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笑いと音楽の関係性について

先日、DVDレコーダーにサカナクション山口一郎さんの番組「シュガー&シュガー」(NHKEテレ 金曜日10:30)が勝手に録画されていた。以前の予約が残っていたのだ。さすがは我が家で2番目に賢いと言われるだけのことはある。ちなみに1番はボタン一つで適温適量の風呂を沸かす通称「風呂姉(ふろねえ)」ことノーリツのマイコン給湯器だ。

笑いと音楽には切っても切れない関係がある。寄席では三味線や太鼓が演芸を盛り上げる。チャップリンは自ら映画音楽を作曲した。ドリフターズも元々音楽バンドだった。しかし、今は「笑い」と「音楽」の分業化が余りにも進み過ぎていないだろうか。

それでも時折、笑いと音楽を同時に楽しめる番組が現れる。かの長寿番組「SMAP×SMAP」もそうだったし「桑田佳祐の音楽寅さん」も思い出深い。最近では星野源さんの「おげんさんといっしょ」も良かった。

「シュガー&シュガー」はその流れを汲みつつ新たな領域に突入した感がある。クールでスタイリッシュでおバカな独特の雰囲気は山口さんにしか作れないのではないか。真面目な音楽×真面目な〇〇が笑いに転化する不思議な「音楽実験」を是非ご覧いただきたい。

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