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継ぎ足される伝統の味。

垂れるからタレと呼ぶ

うなぎ、お寿司のあなご、そして、焼き鳥。
しょうゆ、砂糖、みりん、酒などの調味料を煮詰めて作られたタレを継ぎ足し、継ぎ足されていくことによってうま味が増して、旨くなる食べ物。


一説には継ぎ足していくうちに、最初の成分など消え失せて、テセウスの船のように全部が入れ替わっているので、うま味が足されるということはないと言われたりしますが、個人的には単純に物理的なことではなくて、心理的なものが上乗せされて、旨く感じるということはあるのでは!?と考えている。


タレをつけて焼くと香ばしさもプラスされるので、糖×タンパク質によりメイラード反応が起きている、つまりタレはうま味を引き出している。


最近では、焼き鳥のタレといってもさまざまでオーソドックスなもの、塩ダレ、味噌ダレなど多種多様に広がりをみせていますが、ボク自身は物心ついたときから焼き鳥は塩コショウです!


シンプルにアツアツの焼き鳥にかぶりつき、それをキンキンに冷えたビールで流し込む!
いやぁ~、最高ですね!想像しただけで喉が鳴ります!


北海道では焼き鳥文化が地域によって、室蘭やきとり、美唄やきとりなどそれぞれに特色を生かしているので、もう少しご時世が改善されれば北海道焼き鳥フェスみたいな催しがあれば、参加したい所存です。


今や、コンビニのレジ横に確固たる居場所を構えている焼き鳥ですが、あれを考えた人は天才ですよね!コンビニで働くスタッフの方々は色々ご苦労があると思いますが、度々買って食べているので、個人的に大変にありがたい!


おわりに

焼き鳥の思い出といえば出身した地域にはチェーン店ですが、鳥せいという焼き鳥屋さんがありまして、記憶ある初めての焼き鳥はおそらく、鳥せいの焼き鳥ですね!
この鳥せいでは父親と息子が酒を酌み交わすという家族的なイベントも行われた場所なので、非常に思い出深い場所であり、焼き鳥という食べ物もそれの一手を担っています。


今晩は焼き鳥とビール。と言いたいところですが、本日はワクチンの2回目なので、また後日ということで。




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