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パーソンズ美術大学留学記シーズン3 Week16 #266

Week12から学校がストライキに入って授業がない日々を過ごしていたので、それに合わせて『パーソンズ美術大学留学記』もお休みしていました。

約一ヶ月間に及ぶストライキも、今学期の最終週であるWeek16を前にしてついに終了しました。といっても、いきなり最終課題の発表をしなければならにということにはなりませんでした。学校側からストライキ前までの提出物等で成績をつけるようにという通達も出ているようです。

この記事ではストライキ中の進捗を簡単に書いておくことにします。

Superstudio

公式な最終発表会ではありませんでしたが、学生主催でオンラインでの発表会がありました。私たちのグループはある学会への論文投稿を目指していて未完成だったので、当日の発表はしませんでした。ちなみに、論文はつい先ほど書き終わって無事に提出。もし論文が採択されたらご報告できるかも。

Professional Communication

ポートフォリオを完成させることを目指したこの授業。ストライキ中にも自分なりにポートフォリオを仕上げていき、ひとまず完成させることができました。冬休み中にこのポートフォリオを引っ提げて、就活をしていきます。

Design + Anthropology

ストライキ中は一切取り組みませんでした。

Thesis1

授業がないと誰かとディスカッションする機会もなかったので、自分がこれまで考えたことをまとめたり、今後の方向性を考えてみたりしていました。


個人の感想

「最終課題に向けて取り組んでいくぞ」というクライマックスの時期にストライキに入ってしまったので、なんだか尻切れトンボ感の残る学期でした。ストライキ中は「いつ授業が再開するのかが分からない」という宙ぶらりんの状態が続いていました。某感染症によってこれまでの日常が過ごせなくなった時の戸惑いを、もう一度体験しているような一ヶ月間でした。

でも、この経験から学んだこともあります。毎週決まった時間に決まった場所に集まることが生活にリズムをもたらすこと、他者との対話によって考えが更新されること、周囲の状況に惑わされず自分のペースでやり続けることなどなど。

「ストライキのせいで学びが妨げられた」とも言えますが、学びというのは学校の授業を受けることだけではありません。自分次第で学び続けることはできるのであり、自分の怠惰さを環境のせいにしてはいけないとも思わされました。


まとめ

何はともあれ、ようやく冬休みに入ります。ストライキで授業が受けられなくなるという予想外の出来事がありながらも、学会に論文を投稿したりポートフォリオをつくったりして、ひとまず形のある成果物が残ったのは個人的には満足です。今学期もよく頑張りました。

さて、冬休み中は今学期の学びを整理してみようと思っています。来学期が終われば卒業なので就活もしなければ。中途採用(キャリア採用)枠では実務経験を求められる場合が多く、留学期間をどのように評価してもらえるのかはわかりませんが、とりあえず応募してみます。こうした就活の話もnoteで書いてみるかもしれません。

おまけ

先日、パーソンズ美術大学への留学を検討している方からnoteの「クリエイターへのお問い合わせ」を通して連絡をいただき、オンラインでお話する機会がありました。何か個別に相談したい方はこちらからご連絡ください!


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