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パーソンズ美術大学留学記シーズン2 Week6 #135
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今週と来週は期限が迫っている課題が多くて記事を執筆する余裕があまりないので、ショートバージョンでお送りしますのであしからず。
Speculative Studio
Speculative Designについて、Matt Malpass氏から話を聞きました。
今回の授業で考えたことはこちらの記事に別途書いたので、ご参照ください。
Global Mental Health
今回もゲスト講師を招いて、Problem Management Plus(PM+)を実践されている方からのお話を聞きました。
印象的だったのは、メンタルヘルスケアに携わることの過酷さです。24時間365日対応しなければならず、自分の子供の誕生日であってもクライアントを優先することになるとおっしゃっていました。なぜなら、もしその連絡をないがしろにしてしまったら、クライアントが亡くなってしまうという最悪のケースもあり得るからです。
メンタルヘルスケアに興味を持ってこの授業を受けることにしたものの、それは自分が受診する・ケアを受ける側として興味を持ったからでした。もし自分がケアする側になりたいのならば強い覚悟が必要になると思いました。人が苦しんでいる状況を助けることを仕事にする責任の重さをあらためて学ぶことになりました。
こんな過酷な仕事を続けるかもしれない学生に向けて覚えておいてほしい言葉は、"take care of your mental health"だそうです。あまりの過酷さで"Burnout(燃え尽き症候群)"に陥る恐れがあるそうで、メンタルヘルスケアを施す側の負担について考えさせられました。これまでの授業で教わった"Task-Sharing"というアイデアは、こうした負担軽減も目的としています。
また、別の授業でケアについて考えた時、MutualやReciprocolという相互性を表す単語に注目したことを思い出しました。「ケアする側」と「ケアを受ける側」という一方通行の関係では、どこかでケアをする側に精神的・体力的な限界がきてしまうということを、現場の人から聞くことになったと言えそうです。
まとめ
来週の授業が終われば、再来週は1週間のSpring Breakを迎えます。その時にあらためて記事をじっくりと書く予定ですので、今週はこのへんで失礼します!
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