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ぶんたんといっしょ♪〜安田町の文旦、うまいよー!

今年もやってきました、文旦シーズン。
高知の土佐文旦は有名ですが、私がここ数年食べているのは、高知県安田町、服部農園さんの文旦です。

めちゃくちゃんまいんです

はっとりさんの文旦、ツヤッツヤで、瑞々しくて、甘くてしかしなにか強い「匂い」があって癖になる。あの香り…ただ甘いだけじゃない、ある意味での「くささ」のある香り。思い出すだけで食べたくなります。

現地でも大人気の文旦は東京では流通には乗っておらず、原則、通販か安田町のふるさと納税かでしか手に入りません。
唯一、実際に買えるのは何度かこちらでもご紹介している、平井・こーたの小屋で開催される物産展だけになります。
高知県安田町の物産展、その名も「こじゃんちYASUDA」です。こじゃんち、ってのは、すげー!って意味。すげえよ、安田町!

こじゃんちYASUDA

今回はあんちゃんはお休み〜

夏から冬にかけて、年に数回開催されている「こじゃんちYASUDA」。
毎回、安田町のキャラクター、安田朗(あんたろう)くんとアテンドのむかごさんがたくさん、安田町の美味しいものを持ってきてくれます。

2年前の「文旦まつり」の様子はこちらから。

こーたの小屋での物産展についてはこちらも。

ご当地キャラのネットワークをフルに活かして、各地のうまいものを集める、こーたの小屋、敏腕マネージャー・多田さんです。

今回の「こじゃんちYASUDA」は3/11-12の2日間で文旦まつり。安田朗くんはお留守番でしたが、服部農園さんが初めていらっしゃって、お客さんに服部さんのこだわり、文旦愛をたくさん語ってらっしゃいました。

ちなみに、服部さんのみかんはこれまたとろけるみかんです。ヤバいです。早生も完熟もうまい。

これは以前の写真。お野菜も美味しい安田町

安田町はトマトと茄子もぐううまです。特にトマトはフルーティーで、ひとパックくらいあっという間ですよ。茄子は瑞々しくて、りんごのような香りがします。

こーたくんとたださん

これは何年か前のこじゃんちYASUDAで、文旦シーズンのちょっと前に宣伝してたときの写真かな。
今回のこじゃんちでは20キロの文旦箱山積み、トータル1250玉を売り切ったそうです。しえー!

美味しいものを買えるうえに、かわいいキャラさん達に逢える、私には、多くのキャラファンには一挙両得なうれしい物産展なのです。

今回はこーたに逢えず残念〜
また来てね、あんちゃん


服部農園さんの文旦、ラストシーズンに入ってますので、買える場所はかなり限られてきています。お求めの方はお早めに!


んで。
いつもだと、なんかの予定と重なってて、買えても二袋6玉ってとこなんですが、今年はなんの予定もない日!だったので13玉(4袋+地元のお母さんとシェアした1玉)を持ち帰りましたー。茄子も買ったけどもう持つの無理で人様にプレゼントして帰ってきた(笑)

どどどーん!

2000円以上買うともらえた、安田朗くん直筆イラストのぶんたん缶バッジがまぶしいぜ!

すぐつけたら笑われたけどつけるやろ?

その日にひとつ食べ、翌日に別イベントで逢った友達やキャラさんによっつプレゼント。
それでもまだ8玉あるー!うえーい。

北春日部Q之介くんにプレゼント。
この日の話は改めて。

文旦って時間をかけて水分を抜いていくと、ねっとりした味わいになるんですって。冷暗所で1ヶ月くらいはもつときいて、今回は4玉ほど保存してあります。月末が楽しみです。

文旦きれいに剥けたよ選手権

残り4玉。 
まずは素直にムキムキして食べましょう。

まるごと高地さんもTwitterでハッシュタグ「#文旦綺麗に剥けたよ選手権」でツイートを募集していますが、文旦は綺麗にむくのはなかなか大変。
皮が厚く、房もかなりしっかりしてます。ミカンのようにはいかぬ。

その際に活躍するのが「ムッキーちゃん」です。高知県民はみんな持ってるらしい。我が家にも2個あります。しかも、安田朗くんのオリジナルムッキーちゃんです。


上蓋、ピンクのほうが皮むき。
下蓋、白いほうが房切り。よく出来てるんですよ、もうムッキーちゃんなしでは生きられません。

皮を上下に分けて、下側をお皿みたいにして盛るのが一般的。
ミカンですら皮を剥くのめんどくさい私が、文旦は楽しくて仕方ないです。

ピカピカ〜

会社にも持っていく始末。昼休みに20分かけてムキムキ…。

きれいに盛れるとムフーって幸せになる。

ほんとにうまいひとは筋もきれいに剥ける

高知県民の皆さんは皮を飾りきりしてさらにきれいに盛り付けたりもしてるので、いつかそこまでたどり着きたいです。

こーたもすごい!

文旦アレンジにチャレンジッ!


剥いて食べるだけで充分美味しいんですが、今回は多めに買ったのでちょっとアレンジメニューにもトライしてみました。

滅多に料理しない私がこんなことするから週末は雨でしたぞよ。

 

まずは、文旦とサバ缶のパスタです。

・文旦1個(安田町・服部農園)
・焼き寒サバ缶(徳島県・木頭地区)
・生パスタ(安田町)
・キャベツ(これだけ地元のもの)

のみ!
私が料理するときは、材料もたいてい、ご当地キャラさんのとこで買ったものになりがち。

焼きサバ缶は、徳島県木頭地区(旧・木頭村)の木頭ゆずを使ってトマトと煮たもの。すでに味がついてるから特に私のすることはありません(これ、料理っていうのかな)。

このサバ缶、実はいろんな種類があるのですが、文旦を合わせるならオリーブオイル漬けが一番合うかも。東京だとディーンアンドデルーカで常備されてるようですよ。

生パスタは安田町のふるさと納税の返礼品にもなってます。このセットはお得!


文旦はあらかじめ剥いておいて、サバ缶をフライパンに開けてざく切りのキャベツとさっくり炒めて味を整えて(このまんまだとパスタを和えると少し薄くなるので塩胡椒をくわえてOKな感じでした)、茹でたパスタを投入。最後に軽く文旦を和えて盛り付け。

以上!楽ちん!

文旦は半分に割っておきました
カンヅメ開けてキャベツと合わせるだけ
彩りで炒めてない文旦を散らしてます

あったかい文旦ってどうなのよ?と思ったら、合うーー!  酸味が抑えられて味がまるくなりますね。実のプチプチした感じがたまらなかったです。生パスタはもちもちだし。
この木頭の焼き寒サバ缶はそもそも木頭柚子が入ってるから、文旦の酸味とはいいマッチでした。四国の美味しいもので出来てるパスタ。ご満悦。

さらに、せっかくなので、皮はピールにしました。
白いとこを多めに残して適当なサイズにカット。

細いほうが先々、楽かもです

15分ほど茹でたらお湯切りして、もう一度15分茹でる。くたっとしてきます。

この段階でもういい匂いです

湯からあげて、20分ほど冷水に晒す。

その間に砂糖の支度。今回は、笠置町の蜂蜜と砂糖を半々。文旦1個で蜂蜜100g、砂糖80gほど。文旦の皮の重さの8割くらいがいいそうです。三温糖を用意しとくんだった。

この蜂蜜、濃かったー

笠置町の笠やんの蜂蜜はこちらで買えます(今は品切れですね。春をお待ちあれ)。

季節に合わせて花を変えて採取されてるそうですよ。昨年の笠置町でのイベントで買ったものをやっと使えました(蜜蝋化してたけどどうせ煮詰めるから無問題)。

水に晒した文旦を軽く水気を切ってから、砂糖・蜂蜜で煮詰める。10分ほど。

くつくつくつくつ

煮詰まるとこんな感じ。

蜂蜜だからかな、ねっとり。

粗熱を取ったあと、パッドに並べて乾かす。
半乾きのあたりでグラニュー糖をまぶす。グラニュー糖がなかったから、やむなく上白糖を振りました。
もう食べられるけど、これをさらにひと晩くらい乾かせば最終形です。

干し芋みたい(笑)

できたてのピール。
白い部分がふかふかしてて、柔らかくて甘くて、最後にピリッと皮の苦味が舌に刺激。
く、癖になるーー!

糖分を考えると、食べすぎ注意…。

文旦アレンジ、楽しかったー!
あと4玉も、アレヤコレヤ楽しみたいと思います。

ところで、文旦のイントネーション、ご存知?

私は知らなかった!

(この動画はバナナートや室外機ヲタクで有名な作詞家のエンドケイプさんと、息子のあおくんのチャンネルの動画です)

金柑と同じイントネーションで話してました。「ノンタンといっしょ」の「ノンタン」のイントネーションなんですねー!

てことで、これからは「ぶんたんといっしょ!」で発音を特訓したいと思います(笑)  

土佐文旦、特に安田町の文旦、シーズンのうちに皆様もぜひぜひ〜!

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