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マスクの扱い方と手指消毒

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現在公開している「トイレと新型コロナウイルス感染症予防」の第2回は「マスクの扱い方と手指消毒」です。東京医療保健大学で感染制御学を専門とする菅原えりさ教授をお招きして、お話をお聞きしました。

この記事では、大切なポイントを1分で読める(400~600文字)ようにまとめました。詳しくはyoutube「オンライン日本トイレ研究所」をご覧ください。

マスクの目的

マスクには、自分を守るという役割があります。ですが、今、私たちがマスクをしなければならないのは、もう一つの役割の方が大きいと思います。新型コロナウイルス感染症は無症状の人も多いので、自分がウイルスを持っているかもしれないということを前提に、自分の飛沫を外に飛ばさないようにすること、つまり他人にうつさないようにすることです。

マスクの扱い方

不織布マスクでも布マスクでもしっかり顔に密着するようなサイズを選ぶことが大切です。
食事でマスクを外すときは、ビニール袋やケース等にしまって保管することが望ましいです。マスクの外側は外気により汚いものが付着している可能性がありますし、マスクの内側は自分の呼気や唾液が付着している可能性がありますので、その辺に放置してはいけません。また、マスクを捨てる場合は、ごみを片付ける人や収集する人に配慮して袋から飛び出さないようにしてください。

アルコール手指消毒

汚れたままの手でアルコール手指消毒すると消毒効果が十分に発揮されないので注意が必要です。
アルコール手指消毒に関して、ポンプ式の場合はポンプを下まで押し切ることが必要です。そうすると約3ミリリットルの量が出ます。イメージとしては、手の指の間から滴り落ちるくらい、もしくは15秒以内に乾かないくらいの量です。また、ジェルタイプは、手のひらに500円硬貨大の大きさを手に取ることを目安にしてください。

いずれにしても、私たちにできることは、一人ひとりが基本に忠実に、マスクや手洗いを徹底することです。大変な日々が続きますが、力を合わせて乗り切りましょう。


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