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[ついに完結]7年間の広告代理店生活を振り返ります【7年目】

こんばんは、神宮寺です。
6週間にわたって振り返ってきた私の広告代理店生活の振り返りも今日が最後です。

「あの時のあの選択がターニングポイントだったんだな」
「あの時の選択はもっとこうすればよかったなぁ」
など、振り返ってみてはじめて見えてくるものがたくさんありました。

特に広告代理店で働いている方々は、せわしない毎日を過ごしていることかと思いますので、なかなか振り返る時間も取れないかと思います。私もそうでした。
なので、私のこのnoteが振り返るきっかけになれば嬉しく思います。

それでは7年目を振り返っていきます。

▼7年間の内訳
①1年目(新卒:グループ会社時代)
②2~3年目(運用プレイヤー期)
③4~5年目(リーダー:チーム拡大期)
④6~7年目(マネージャー:役割拡大期)


7年目も会社に残った理由

6年目のnoteを読んで頂いた方は、おわかりかと思いますが、6年目の私は瀕死の状態でした。
体力的にも精神的にも限界ギリギリでした。
そんな状況の中で、なぜ会社に残ったのか?
それは「流れが悪いときに辞めたくなかったから」です。

私は長年スポーツをやっていたこともあり、「流れ」を重要視しています。
流れが良いとき:何をやってもうまくいく
流れが悪いとき:何をやってもうまくいかない

すごくざっくり言うとこういう話です。

流れ

矢印をなんとか上方向に切り替えない限り、辞めたとしてもうまくいかない気がしていました。
とはいえ、体を壊してしまえばGAME OVERなのでかなり迷いましたが、結果的にはこの決断は間違っていなかったかなと思います。


▼7年目の役割

7年目の役割は、広告運用組織のマネジメントに重心を置きました。
業種ごとに運用チームがある組織構造だったこともあり、運用チームはいくつもあったのですが、もともと私がいたチームともう1チームが合流し、
前年よりも規模の大きくなった総勢14人の運用チームで再始動を図りました。
6年目は直前の組織大改編によってバタバタした状態で始動したので、壊れたエンジンを修復できないまま走り続けていた感じでしたが、7年目はある程度準備をして臨むことができました。


▼7年目に入る前に決意をしたこと

『今年限りで「運用」の仕事から卒業すること』

この決意をもって私は7年目に臨みました。
丸々5年間運用型広告の最前線で仕事をしてきて、運用者としての自分にはある程度自信もありました。
運用者として社内でのポジションも確立できていました。
そうやってずっと広告運用に関わってきたからこそ明確に気付いたことがありました。

「運用だけできても生きていけない。」

運用型広告のスキルは、ストックスキルではなく、フロースキルです。
常に情報を仕入れ続け、自分自身をアップデートし続けなければあっという間に"老害"ができあがります。
「運用を極め切った人」が、2年間ハワイで悠々自適に暮らしたあとは、「まぁまぁ運用ができる人」くらいの価値になってしまっているということです。

「運用ができること」は間違いなく立派なスキルで、それ自体を否定しているわけではないです。
私も広告運用の仕事は好きです。
ただ、それだけではダメなんです。「運用ができること」は他のスキルと掛け合わせることで、より真価を発揮するスキルだと思います。

私は、社会人2,3年目あたりでこの事実を認識し、マネジメントスキルを身に付ける方向に舵を切りました。
4年目~7年目まで運用組織のマネジメントの仕事をやってきて思ったのは、
「自分の運用スキルの上で成り立っているマネジメントだな」ということです。
運用に関しては第一線で多くの修羅場をくぐり抜けてきた経験がありましたが、それ以外の領域に関しては、自分の体験として話せる深みがありませんでした。
なので、「運用」には今年で一度区切りをつけて、新しいことにまた0からチャレンジしようと決意しました。


▼7年目の障害物

そんな決意で臨んだ7年目でしたが、障害物がありました。
「時間」です。
今にはじまった話ではないですが、広告代理店の仕事はとにかく時間を浪費します。
特にマネジメント側の役割になると、案件(サポート含む)MTGだけでなく、メンバーとの面談、人事考課、媒体社とのMTG、突発的な相談など、
ミーティングが1日に5~10個くらいある生活になります。
とにもかくにも、「もうあと1年しか時間がないんだ!」という気持ちを押し殺しながら、なんとか時間を捻出しようとあれこれ考えていたのですが、
幸か不幸かそんな矢先にやってきたコロナウイルスが一つのきっかけになりました。


▼コロナ襲来が私にもたらしたもの

2020年4月の緊急事態宣言から、今もなお猛威を奮っているコロナウイルスは社会にも私にも多くのきっかけを与えてくれました。
テレワークやオンライン会議によって今までどれだけ無駄な時間があったのか気付かされました。
社会人の代名詞ともいえる名刺交換なんて今となっては不要だし、満員電車に悩むこともなくなりました。

そんな多くの悪しき風習を蹴散らしてくれたコロナウイルスさんが私にもたらしてくれたものを紹介します。

①猛烈なインプット

私はもともとそんなにアクティブなほうではないのですが、なんだかんだで土日は予定が入ってました。
「行きたくないけど付き合いだから…」という感情は微塵もなかったのですが、知らぬ間に犠牲にしていたものもたくさんあったことに気付きました。
その一つが「読書」です。コロナ前までの私の読書量は、月1冊読めるかどうかくらいでした。
読みたいという気持ちはありつつも、平日が忙殺されていて、土日も予定が入ったりしているとなかなか読む時間もなく、、という感じでした。
緊急事態宣言により、「外出しなくていい理由」ができたことをきっかけに、私は読書に没頭しました。
読書を続けていくうちにだいぶ習慣化されてきていて、今は意識せずとも月4,5冊は読んでいます。
読書以外にもYouTubeやオンラインサロンなどでもひたすらインプットをしました。
マコなりさん、キングコング西野さん、中田あっちゃん、ホリエモン、サラタメさん、などの方のYouTubeをよく見ます。


②アウトプット強化

インプット量が増えたことにより、アウトプットも加速しました。
インプットだけしていても、それをアウトプットしたり行動に移さないと結局それは意味がありません。
勉強した気になっているだけです。
そうならないように社内の一部のメンバーと始めたのが「アウトプット会」です。


これは本当にオススメなんです。
マコなりさんもよく言っているように自分ひとりだとなかなか続けられないことも、誰かと一緒にやることで続けることができます。
この会は、参加者のためにやるのではなく、あくまで自分のためのインプット&アウトプットを共有する場なので、参加者はアウトプットに対して否定的な意見を言う権利がないのがポイントです。
むしろアウトプットを聞いて、今の自分にも活用できそうなエッセンスを探すようになります。
詳細は、上記noteを読んで頂ければと思います!

アウトプット会以外にも私は自分にアウトプット目標を課していました。
社内全体にナレッジなどを発信するチャットがあるのですが、そこにナレッジをまとめた資料を月2本以上投稿することを自分のルールとしていました。
このルールを忠実に守り、社内全体にアウトプットを繰り返していたのですが、ある時ふと気付いてしまいました。
『なんか物足りないな』と。
せっかく色々考えて作った資料でも、フィードバックが少ないのです。
「私がためになる話をしてあげてるんだからちゃんと読みなさいよ」という恩着せがましい感情ではなく、
シンプルに、アウトプットにかけた労力に対して成長につながる見返り(=フィードバック)が少ないかも?と思ってしまいました。

これもアウトプット会をやってみたから気付いたことなんですが、フィードバックこそ真に大事な要素で、アウトプットすること以上にフィードバックを得ることが成長につながります。
「もっとこうすれば伝えたいことが伝えられるかも」と考えるきっかけをもらえるからです。

これが理由のすべてではないですが、私は社内への発信は継続しつつも、世の中にも発信することにしてみました。というわけで、

2020年8月3日:noteに初めて投稿をしました。
2020年8月15日:Twitterを始めました。

約半年、世の中に発信してみて気付いたことはたくさんありすぎたので、また別のnoteにまとめようと思います。乞うご期待!


③仕事は捗る。でも何かが足りない。

テレワークになってから、仕事を進める上での支障は何一つ感じませんでした。むしろ突然話しかけられることもなく、仕事は驚くほど順調に片付けられました。
しかし、2ヶ月くらい経ったあたりで、自分の中ですごく違和感があることに気付きました。
それは、「なんかつまんないな〜」という感情でした。

大半の時間をひとりで黙々と仕事をしたことで、
私は「何の仕事をするか」よりも「誰と仕事をするか」の重要度がかなり高いということに気付きました。
社会人3年目あたりからは常に誰かのトレーナーをし続けてきました。
常に隣に一緒に働く人がいて、成長していく姿を見て喜んだり、刺激をもらったり、新しい気付きをもらったり、そういうのが楽しくて自分自身の仕事のモチベーションになっていたのだと思います。

運用者はどうしても個人商店化してしまいやすい職種ですが、
自分が恵まれた環境で仕事をしていたことに7年目にしてやっと気付きました。

そんな中で幸運なことに、7月から新卒のトレーナーをすることになり、週3くらいで出社することになりました。
するとやはり楽しさがまた戻ってきました。
何気ない会話から発見があったり、雑談からいいアイデアが生まれたり、その場のノリで新しいことにチャレンジしてみたり、お互い困ってる時はサポートしあったり、「やっぱみんなと働くのは楽しいなー」と改めて感じることができました。
私なりに新卒のトレーナーする時に気をつけていることはこちらのnoteにまとめております。そんな大層なことを書いているわけではないですが、なんか恥ずかしいので有料です。笑


▼7年目に取り組んだこと


ベースアップの仕組み作り

運用者のスキルが属人化してしまうのは、どの代理店も抱えている課題だと思います。
属人化しないように事例共有を積極的にやるようにしたり、それを評価に組み込んだり、勉強会をしてみたり、マニュアルを作ったり、いろんな代理店で様々な取り組みをやっているかと思います。
しかし、私なりの結論は出ています。
属人化は絶対に防げません。むしろ属人化しないと差別化できないのです。
平たく言うと運用スキルは、「人」のスキルなのです
なのでルールを決めたり、事例を共有したりしても、平準化はできないのです。

では、なぜ仕組み作りをしようと思ったのか?
個としてのスキルアップに注力して欲しかったからです。
そのステップに行くためには、まずは知っておくべき基礎の部分をある程度理解できている状態になっておく必要があります。
体制もコロコロ変わったり、教え方も人それぞれなので、「基礎」の部分でさえもバラつきがあり、これはなんとかしないとなと思いました。
資料集を用意したり、それぞれの得意分野に合わせて局所的にサポートできる体制を作ったり、マンツーマンレッスン的なプログラムをやってみたり、
そういった部分を整えました。
やってみた感想としては、資料は本当に効率が悪いですね。1回流し見して終わりです。作る時間に対して効果が薄すぎる。
マンツーマンレッスンは意外と良かったと思います。(もちろん人によるのですが)
1回2時間の勉強会をやるよりも週30分ずつ伴走するほうが運用者を育てるのには適しています。
結局地道なプロセスが一番の近道なのかなと思いました。


▼運用者の役割拡張

どこの会社でも言われていることかもしれないですが、「運用はどんどん自動化されていくので、運用だけやっていてもダメだよ」ってやつです。
これほど「口で言うのは簡単だけど…」なものはないです。
現時点で運用を余裕でできちゃっている人は可能かもしれないですが、まだ運用を満足にできるようになっていない人からすると、
「何すりゃいいねん」ってなると思います。

この問題で何が一番厄介かというと、運用型広告が売上の基盤なので、"今"は運用型広告を絶対に捨てられないという点です。
つまり、「いずれなくなるけど今は売上作れるように頑張ってくれ。でも先を見越して新しいこともやってくれ。」ってことで、
「そんなんできるならとっくにやってるわ!」って話ですよね。
今の運用で余力0の中で、いかにして新しいことにチャレンジしていくのか、何かを削らないといけないのは明白です。

現在進行形で進んでいる話なので詳細は控えますが、
個人的な見解としては2年後には単純な運用型広告の出稿は、かなり量がインハウスになっている気がしています。
「じゃあ今運用の仕事をやっても意味ないのか?」という意見もあるかと思いますが、そこに関してはNOです。
意味はあります。でも「運用を覚える」という意識ではなく、「運用を軸に価値を出す」という意識を持つことが大切です。
きちんと向き合って運用をすれば、物事を検証して改善していく力、数字を読み取る力、ロジカルシンキングなどが身に付きます。
惰性でやっているなら辞めたほうがいいと思いますが、本気でやっているならそれに見合う価値はある仕事だと思います。
(インハウス運用者の需要は増えていきますしね)


▼7年目の反省

平準化の限界

振り返ってみると正攻法に囚われすぎていた気がしました。
「全主要媒体を全員が運用できるチーム」は理想的ではありますが、
そこに行きつくには時間がかかりすぎます。
なにか一つでも自分に武器を作って、そこを起点に自分のポジションを作っていけるようにしたほうが、良かったのかもしれません。そのほうがやりがいも感じやすく、成長実感も得られやすいという利点があります。
一方で、一人の対応範囲が狭まることで案件に関わる人数が増えてしまったりするなどのデメリットもあります。
同じ山をどう登るかの話なので、正解はないと思いますが、もっとうまいやり方があったんじゃないかなと反省しています。


決断力の弱さ

自分は決断に時間がかかるタイプの人間です。
じっくりと考えて決断を出したい傾向があります。
あと、共感力が結構強いと思っています。相手の気持ちをかなり考慮しますし、わりと解像度高く理解もできます。

短所は長所の裏返しといいますが、私の弱点は決断力だと思っています
ほんとは書きたくないですが、克服する予定なので敢えて書いておきます。
チームを持つようになると、厳しい決断を迫られるシーンがあります。レイヤーがあがるほど、厳しさも増すし、迫られる数も増します。
受け手の気持ちがわかりすぎてしまう故に、最良の決断はわかりつつもなかなか決断できなかったりします。
リスクなどはわりと許容できるのですが、気持ちの部分はやっぱり難しいですね。
森岡毅さんの本に、リーダーシップの根源は自分の「欲」である、と書かれていて確かに自分は人よりも欲が弱いのかな?とも思ったりしました。
もう少し自分の欲を研究して、少しずつでも決断力を高めていこうと思っています。


▼7年目の学び

とりあえずやってみる。とりあえず続けてみる。

7年目にはじめたことの中で最も自分に影響が大きかったのが、このnoteです。
このnoteをなぜ始めたかというと、2つ理由があります。

①自分のナレッジに対する世の中の方々からのフィードバックを貰いたかったから。
②自分のナレッジを後輩がいつでも見れるようにしたかったから。

①に関しては、上記で触れた通りで、詳細は別の機会にまとめてみようと思います。

②が結構大きな目的で、もともと今年いっぱいで運用チームから離れる想定でいたので、何とか自分の持っている知見を残しておく必要がありました。
しかし、上記でも話した通り、ナレッジ資料を作っても読まれることはほとんどありません。誰にも見てもらえずに腐っていくだけです。
どうすれば見てもらえるかと考えて行き着いたのが、noteというプラットフォームでした。

noteを使えばテキストベースでそれなりの体裁になりますし、資料がどこかに消えてしまう心配もありません。作った後の編集も容易にできます。
この狙いが功を奏して、きちんと活用してもらえるようになりました。

はじめは2週間くらいで10人くらいしかフォロワーさんがいなくて、もはや社内に公開するほうが読んでもらえたんじゃないかと不安になりましたが、
続けているうちに文章を書くコツやトピックの選び方などがわかってきて、フォロワーさんや表示回数が伸びていきました。
半年近く毎週1本以上のペースで記事を書いていますが、文章を書く力はもちろんのこと、インプットの感度向上や(ネット上の)ネットワークの広がりなど、新しい発見がたくさん得られました。
偶然ではありますが、やってみて、そして続けてみることで得られるものって本当にあるんだと実感ができた学びでした。


老害になる不安に気付いた

自分自身をアップデートし続けなければ、あっという間に老害になります。
役割的に、自分が持っている知識を後輩に伝えていく業務の比率が多かったのですが、「noteに一通りまとめてしまえばもうお払い箱じゃん!」とふと思いました。
良いナレッジ共有の仕組みを見つけると同時にこのような不安を感じました。「そんなわけないですよ!」と後輩は言ってくれますが、私は本気で感じました。
これまでの資産(経験や知識)で戦うのではなく、新しい資産を作りにいかなければならない。
広告運用以外にもう一つ二つ自分の軸を作っておかなければまずいと思ったので、そういう環境を求めて結果的に会社を出る決断に至りました。
「順風満帆だったのになぜ?」と言ってくださる方もいますが、私の感覚的には不安や焦りのほうが大きく、守りに入って老害になるくらいなら玉砕覚悟でもチャレンジしたほうが圧倒的に得られるものがあると判断しました。


一緒に戦う仲間を持つ

一人で黙々とテレワークをした期間と、とても元気な新卒社員が改めて誰かと一緒に働く価値を教えてくれた気がします。
私にとっては誰かと働くというのはやっぱりすごく重要なことだなと感じました。
単騎で動いてどんどん周りの人を巻き込んでいくのではなく、周りの人を巻き込みながら色んなことを仕掛けていくタイプなので、
一緒に同じ目標に向かって走ってくれる人がいるとより力を発揮できます。
「周囲に生かされている自分」を認識でき、改めて周囲に対する感謝の気持ちを強く意識することができたのは、7年目の大きな収穫でした。


最後に:終わりを決めることで見えるもの

"終わりから考えろ"と名著「7つの習慣」にも書いてありますが、「死」ではなく、もっと近い「終わり」を決めるのもすごくいいと思いました。

「今年で運用を卒業する」と決意して臨んだ今期はまるで世界の見え方が違いました。
時間は有限にもかかわらず、終わりが見えていないとその有限さになかなか気付けません。
特に広告運用は「終わりのない仕事」なので、特にその感覚が失われやすいように思います。

この1年は、「限られた時間の中で自分は何をすべきか?」とひたすらに考えました。
特に自分が注力すべきと考えたのは、「人への投資」でした。
運用はどんどん自動化されてシステマチックになっていっていますが、そこで勝敗を分けるのは「人」です。
学習の仕組みを理解して、検証プロセスを考案して、実行した結果をもとに次の提案をする。
機械学習がどれだけすごくても、機械にどのような餌を与えるかを握っているのは人間です。
さらに、クライアントの思いに寄り添ってあげられるのも人間の特権です。
もちろん最高の成果を出し続けることが理想ですが、そんな機械も人間もいません。
論理的に考え、人の心に寄り添って、プロフェッショナルな運用をすることが運用者の価値であり、そういう人が増えることで会社の価値が高まります。

属人化して各々がスキルアップして頑張れ!という話ではなく、思いを持った人が増えていくことによって生まれる文化が大事で、文化ができれば細かいルールやマニュアルはいらなくなると思っています。
(そもそもマニュアルやルールで縛られた環境とか嫌だと思いますし)

終わりを決めたことで、本質(自分が本当に大切にしているもの)が見えた気がしました。
尽力したものの結果的に道半ばで会社を出ることになってしまったのは単純に私の力不足です。
不足している部分はこれからどんどんチャレンジして補っていきます。
そして、この借りはいつか必ず返そうと思います。


あとがき

7年間振り返るのは大変でした。おそらく5万字くらい書いたと思います。(笑)
でも振り返ってみて、色んな経験や気付きや感情をどんどん忘れてしまっていることを実感しました。
1度きりの人生なのに、その時々の気持ちを忘れてしまうのはすごくもったいないので、振り返れてよかったですし、これからも続けていこうと思います。(直近3年くらいはしっかり覚えているので見事に長くなりましたが)

途中で「このnote誰の役に立つんだろう?」と思ったりもしましたが、自分の役に立つものになったので満足です。

このnoteを読んでくださった方へ。
良くも悪くも私がどういう人間がある程度ご理解頂けたかと思います。
もし興味を持って頂けましたら、ぜひTwitter等で絡んでください!


今後も発信を続けていく予定ですので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!


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