さんへのインタビューです！！
https://www.instagram.com/dragon76art/
壁画で事業をしている端くれとして、伝説的なプレーヤーであるDragon76さんの名前はもちろん知っていたのだけど（なんなら弊社松本はDragon76さんのファンであり、パーカーを購入していた）こないだ渋谷にて個展を実施されていた時に、アーティストShinjiro Tanakaさんのお繋ぎで初めてお会いできました・・・！
屋外の壁画が日本よりずっとずっと豊富であろうNYの第一線で活躍を続けるDragon76さん。色々活動のお話をお伺いできればと思っております。
MoMAやDia beaconへいく
サンフランシスコでの私の美術館での原体験として「アートを鑑賞したら学芸員がアートと一緒に写真を撮ってくれた」というささやかだけど衝撃を受けた体験があります。その時私にとってはアートは鑑賞によってなんかアカデミックなことを言わなければいけないものであり、まさか学芸員の人が「一緒に写真撮ったら楽しくない？」と言う提案をしてくれるとは思っていませんでした。
美術館はその国の文化の集積地。ということで、積極的に美術館に行きたいと思っています！時に多くの人がおすすめしてくれたDia beaconはとても楽しみ。
またMoMAといえば対話型アート鑑賞型プログラム発祥の地でもあります。そういえばアート思考ってアメリカでもワードとしてあるのだろうか・・・。
アートが思考にどういう作用をするかをMoMAのワークショップで体感し、今後アートプログラムを実施する上での哲学を持って帰りたいと目論んでいます。
様々な人とニューヨークのカルチャーを楽しむ
行くタイミングが良かったのか、昔からの広告業界の友人、アーティストの山下良平さんが紹介してくれたNY在住の方、NYのギャラリーオーナー、アート事業をしている社長さん、などがこのタイミングでNYに滞在していることが判明！
みんな何かの道のプロフェッショナルな人たち。そんな人たちが見るニューヨークのカルチャーをまっさらな心で楽しんでいきたいです。
出張レポートをお楽しみに
最後に・・・英語力が不安な私のサポートをしてくれる、出張のパートナーはアーティストのShinjiro Tanakaさん。
大学の先輩でもあり、日々挑戦を続け、挑戦の過程を朗らかにシェアしてくれるアーティストさん。ガツガツ努力を続けることを全肯定してくれる素敵な方です。
本当は離陸直前に書き上げたかったnoteですが、今はNYの空港のカフェにて最後の仕上げ中・・・目の前には食べても食べてもなくならない巨大なサラダ・・・
それでは楽しんで滞在したいと思います！
滞在中は積極的にストーリーを上げていこうと思うので、よかったらインスタもチェックしてみてください〜！
3週間後、最高にお土産がもって帰れていますように。
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