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インデックス投資は勝者のゲーム 【忙しい人のための要約・まとめ】


今回紹介する内容は投資信託会社バンガード・グループの創業者兼元会長であるジョン・C・ボーグルさんの『インデックス投資は勝者のゲーム』の一部分です


👇こんな人にオススメ👇
・インデックスファンドについて詳しく知りたい
・お金の不安から解放されたい
・幸せな人生を送りたい


▪︎インデックスファンドとは?


インデックスファンドとは『特定の株価指数に合わせて運用する投資信託』のことです


・株価指数:市場全体の株価変動を示したもの
例:日経平均、NYダウ、S&P500

・投資信託:プロにお金を預けて購入する株を選んでもらう仕組み


投資信託にはインデックスファンドの他にも市場全体の値動きを上回る運用を目指す投資信託として『アクティブファンド』というものもあります

アクティブファンドは株価指数以上の運用を目指していますが、必ずしもそれを達成できるとは限りませんし、手数料も高い傾向にあります

インデックスファンドは株価指数に合わせて運用するだけなので、プロとしても手間が少ないのに対して、アクティブファンドは株式指数以上を目指してたくさんの調査や分析をするので運用する際の負担が大きく、その分手数料も高くなるということです

つまり、投資するならアクティブファンドよりもインデックスファンドが良いということです



▪︎インデックス投資で資産を増やす方法


・株価指標に勝つのは難しい
・手数料は安い方がいい
・優良インデックスファンドを選ぶ
・債券ファンドも一緒に保有する
・株式と債券の割合は人それぞれ
・アドバイザーを頼らない
・じっと待つ


・株価指標に勝つのは難しい

『S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社』のレポートによると、2001年〜2016年の15年間にわたりS&P500という株価指数に負けたアクティブファンドの割合が記載されていますが、およそ90%ものアクティブファンドが運用でS&P500に及びませんでした。つまり、ほとんどのアクティブファンドがS&Pに連動したインデックスファンド以下の成績になったということです

10%の可能性を信じてアクティブファンドから良さそうなものを選び投資するのか、90%の割合で勝てるインデックスファンドに投資するかと選択を迫られたときに、インデックスファンドの方が魅力的に感じるはずです



・手数料は安い方がいい

インデックスファンドをオススメする最大の理由は手数料が安いからです。投資信託では『信託報酬』という形で運用を任せた資産の何%かが差し引かれてしまいます。インデックスファンドでは運用側の手間が少ないのでパーセンテージは低めですが、アクティブファンドは高い成果を出すために人手や時間をかけているのでどうしてもパーセンテージが高くなってしまいます


例:100万円を運用する

インデックスファンドで5%の利益が出た場合
・自分の資産は105万円
・そこから0.1%の信託報酬が引かれると104万9000円

アクティブファンドで株価指数を超え6%の利益が出た場合
・自分の資産は106万円
・そこから2%の信託報酬を引かれると103万9000円


つまり、アクティブファンドでうまくいったとしても手数料の違いによって手持ちの資産は変わってくるということです

もし、アクティブファンドに投資したいのであれば株価指数を超えた運用ができる上に投資報酬もなるべく安いところを選ばないといけません



・優良インデックスファンドを選ぶ

お金を増やすために投資を行っているのに、信託報酬や買付手数料が高いファンドを選ぶのは避けていきましょう。インデックスファンドといってもものによってはかかるコストは結構違ってきます

例えば、100万円を運用したとします。信託報酬が0.1%であればその額は1000円ですが、0.5%であれば5000円になります。また、ファンドによっては買付手数料を取ることもあります。これは投資信託を購入するたびに1%などの手数料がかかるということです



・債券ファンドも一緒に保有する

債権とは国や企業が発行する借用証書のことであり、銀行からお金を借りると返済するときに利息がつきますが、それと同様に債権を持っていると国や企業が支払った利息の一部が自分の手元に入ってくるということです。この債権を中心に資産運用をしているのが『債権ファンド』です

これまでの歴史を振り返ると、株式の方が債権よりも大きなリターンを得られることが多いですが、債権は株式よりも変動率が低いので景気によって価格が乱高下する株式とは違い、急に不況になっても心を乱さずにどっしりと景気が好転するのを待つことができます。つまり、安心のために債権ファンドも持っておいて損はしないということです



・株式と債券の割合は人それぞれ

専門用語として『アセットアロケーション』という言葉があります。これは運用する資金を『どこに』『どんな割合で』投資するのかを決めることです

著者は若者は株式と債券の割合を8:2にすることをオススメしています。自分が目標値している資産額に届いた段階でより保守的な債券の割合を増やしていくことが良いと紹介されています



・アドバイザーを頼らない

余計な人が介入することで手数料を取られてしまい、手元の資産が減ってしまいます。なので、安易にプロに頼るのは避けた方が良いです



・じっと待つ

投資の神様とされている、ウォーレン・バフェットさんは『ほとんどの投資家が普通株式を保有する最良の方法は最低限の手数料を課すだけのインデックスファンドを通して行うこと』と言っています

つまり、この言葉を信じてインデックスファンドに投資し続けることが大切です

投資をしていると、資産が増えたり減ったりしてしまいますが、たとえ資産が増えていかない時期が続いたとしてもインデックスファンドを捨てて別の投資方法に乗り換えてはいけません。辛い時期もじっと耐えて、資産が増えていくのをじっくりと待ちましょう



▪︎【結論】投資には絶対はありません


インデックスファンドへの投資は良い選択だということを理解したと思います。しかし100%絶対に資産が増えるというのは言い切れません

実際に投資を始めるときは自分でちゃんと勉強するようにしてください

自分のお金を使うので、しっかり勉強し、納得した投資先に投資していきましょう

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