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夫を信じるのは難しいが、環境が変われば可能

わが家のモラハラ夫は

最近、超忙しい。


昨年末、自営している会社の営業男性事務女性がそれぞれ辞職。


お陰で夫は、

二人分(自分と営業)の重い荷物と、

二人分(自分と事務員)の書類処理に追われ、

てんてこ舞い。


私はというと、あまり戦力にならないまま、サポートで仕事にかり出されている。


今まで、


お前は何も出来ない!

来ないじゃないか!

働いてないじゃないか!

失敗するに決まっている。


ご機嫌の悪いときになじられたものだったが、

あっさり常駐に組み込まれた。


つまり働けなかったのは夫のサジ加減次第ということ(^_^;)。


以前、夫は私に対して、

『今すぐ事務所に来い!』と言ったり、

(軍隊じゃないんだから、前もって言って!)

『直ぐにじゃないなら来んでいい』

と言ったり、

(嫌がらせか!)

『暇だから行かなくていい、』

(行く気なくなるんですけど、)

 『お前は何も働いてないじゃないか!』

(何もじゃないし、家事もやってる!)

『オレに逆らうなら、事務所に来させないぞ!』(うわぁ、何様!)

等のモラハラや、振り回される感じがイヤで、

職場に熱心に行くことが少なくなった。


しかし、今回は、

夫も追い込まれて、私も必要とされている実感があった。


ドーンドーンと重い荷物を車に積み込み、飛び回るように配達して回り、

休日返上で帳簿、書類や、値上げ見積もりを仕上げる夫、

てんてこ舞いの言葉がよく似合う人。

そんな身を削るような働き方を目の当たりにして。

今までどこかしら被害者目線で夫を見てきた自分に違和感を感じ始めた。

そして心の奥の怒りが消えていく。


それでも時々、『離婚だ!』

の茶番が始まるとやっぱりねそんなやつだよね、と鼻白んだりするのだが、


夫を気遣う、有難いなと思う、

楽になったらいいね。

と思う気持ちは確かに続いている。


これは、私の心理史の中では革命的出来事だった。

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