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*小説❀無花果の花❀(第6章)心の絆

第6章は、医者嫌いな高齢者の病気との付き合い方、独居高齢者の生活。
そして、地域の見守りと助け合いについて書きました。
是非読んでみてください

Ⅵ 心の絆(4545文字)
①謎の契約(596文字)
②医者嫌いの祥子(654文字)
③受診と診断(979文字)
④医師からのアドバイス(534文字)
⑤生活状態に唖然(520文字)
⑥責任感に押しつぶされそうな清(609文字)
⑦祥子の今後の生活は(653文字)

①謎の契約(596文字)
何度か祥子の家を訪問していると、スーツを着た若い男性に出くわした。「祥ちゃん、あの人はだれ?」と聞くと「最近よく来るのよ。話をしていて楽しいの。あの人は礼儀正しいから、玄関の敷居をまたがないで、敷居の外で話をしているのよ」と信頼している様子がうかがえる。何をしに来ているのか疑問であった。

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