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ストレス社会で「考えなくていいこと」リスト 【忙しい人のための要約・まとめ】


今回紹介する内容は精神科医である井上智介さんの『ストレス社会で「考えなくていいこと」リスト』の一部分です


▪︎ストレス社会で考えなくてもいいこと


・『自分が悪い』と考えなくていい
・『いつまでこれが続くのだろう』と考えなくていい
・『失敗したらどうしよう』と考えなくていい
・『なんであいつばっかり』と考えなくていい
・『やり返してやる』と考えなくていい
・『誰にでも笑顔でいないと』と考えなくていい
・『やる気を出さなくては』と考えなくていい


・『自分が悪い』と考えなくていい

人間というのは怒られ続けていると、本当は相手が悪くても次第に『自分が悪いのかな』と考えてしまう生き物です

なので、何でもかんでも怒ってくる上司というものは厄介です。そういう人は他人のミスを責めることで自分の正しさを証明したいだけなので、良い関係を作ろうと思わず適度な距離感をとることが大切です。心理的距離と物理的距離をとっていきましょう。心理的距離とは相手に対して無関心になることであり、物理的距離とは相手の近くに行くことを減らすことです



・『いつまでこれが続くのだろう』と考えなくていい

嫌いな人が職場にいて明日も明後日も顔を合わせなくてはいけない状況に対して『いつまでこれが続くのだろう』と考えてしまい、しんどくなってしまいます。人間というのは、いつまで続くかわからないものに対して大きなストレスを感じてしまうのものです。ゴールがどこか教えてもらえないままマラソンを走るようなものであり地獄ですが、そんな時は『期間限定思考』がオススメです

『いつまでなら耐えられるか』という期間を自分で決めて『あと1ヶ月我慢してみて無理そうなら転職しよう』という風に期間限定で我慢することを決めることです。別に仕事をやめなくても、この思考法を使うことで『いつでも辞めようと思えば辞められる』という心の余裕が生まれてストレスが和らぎ、案外無理なく続けられることができます



・『失敗したらどうしよう』と考えなくていい

人間は誰でもミスをしますが、仕事では完璧が求められます。『失敗したらどうしよう』と怖くなりストレスを抱えてしまう人は多く、相手に完璧を求めている人間は『自分は完璧だ』と思っており、周りにも同じレベルを求めてしまいます。相手に完璧を求める人の心の奥底には自分を求めてほしいという『承認欲求』があります。要するに『あの人は完璧だ』『すごい』と褒めてほしいのです

もし、先輩からの要求レベルが高すぎて上手く対応できなかった時は『すみません、先輩なら上手くいったと思うんですけど自分はまだまだです』という感じで相手を気持ち良くさせておきましょう。相手が求める100に対して80しか出せなかった時に、残りの20を承認欲求で埋めてあげましょう



・『なんであいつばっかり』と考えなくていい

人間は誰でも成功している人を羨ましいと思ったり、僻んだりしてしまうものです。とはいえ、僻みを感じすぎて相手の全てを否定するようになると相手の邪魔をしてやろうとか、仲間外れにしてやろうという負の感情が生まれてしまい、自分にとってもいいことはありません。誰かを妬ましく思ったときは、その背景を見る癖をつけましょう

例えば、上司に褒められている同僚がいるのであれば、なぜ褒められているのかという原因を考えることです。すると、同僚は陰でものすごく努力をしていて、上司がそれを評価していることがわかってきます。妬ましいと感じる人のいいところを真似ていきましょう



・『やり返してやる』と考えなくていい

あまりにも理不尽なことを言われた時は流石にやり返したいと考える気持ちもわかりますが、その感情をしっかりとコントロールしないと会社の中での立場を悪くしたり、最悪人生を左右するトラブルに巻き込まれかねません。よくニュースで見る『カッとなってやった。今は反省している』というふうになりたくなければ、『タイムアウト法』を試しましょう

時間が経って、怒りが収まるのを待つということです。1番ダメなのはイライラした相手が視界にいることです。相手と話していてイライラしたらその場から離れてトイレに行ったり、外の空気を吸いに行ったり、体を動かすことで感情がだんだんと落ち着いていきます



・『誰にでも笑顔でいないと』と考えなくていい

嫌いな人でも笑顔で接していると、自分の脳みそを騙して心が思っていることと実際にやっていることが噛み合わないため、かなりの負担になります。嫌いな相手に笑顔になってしまうのは、『あなたの敵じゃないので攻撃しないでね』という心理が働くからであり、どうしても笑顔で接してしまいますが、逆に関係性が深まりますます嫌いな人と絡みが多くなっていきます。なので、明日から絡みたくない相手には笑顔なんて作らずに無表情でOKです。笑顔を向ける相手を自分で選んでいきましょう



・『やる気を出さなくては』と考えなくていい

やる気は出したいと思って出てくるものではありません。やる気を出すためには『タイマーをかけて締め切りを意識する』という方法がオススメです。夏休みが終わる直前になって宿題を頑張ったりしますが、人間は締め切り直前になると自然とやる気を出して頑張れる生き物です。さらに『作業興奮を起こす』という方法もオススメです。簡単な作業からでも始めてみることでだんだんと脳が興奮しやる気が出てきます



▪︎【結論】ストレスに悩んでいる人の多くは考えすぎている


ストレス社会を生き抜くには考えすぎないことです

日々ストレスを感じているのであれば、それは考えすぎが原因です。もしそのままの状態が続いてしまうのであれば精神的に粒れてしまいかねません

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