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女性よ、大志を抱こう #22

こんばんは。遅くなってすみません。自分の番だと気づいていなかったよ!

紙の本はもうやめる。そう思っていたけど、紙しかない本も多いよね。久しぶりにブックオフに行ったら、読みたかった本が複数あったので、興奮して買って来てしまった。

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中高生の頃、とある街のブックオフに行って、安くなったファッション誌を大量に買い込んでくるのが大好きだった。ものすごく重くなって、今にも裂けそうで頼りないビニール袋を持って電車でトコトコ帰っていたんだけど、それを思い出した。

最初にザザーと読んだのが「LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲」。「女性よ、大志を抱こう」というメッセージを込めて書かれた本で、確かに読むと管理職になりたいな、ならなきゃな(ポケモン?)と鼓舞される本だった。

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だいたい目次だけで、内容は想像できると思う。序章にだいたい言いたいことはまとまっていて、あとは具体的な筆者の経験が書かれていた。ちょっと事例が細かすぎるけど。

序章 内なる革命
1. 怖がらなければ何ができる?
2. 同じテーブルに着く
3. できる女は嫌われる
4. 梯子ではなくジャングルジム
5. メンターになってくれませんか?
6. 本音のコミュニケーション
7. 辞めなければならないときまで辞めないで
8. パートナーをほんとうのパートナーに
9. スーパーママ神話
10. 声を上げよう
11. ともに力を

ちょうど評価面談の前だったので、「自分の実績を主張することは、より多くの成功をたぐり寄せることにつながる。こいつはできると思われることが昇進や抜擢のカギとなるのだから」というのは、なるほど、と思った。アピール必要だよねと。

序章では「本書は、一方踏み出すための本である。自分の目標に向かって果敢に進むための本である。高い地位につき力をもつ女性が増えることが真の平等の実現に欠かせない要素だと私は考えているが、その一方で、成功や幸福の定義が一つではないことも理解しているつもりだ」、「女性一人一人が一歩踏み出すことによって、私たちは真の平等という大きな目標に近づくと信じている」などとある。うんそうだよね、と思う。

ちょうど最近チーム替えして、これまで結果を出して来て、人柄もよく人格者なので、他の人を飛び越えて初めて管理職になった人がいる。この流れを会社で目の当たりにしているのもあり、私も金をもっともらうためには(お金大好き!)「上に上がらないといけないなぁ〜継続的に結果を残していかないとなぁ〜そして愛想よくしないとな〜」などと思っていたところだった。ちょうど下半期スタートだしね!

あと予想外だったのは、アメリカも日本とほぼ同じ状況なんだなということ。面白かったのは、「予定もない妊娠出産に怯えて、女性がキャリアを積むことができなくなっている」という指摘。今日のLINEで出た話でもあるけど、メディアが「子育て大変」「保活大変」と煽りすぎている部分もあるよねもちろん大変なのは確かなんだけど、1を100として捉えがち。メディアリテラシーの問題もあるし、メディアの取り上げ方の問題もある。

そういえば日本で本がベストセラーになるくらいの有名な女性起業家って誰かいたっけ…などと考える。あと、アメリカだと専業主婦はボランティア活動に勤しむんだね。


一方で検索していたら、こんな批判も出ていて面白かった。https://courrier.jp/news/archives/98607/

企業の出世階段をのぼっていく女性に「自助努力」を促すだけの本
サンドバーグと似たような立場のエリート女性やメディアが、「これは、いままで女性が言えなかったことを言っている、これは女性がもっと自己主張するための前進の書だ!」と絶賛したせいで、我々はあの本が女性「全体」の権利を向上させてくれる革新的な書だと、勘違いしてしまった

まあ確かに、この女性の経験は「キャリア女性」ならではのものであることは間違いないけれど、これはこれだし、それはそれだ。

ということで10月からもやることが溜まっているので、ガシガシやっていきたいと思います。

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