魚柄仁之助の巣ごもりレシピ 第10回

手間はかけずに時間をかけて
〜第十回 かってにえだまめ〜

おうちで巣ごもり中のヒトから
「あ~っ、えだまめで、ビール飲みてえ~」
なんていうメールが届きました。
ハイハイ、これ、えだまめじゃないけど
えだまめより濃厚でうまいっス。

これが ひたしまめ でございます

図1

カップ麺みたいに お湯を注げばえだまめができる❣
使う道具は 魔法瓶(サーモス)
使う食材は ひたしまめ

ひたしまめとは?

図2

普通のスーパーマーケットで200g=300円位でした。

まめ知識

・浸し豆は緑色の大豆です。このレシピは黄色い大豆でもできます
・えだまめとは大豆の未熟豆のことです。えだまめが熟したのが大豆です。
・大豆やひたしまめは熟しているだけにえだまめより味が濃厚で栄養価も高くなります。

 では、ひたしまめの食べ方の説明です。

3~6時間水に浸します

図3-4

ひたしまめに水を注ぎました⇒⇒⇒ひたしまめ+みずの6時間後です

豆の種類や乾燥度合いにもよりますが、水に浸した後、3~6時間経てば吸水済みです。
(このまま12時間くらい水に浸していてももうこれ以上は吸水しませんから、だいたい6時間をめどとしてください。気温が高い時にあまり長く水に浸したままにしておくと豆が傷みやすいので気をつけましょう)

熱湯+魔法瓶(サーモス)

吸水済みひたしまめをザルに取って水を切ったら魔法瓶に移し、熱湯と塩を入れて6時間以上保温しますと、硬かったまめが茹でたての「塩味えだまめ」状態になるのですがここで裏技を一つ紹介しておきます。
魔法瓶に熱湯を注ぐためには湯を沸かしますね。だったら湯を沸かす鍋に水で戻したひたしまめも入れてわかしましょ。そして湯が沸騰しそうになったら、まめごと魔法瓶に移しますと、3時間くらいで柔らかくなります。
それがこの写真です。魔法瓶に入れるまめと水に塩を加えて沸し、沸騰直前で火を止めます。

図5-6

魔法瓶に入れる水と豆と塩 ⇒⇒⇒ 沸騰すると泡が出るからその前にstop

この状態になったら、魔法瓶に移し、後はほっぱらかしでえだまめ(もどき)が完成です。

図7

これが3時間後の魔法瓶の中です。湯温は50℃以上ありました。

えだまめは5分以上茹でなければなりませんが、ひたしまめは沸騰寸前まででいいのです。後は保温でゆだっちゃう。お昼に魔法瓶に入れておけば夕方にはできています。
だからって、早いうちからビールを飲むのは…こらっ!

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今回も営業部Kさんからレポートが届いています!

〜「飛鳥新社営業体験談」第10回〜

豆料理第2弾!ということですが、今回はあまりのお手軽さに、写真だけです!

出勤前に水にひたしておき、家に帰ってすぐ調理を始めると、ちょうど晩酌タイムにできあがります…なんて優秀なレシピなの…

レポ1

味は予想以上にえだまめでした。
皮もむかずにひょいひょいつまめるので、そこもおすすめポイントです。

ひたし豆、いかがでしたでしょう?
暑くなり始めるこの時期、旬の枝豆が食べたくなりますが、出たての枝豆は高いし、
味が染みるように端をハサミでカットしたり、塩を揉み込んで毛を取ったりと、まあまあ手間がかかりますよね!
その点、ひたし豆は値段も安くて調理も簡単!
みなさま、ぜひお試しください〜(編集部A)

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魚柄仁之助先生の台所リストラ術をもっと知りたい方は飛鳥新社のページを御覧ください。

お家時間、台所時間を楽しんで、体に良いステイホーム期間をおすごしください!

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