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さがえはとってもいいところ。

さがえはとってもいいところ。


旅日記です。
2/25から一泊二日。短いですが、久しぶりにしっかりと旅に出かけました。先月の樟葉は夜行バスで向かって「観光」がほぼなくイベントのみだったので、こんな風にゆったり観光も含められたのは1年ぶりでした。
うーん!あちこち出かけてるのに弾丸が過ぎるなあ。

今回の目的地は山形県寒河江市。
寒河江市の公式キャラクター、さくらんぼの妖精「チェリン」が、大好きな仲間(自分達では「夫婦」と言ってますが)「ふにゃっしー」を寒河江に久しぶりに呼んでくれました(昨年の「チェリあそ」イベントが中止になったこともあり、寒河江には2020年のチェリツアー以来かと思います。3年ぶりか~ (…と思ってたら、2021年秋にファンミで寒河江に行ってるそうでほんとは1年半ぶりでした。追記)

チェリン
山形県寒河江市イメージキャラクター
寒河江名産・さくらんぼの妖精さんです。


ふにゃっしー
船橋市非公認キャラクター、ふなっしーの飼い猫・ふにゃっしーです。

見つめ合うふたり♡


ふにゃっしーは2/24が誕生日なのですが、2/22のバースデーライブからこの寒河江行きまでを「バースデーウィーク」としてまして、せっかくなら全部見届けようじゃないか!と寒河江行きを決めました。
決められたのはえきねっとの割引運賃+山形県の旅行支援割引のおかげもありました。ありがたやー。

イベントは寒河江の名刹・慈恩寺の麓にある交流施設「慈恩寺テラス」を会場に2/26に開催。それに合わせて前の日に寒河江入り。半日の観光ではありましたが、ふにゃっしーやチェリンの言うとおり「やまがたは、さがえはとってもいいところ」でした。ほんとに。

イベントの様子は別でまとめることとして、こちらでは短い中でも堪能してきた寒河江旅をまとめていきたいと思います。

食べ物、うまし。

寒河江の名物、山形の名物、と言われて正直、咄嗟には思いつかなかった、これまで。
サクランボはもちろん、蕎麦はなるほど…なんですが(水のきれいなところは蕎麦はうまい)、すっかり抜けていた、そういや平田牧場があるよね、山形!

https://www.hiraboku.info/

てことで、山形駅でランチにいただいた、平田牧場の三元豚ッ!ロースッ!(若くないのに)

分厚ぅ

キャンペーンで安くなってたんですよ。 揚げたてサクサクの衣とやわらか~いロースと。
いきなりお腹いっぱいです。 甘くて幸せの味だった♡

(ちなみに本当は寒河江で蕎麦でも食べようかと思ってたんですが、寒河江駅ではSuicaが使えないのにうっかり切符を買わずに新幹線から在来線に乗り換えてしまっていたことに発車間際に気づいたという…慌てて降りて切符買ってたら電車が行ってしまったための山形駅ランチでした。左沢線、1時間に一本なのねん…) 
※2024年春から寒河江駅もSuica対応するそうです(でもまだ仙台エリアのみで、首都圏からまたいでは使えないそうな)。


ゆっくり寒河江に入り、観光してホテルにチェックイン。夕飯はどうしようかなーとホテルでもらった地図を眺めてたら、まわりに何軒か「やきとり屋」さんがある。

と言うても、寒河江のやきとりは豚肉なのです!鶏じゃないのだ。
(埼玉県でも東松山がやっぱり豚肉で「やきとり」ですね)

市のサイトにちゃんとページがある。昭和30年代にルーツがあるそうです。もう80年近い、これは立派に文化だね。

https://www.city.sagae.yamagata.jp/sagae/tokusan/sagae-yakitori.html

最初に行こうとしたお店、とっても綺麗なお店だったんですが、コースのお客さんが多かったようで、お出しするのにかなり時間がかかるので…と断られてしまい(おうふ)。

次に向かったのがこちら「やきとり庄ちゃん」でした。

からり、と扉を開けると、6人ほど座れるカウンター、その後ろに4人がけの座敷席。カウンター左手にも4人がけふた組、8人がけひと組…くらいかしら、座敷席。

見るとカウンターはふた席、空いてるものの、めちゃくちゃにぎやか。これはだめかしらー??と思ってると、ご主人と思しき方が元気よくカウンターどうぞー!と言ってくれる。
ホッとしつつ、梅酒お湯割りをオーダー。

その後も入れるー?と次々、お客さんが顔を出すのですが、座敷はすでに予約含めていっぱいで、ふたりでも入れない状況。
ひー、あぶなかったー!
18時過ぎでそんな感じなので、地元の皆さんが夕飯に使うお店なんだなあ、きっと。

梅酒のお湯割りで一息

お通しは青菜の漬物で、ふむふむ、と口に含むと、えっ、からーい!んまーーーい!

青菜漬(せいさいづけ)と言って、山形のお漬物でした。辛味は味付けではなく、青菜にそもそもあるんですって! 後を引く美味しさで、帰りに山形駅で見つけて買って帰りました。
うーん、酒が進むぜー。

メニューは、シンプル。
豚モツを中心とした焼き物と、いくつかのおつまみのみ。 
締めのご飯だの麺だのデザートだのナッシング。ストイックだ。
冬はおでんもあるらしく、メニュー表の隣のおでんの旗に気づいたのはオーダー後で、胃袋的にもう頼めなかった。残念。

ご家族でやってるらしく、串物はお母さんが、肉豆腐やおでんなどのお皿ものと会計は奥さんが、全体の切り回しはだんなさん。お子さんも配膳のお手伝いをしてる。そんな風景でした(言うて、ご家族じゃなかったらすみません)。

ししとうに椎茸

野菜はししとうと椎茸。
椎茸が肉厚でめちゃんまーでした。

ほかに写真は忘れたけど、サガリの漬け串(横隔膜の下の方ですな)と、こちらのレバーを。

えっ、これほんとレバー?ってなるくらい分厚い

このレバーがねー、絶品でした!
しっかり火は入っているのに柔らかいの。たまらーん!

ポテサラはポテトがフワッフワでした。
肉豆腐は、予想の1.5倍量のボリューム!ひー!

どどーーーん(おかわりビールもどーん)

もうちょい、串も食べたかったけどもう無理でした!!(笑)

さらにお客さんも来そうだったので、さくっと1時間ほどで失礼しましたが、いやぁ、楽しかったなー。
山形の言葉で喋る陽気なお兄さんたちや家族連れのワイワイした喧騒の中に、ひとり、よそもんがいても全然構わないでそっと受け入れてくれる空気が嬉しかったです。

お店を出たら、わあ、雪がー! 日中、全く降らなかったのでびっくり。さくさくとホテルに戻りましたとさ。
次の寒河江行きのときも、ぜひ寄りたいです。ほかの豚モツも食べたーい!

ごちそうさまでした!


翌日のイベント会場は慈恩寺テラスでした。

https://jionji-terrace.jp/


国史跡の慈恩寺さんのふもとで、慈恩寺についてのPRや、観光案内、地元のみなさんのコミュニティとして運営されている、新しい施設です。

こちらのカフェで、当初は寒河江と言えばの肉そば…と思ってたんですが、前夜も肉だったのでつい、げそ天カレーにしてしもた(笑)
寒河江、げそ天が人気なんですね。
あと、肉そばは、ざるがデフォルト(冬でも!)って言うのも知らなかったしびっくりでした。寒い地方なのにね~。

カリカリのゲソ天

テラスカフェの名物、季節のソフトクリーム。ほんとは1月で終わってたのを限定で復活させてくれていた、うさぎソフトクリームをば。
うさぎはホワイトチョコです。
カラフルなおいりがアクセント。

ちなみに2月の季節のソフトクリームは苺でしたー

そして、この日、特別メニューとして用意されていたのが、「チェリふにゃパンケーキ」でしたー!

かーわーゆー

パンケーキにパウダーシュガーでふにゃっしーとチェリンを描いたものに、冷凍のサクランボとチェリンのおせんべいを添えてありました。
ふにゃっしーのひまわりは、パンプキンクリーム。
かわいくおいしくいただきましたにゃっしー!

土産開陳。

時間的にそんなに買えなかったけども

寒河江では買い物する余裕がなく、山形駅にて。オランダせんべいは酒田の名物でしたな…庄内米の軽やかなサラダせんべいです。止まらないやつ。
青菜漬はまだ試してないけど、同じ味かなー。楽しみ。
慈恩寺くるみゆべしは、実は、慈恩寺テラスさんでギャラリーのクイズラリーに挑戦、正解して引いたくじで当てたものなのでした。
胡麻がたっぷりかかっててんめかった!(ゆべし大好き~)

景色、うつくし。

さてさて。
寒河江では、主に寺社廻りをば。御朱印を集めてるのもあるんだけど、なんかね、寒河江、犬も歩けば寺に当たる、ってくらい、寺が多かったんです。戦火を逃れて歴史がずっと継承されてきたってことなんだろうな。

昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で大活躍だった大江広元以降、大江氏が寒河江城を築いて一族で長く寒河江を治めており、その後、戦国時代は最上氏が支配したものの今も大江氏ゆかりの史跡がたくさん残っています。
昨年、そのあたりかなり整備したようで、新しい説明看板があちこちにありました。


長念寺

まずは、駅から徒歩で長念寺さんへ。
最上三十三観音の第16、長岡観音。

神仏習合の名残か、鳥居がどんとあってびっくりした

本当ならもう少しこの時期、雪はあって、境内も雪囲いされた木々が雪を湛えてるそうなんですが、この日はすっかり土が見えてました。市内に残ってる雪は1ヶ月くらい前のだなあ、と寺僧さん。

こちらの寺僧さん、もんのすごくやさしくて、あとおしゃべりで(笑)丁寧に対応していただきました。この時期、そんなに観光に来る人もおらんのかも?

堂内には仏像がたくさんあって、五智如来像も素敵でしたが、木造の不動明王像がなんともフォルムにあったかみがあって素敵でした。

何しにきたの?と聴かれてチェリンに会いに…と話したらもちろん知ってらして、ここにも来たことあるよ~とアルバムを見せてくださいました。
夏には庭園の枯山水が見事だそうで(体験できるんですって)、夏にもおいで~サクランボなんぼでも食べさせたげっから、と朗らかに。Instagramも始めたのよー!っておっしゃってたので、皆様もフォローしてね!

https://instagram.com/nagaoka.16


澄江寺

ちょうこうじ、です。
寒河江八幡宮に向かう途中、ばったり行きあったお寺。
ここがねえ、すっごい素敵でして。

寒河江城の辰巳門を移築した山門

周りに川が流れていてその水音も素敵だし、山門が素敵だし、本堂も素敵だし。奥に墓地があって、大江氏13代、大江知廣夫妻の五輪塔を拝めます。
誰もいなくてとても静謐でした。

寒河江八幡宮

澄江寺からぐるりと回っていったので、表ではなく、裏参道に到着。

裏参道入口

この、裏参道そばにある厳島神社がまたこれ、素敵でした。藤棚があって、お社をぐるりと堀に囲まれていて、太鼓橋を渡って参詣する形。
あー、藤の花が満開のときに来てみたいー!

美しい佇まいの厳島神社

裏参道を上がっていくと、末社摂社がいろいろあって、その奥に本殿と参集殿。東北の寺社の冬の風物詩、雪囲いで覆われていて、あー、東北さ来だなぁ…という気がする。
(余談ですが青森に3年間暮らしたことがあり、冬の雪生活の厳しさは知っております。雪かきしんどい!)

本殿と参集殿を渡り廊下が繋いでいて、風情がありました。

参詣後、御朱印をいただいてる間、社務所に展示されていたお雛様を拝見。
羊毛フェルトの猫探しという企画もやっていて、お雛様の隙間という隙間に猫がいてなんともほっこり。猫探しのヒントになっちゃうものはSNS投稿禁止でしたので、猫の代わりに狆をば。
古いお雛様ってちょっと怖いけど、猫探しのおかげでほっこりしました。

狆、リアルよ


本殿と大きな杉の木。まだ花粉はこちらは飛散してなかった模様。症状がほとんど出なくて楽だった…雪のおかげもあるのかな?

もっと積もってて欲しかった気も←観光客論理

狛犬は表参道でしか見かけなかったなあ。古びてて良き狛犬です。

ちょけてる狛犬、好物
森にはフクロウが暮らしてるそうですよ

境内そのものはそう広くはないのですが、鎮守の森が大きく境内を囲み、風格を感じる神社でした。流鏑馬を継承してるんですね(神社前の通りが「流鏑馬通り」でした)。見に来たいなー。

慈恩寺

旅の大きな目的はチェリンとふにゃっしーに会うこと、そしてこの慈恩寺さんに伺うこと、の2つでした。
前日は日中あれだけカラカラだったのに夕方から降り始めて、この日は降ったりやんだり。山門前もめっちゃ積もってて、歩いて行くのはしんどかったと思う。

2月末で終わっちゃいましたが、ワンコインタクシーという、寒河江の主な観光スポット間を500円で移動してくれる市のサービスがあったのでホテルから山門までタクシーで行けたのはラッキーでした。
(ホテルから行ったらメーターは2300円を超えてたよ~~!)

雪の中の山寺。綺麗、しかなかったです。
澄んだ空気が心地よかったー!

雪囲いされた山門
不動堂

不動明王のおられるお堂の隣には矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制吒迦童子(せいたかどうじ)。おふたりも雪囲いに守られています。
東北三十六不動尊の第一番霊場。案内のパンフレットをいただきましたが、行ったことのあるお不動様はおられなかった。うーん、いつか巡ってみたいぞ(お金と時間がー!)。

本堂は今、茅葺屋根の葺き替えの真っ最中、完成は来年秋とのこと。
本尊、木造弥勒菩薩及諸尊像は秘仏ですが、2019年には市制60周年を記念して開帳があったそうです。いいな~。

本堂(弥勒堂)内部は有料拝観。入ってすぐの天井画、龍や天女の姿に圧倒されたあとは、内部へ。本尊は非公開ですが、木造阿弥陀如来坐像ほか、いくつかの仏像を拝むことはできます。
本堂正面に秘仏お前立の小さな菩薩様(弥勒菩薩とされていますが、冠をかぶっていて虚空蔵菩薩では?という説もあるそうな)の隣の持国天、多門天の二天立像。これは2021年に修復のためのクラファンが行われて修復後のお姿です。私、天部は足元の餓鬼を見るのが好きでして(変かな~)、いい顔してました。
入口に鋳鉄仏餉鉢という、若返り祈願の御鉢があるんですが、しゃがんで頭を入れればいいのに立ったまま入れてしまって超恥ずかしかったっす…(照)
奥にはずらりと仏像・立像があり、木造阿弥陀如来坐像のお顔から、す~っと蜘蛛の糸が伸びているのを見てなんとも感慨深く。真冬の雪深いお寺で蜘蛛が仏にすがって生きている。

薬師堂の見学は本堂同様、有料。

本堂から薬師堂まで、寺僧さんが拝観の管理がてら説明してくださいました。
薬師堂には国指定重要文化財の木造十二神将立像がずらり(一部は江戸時代の作、また、鎌倉時代のものも後年、修復のあとがあり、それで国宝にはならなかった模様)。
これがねえ!!! ポストカード買わなかったのほんと失策でしたけど、素晴らしい躍動感でした。十二神将の立像としては珍しいと思う、筋肉隆々だったり(胸がはだけてるのとかある)、表情や動きがユニークだったり。ずっと見てたかったけど、寒すぎて断念です(笑)
戦国時代の戦火や自然火災がたびたびあって、それを乗り切るために、境内の仏像達は堀に投げ込まれたり、隠されたりして守られてきたんですが、その際に持物や腕、脚などが欠け落ちたものが多く、完全に残っているものは少ないそうです。

薬師如来様は舟形の光背が綺麗。日光菩薩の持物に八咫烏が描かれててびっくりしてたら、寺僧さんが「熊野神社があって、今は別になってますけど、かつては神仏習合でひとつだったんです。その影響かも。慈恩寺は修験道ともかかわりが深いので」というお話がありました。

この方だけなのか、みんなそうなのかわかんないんですけど、お話がとっても面白かったです。もともと祈願寺で檀家がないこと、かつては大きな寺領を持っていたけれど明治維新で全部政府に召し上げられる形でいっきに失っていくつもあった坊も今は17、それもほとんどが農業かサラリーマンになってしまっていること、一切経会が5/5なのはそういう事情も絡んでること(本来は4/8、お釈迦様の誕生日だったそう)、薬師如来像は国宝になりそこねたことなど、赤裸々なお話をだいぶ聴けました(あとで慈恩寺テラスのムービー見たらいろいろ合点が行って「おお…」ってなった)。
なんで天台・真言混合なのか、とか…いろいろ…あるね、寺院運営も…って感想です(笑)

春の桜はもちろんですが、秋の彼岸花がそれは見事なんだとか。
また本堂の茅葺がかけおわったころにぜひいらしてください、とのことでした。長い時間、寒いのにありがとうございました。

宝蔵院の表門

足場が悪いせいもあってか、入れないところも多かったので、また春以降、来てみたいです。

鐘楼

鐘楼

鐘楼の鐘は誰でも撞けます。世界平和、先祖供養、請願成就の3回。
何気なく撞いたら、音の波動で周辺の木が揺れて一斉に積もってた雪が舞い始めてぎゃー!!! 綺麗だけどめっちゃつめたーーーー!!!(笑)
これも冬の晴れた日じゃないとできない経験でしたね。

三重塔
大日如来坐像が納められています。

熊野神社

熊野神社

雪囲いはされていますが、参詣はできます。
熊野神社の鳥居、雪のためなのかな、脚に支えがありますね。

足場が強い鳥居

慈恩寺テラスのギャラリーも楽しかった。
本当は、こちらで慈恩寺の歴史を把握してから向かうのをお勧めします。慈恩寺の歴史、激動です。

記念撮影スポット
シアターでは3種類の映像で慈恩寺について学べます

「チェリンからの挑戦状」というクイズラリーをやってました。慈恩寺テラスをしっかりまわらないと解けないようになっていていい企画。
楽しかった!

顔ハメ…勇気がなかった…(笑)

顔ハメしたかったぜ…

帰りは羽前高松駅から山形駅へ。無人駅でした。フルーツライン、左沢線はワンマン運転!雪に夕陽が反射して綺麗だったなあ。

帰りは雪はやんで快適でした


ひとも、うつくし。

寒河江で驚いたのは、ぶらぶら町を歩いてたら、子どもたちが必ず「こんにちは~」って声をかけてきてくれたこと。まあ、いわゆる不審者対策もあるのかもしれないですけど、いぶかしむでもなく普通のこととして挨拶してくれるのは旅人としてはうれしかった。

お寺の人達も八幡宮の巫女さんも、慈恩寺テラスの皆さんもとっても朗らかでやさしかったなあ。
長念寺の方たちはほんと面白かったです。
「もっとゆっくりしゃべねば、おめの山形弁さづだわんねえべさ」
「いやそりゃおめもだ」
遠慮なく笑ってしまった。確かにわがんねがったけど(笑)
慈恩寺の方もいっぱいいっぱい話してくれました。もてなそう、って思ってくださったんだろうと思います。ありがとうございました。

どこもかしこもチェリン

愛されてるぜ、チェリン

寒河江駅はもちろん、市内どこにでもチェリンがいて、市民に愛されてるのを強く感じました。
長念寺さんで当たり前のように会話にチェリンが出てきたり、慈恩寺テラスに来ていた地元の子どもたちがチェリン!チェリン!!と嬉しそうに呼んでいたり。

寒河江駅近くにある、無料の足湯。

気持ちよかった~。観光客と思われるご夫婦が先に入っていて、自然とこんにちは~と挨拶しあってあったまった。脚も、気持ちも。

ちなみにホテルも温泉ついてて最高でした!!!
時間ないのに朝、わざわざ露天に雪見風呂しに行ったくらい、気持ちよかった。
次回もあそこ泊まる!!!!!!!


翌日のチェリふにゃイベントも含め、この二日間は嬉しい気持ちしか起きなかった、素敵な旅になりました。
ほんとだね、ふにゃ、さがえ、いいところだね。

まだ見ていない寒河江の景色を、きっとまた見に行きたいと思います。


寒河江八幡宮の御朱印、素敵。


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