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赤ちゃんの浣腸

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赤ちゃんの便秘シリーズの第3回は「赤ちゃんの浣腸」について。小児外科医の中野美和子先生をお招きして、お話をお聞きしました。

この記事では、大切なポイントを1分で読める(400~600文字)ようにまとめています。詳しくはyoutube「オンライン日本トイレ研究所」をご覧ください。

赤ちゃんの浣腸は、どんなときするの?

浣腸は、便秘で自分の力でうんちが出せないときにします。
一般的にうんちが出ないときの方法としては綿棒刺激が簡単ですので、綿棒刺激をやってみるのがよいですが、必ずしも効くわけではありません。
離乳食を始めたあとは、形のあるうんちになってくるので、かたくなって出ないうんちを綿棒刺激で出そうとすると、かき出すみたいな感じになってしまい大変です。
綿棒刺激は1分もやれば十分で、それで出なければ浣腸となります。
浣腸の中身はグリセリン液を水で割ったものです。肛門にうんちの刺激プラスアルファの刺激を与えるものであって、身体に吸収されるものではないので、気軽に使用してよいです。

浣腸はクセにならないの?

浣腸をやめてうんちが出なくなると、浣腸がクセになっていると思い込まれる方がいます。ですが、それは便秘がクセになるのであって浣腸がクセになっているのではありません。浣腸をやめて出なかったら、浣腸をすることが必要です。
子どもの便秘は、肛門のすぐそばにうんちが溜まっているタイプが多いので、そこにうんちが溜まるクセがついてしまうと直腸が鈍くなります。それを放っておくと、どんどん鈍くなってうんちを出すのが大変になるので、気軽に浣腸してうんちを溜めないようにするのが大事です。

中野美和子先生が丁寧に解説していますので、ぜひ動画をご覧ください。チャンネル登録もよろしくお願いいたします。


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