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たくさん病気を持ってても今こんなに元気だし幸せを感じて生きてきたっていうブログを誰かがちょっと覗いてくれたらいいなって思う人

モンスターエナジーを飲みながら考えると、ちょっと大胆になるし。烏龍茶を飲みながらだと、和らいだ気持ちにもなる。
ふとした時に考えますね、どうして人と人は違うんだろう。今朝、無名人淫タビューという企画にコメントがついてたんです。「性癖なんてみんなおかしいだろ」に、笑いました、と。
違っているのに、違わないでほしいと思ったり。
あるいは、違いを人から理解されようとしたり。
まあね、わかりますです。
そんなの、そういう生き物でしかない、としか説明しようがないって。
わかります?
わかんねえよ。
今日も今日とて無名人インタビューが走ります。レツゴー。
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは 仲山 さんです!


現在:動物たちと触れ合う仕事が、本当に楽しいと思っている

くじらぐも:今何をしている人ですか。

仲山:動物関係の仕事とデスクワークをしてますね。

くじらぐも:動物の仕事とデスクワーク。趣味などはありますか。

仲山:趣味は多趣味ですね。

くじらぐも:具体的にどんなものがありますか。

仲山:音楽、漫画、ゲーム、映画、ジブリ。絵とか詩とかを書いてますね。

くじらぐも:今の生活の中で一番大きく重要なものなのは何になりますか?

仲山:音楽ですね。

くじらぐも:どういった音楽を聞かれるんですか。

仲山:ジャンル問わずいろいろ聞きますね。

くじらぐも:一番好きな曲というと、何になりそうでしょうか?

仲山:全部好きなんですけどね。選べないほど音楽がみんな好きですね。

くじらぐも:例えばJ-POPとか洋楽とか、クラシックとか...

仲山:邦楽中心です。

くじらぐも:では、お仕事と趣味にかけるウェイトというか、仕事とプライベートは何対何になりそうでしょうか?

仲山:昔から仕事人間で、仕事をしてるときが一番楽しいですね。

くじらぐも:仕事のどんなところが好きですか。

仲山:今の仕事は動物を相手にしてるので、みんなの様子が毎日見れるとかご飯作れるとか、ご飯あげたりとか、お世話するのが楽しいですね。

くじらぐも:動物は、どういうところが好きですか。

仲山:やっぱかわいいですよね動物って。癒される。

くじらぐも:動物のお世話をすることは苦ではないんですか。

仲山:全然楽しいですね。なんか彼らのためになってると思うと嬉しくて、ご飯待ってたよって顔されるとすごく嬉しいですね。

くじらぐも:ちなみに、どういった種類の動物なんですか。

仲山:そうですね。草食動物ですね。

くじらぐも:草食動物は、他の動物とどんなところが違いますかね。

仲山:中にはやんちゃな子もいるんですけど、みんな眼差しがおっとりしてて、その目を見てると癒されますね。

くじらぐも:目が一番チャームポイントなんですね。

仲山:そうですね。みんな優しい目をしてて。

くじらぐも:仲山さんはご自身の性格については、どんな性格だと思われますか。

仲山:少しおせっかいなところがあるかもしれないですね。直感で動く感じなんで困ってる人がいると後先考えずに、駆け出していっちゃうんで。
後々考えてもしかしたら迷惑だったんじゃないかなとか1人で落ち込んじゃったりする。助けてくれてありがとうとは言われるんですけどね。

くじらぐも:では仲山さんの周囲の人たちは、仲山さんの性格はどうだと思っていると思いますか。

仲山:真面目かな。優しいとも言われます。

くじらぐも:ご自身のどんなところがそう思わせているかなと思いますか。

仲山:性格が父親に似てるんですよね。優しい、優しくないよりも先に手が出るタイプで、その辺お父さんそっくりかなと思います。

くじらぐも:では仲山さんの尊敬する人は、いらっしゃいますか。

仲山:お父さんですね。

くじらぐも:やっぱりそうなんですね。お父さんから言われた言葉とかで覚えているものってありますか。

仲山:「ありがとう」ですね。滅多にありがとうなんて言わない人なんで、聞いたときびっくりしちゃって。戸惑っちゃいましたね。

くじらぐも:ありがとうと言われたときは、何をしたときに言われたんですか。

仲山:父の日に麦焼酎をプレゼントしたんですよ。そしたら、もう家に帰ってくるなりありがとうって言われたんでびっくりしちゃいました。

くじらぐも:プレゼントは普段から定期的にされてたんですか。

仲山:そうですね。彼の誕生日と父の日は毎年プレゼントしてます。

くじらぐも:その中でも、麦焼酎がヒットしたんでしょうか?

仲山:やっぱ酒好きですからね。

くじらぐも:そうなんですね。仲山さんはお酒は好きなんですか。

仲山:大好きですね。

くじらぐも:どのくらいの頻度で飲まれてるんですか。

仲山:毎日晩酌してます。

くじらぐも:毎日ですね。お酒の種類は、ビールとかですか。

仲山:ビールが好きですね。あとウイスキーとか。

くじらぐも:そこは麦焼酎ではないんですね。

仲山:麦焼酎は苦手なんですよね。

くじらぐも:1日の過ごし方としては、お仕事をした後、家に帰って晩酌をする。という感じですか。

仲山:そうですね。簡単なおつまみとか作ったりしますね。

くじらぐも:ご自身で作られるんですね。

仲山:料理好きなので。

くじらぐも:得意料理は何ですか。

仲山:得意料理は卵焼きですかね。

くじらぐも:こだわりのポイントとかってありますか。

仲山:ちょっと焦がすところですね。これは失敗なのか成功なのかわかんないんですけど美味しいって言われるんです。美味しければ成功なのかなと思って。

くじらぐも:料理はご自身のために作られるんですか。それとも同居されている家族に振る舞うんですか。

仲山:昔からお父さんのおつまみで卵焼きをよく焼いてたので、あと自分のために食べるもの作ったりはしますね

くじらぐも:ありがとうございます。好きな食べ物とかってお伺いしてもいいですか。

仲山:好きな食べ物は。サラダチキンですね。

くじらぐも:へえ。サラダチキンはご自身で作られるんですか。

仲山:コンビニのサラダチキンが好きです。

くじらぐも:コンビニでいうと、どのコンビニが一番好きですか。

仲山:セブンイレブンですね。

くじらぐも:先ほど音楽とかたくさん趣味があるっておっしゃったんですけども、その趣味が好きになるきっかけってどんなことだったんでしょうか?

仲山:元々両親が音楽好きで、子供の頃からずっと2人の好きな音楽聞いてるうちにやっぱり、音楽っていいなと思って。自分でギターを買って練習したりとか、あと小学生の頃からお囃子会に入ってて、太鼓叩いてましたね。

くじらぐも:結構仲山さんのお話からご両親のことがたくさんエピソードが出てくるのかなって思うんですけども、仲山さんにとって、ご両親はどんな存在ですか。

仲山:まず一番自分のそばにいて支えてくれたのが父ですね。母は子供の頃離婚して家いなくなっちゃったので。

くじらぐも:では、心のよりどころというと、やっぱりお父様なのでしょうか?

仲山:そうですね。世界で一番好きですね。
自分が、過去にいろいろ病気だったり手術だったりをしてきたので、そのときもたくさんそばにいてくれたのが父だったんですよ。

くじらぐも:ではお父様がしてくれたことで、一番嬉しかった思い出って何ですか。

仲山:日頃感謝しかないので一番すら選べないぐらい。先日も手術したばかりで、付き添い人として父が一緒にずっといてくれたので、またすごくありがたかったですね。

くじらぐも:お父さんの性格を一言で表すと、どうなりそうですか。

仲山:思いやりしかない人。

過去:両親の離婚。記憶喪失。治療の日々が続いた。

くじらぐも:では、過去のことについてお話を聞いていきたいなと思うんですけれども、仲山さんは子供の頃はどんな子供でしたか。

仲山:子供の頃は...子供の頃の記憶は途切れ途切れなんですけど、母親に殴られた記憶があります。お尻にアイロンを当てられた記憶があります。あとは中学生の頃とかは教室に入れなかったと。食事もみんなと一緒に食べれない子供でした。

くじらぐも:性格は今とそんなに変わりないですか。

仲山:子供の頃の方が落ち込んでた気はします。

くじらぐも:それは、何があって徐々に変化したと思いますか。

仲山:両親の離婚ですね。

くじらぐも:お話したくない内容でしたらしなくていいんですけれども、離婚というのは、仲山さんにとっては、プラスとマイナスで言えば、どちらの出来事でしたか。

仲山:マイナスでした。父と母が離婚した後に、母が荷物をまとめて出ていったんですね。その後に父に言われたのが「これから欲しいものがあったら俺に言えよ」って言葉ですよ。
そのときに真っ先に浮かんだのが「じゃあお母さんを返して」だったんです。でもそれは言わずに終わりました。

くじらぐも:離婚の前と後で、変わったことってありましたか。

仲山:当時まだ子供だったんですけど、無意識のうちに甘えるような存在がいなくなった気がして、やっぱり相当寂しかったんだと思うんですよ。そこでちょっと精神的な病気になってしまって。

くじらぐも:それが何歳ぐらいの出来事ですか。

仲山:13から15ぐらいですかね。保育園の頃から中学卒業まで酷いイジメが続いて、それも心の傷になりました。
先生に助けを求めたのに、無視されて。大人を信じられなくなりました。味方はいないんだって。

くじらぐも:ではその後、高校に進学されたということでしょうか?

仲山:そうですね。

くじらぐも:その後の生活で楽しかった思い出とかありますか。

仲山:高校時代が一番楽しかったですね。

くじらぐも:どんなことが楽しかったですか。

仲山:自分が通ってる高校が本校と別室にわかれて建物が別なんですけど、本校に行けなくて、別室へ登校してました。そのときに出会った先輩とかと仲良くなって一緒にゲームしたり遊んだり、昼休みに近所に遊びに行ったりとかして、一番充実してましたね。

くじらぐも:一番楽しかった思い出のエピソードとかってありますか。

仲山:…楽しかった記憶はあるけど、エピソードがちょっと今、思い浮かばないですね。

くじらぐも:では特にこれということはないけれども、高校時代は充実していたなという気持ちが湧いてくる感じでしょうか?

仲山:そうですね

くじらぐも:では高校卒業された後は、どんなふうな生活を送られましたか。

仲山:高校卒業してすぐに就職しました。

くじらぐも:そのときはどんな仕事だったんですか。

仲山:当時は薄型テレビが普及し始めた頃だったんですよ。その薄型テレビの組み立てをする仕事でした。

くじらぐも:その仕事は楽しかったですか。

仲山:それが仕事中に、突然幻覚と幻聴に襲われて、倒れてしまいました。

くじらぐも:それはお仕事が原因でと言いますか。

仲山:何が原因か今ではわからないんですけど、その後、医者に行ったら過労だって言われましたね。

くじらぐも:結構体力的にハードな職場だったということでしょうか?

仲山:そのあたりはあんまり記憶がないですね。

くじらぐも:ではその次に思い出される記憶というと、どんなことになりますか。

仲山:幻覚と幻聴が、プライベートでも起こるようになってきたんです。頻繁的に。自分でもおかしいなって思いながら生活してました。そして職を転々としてました。

くじらぐも:そして職を転々とされて今に至るという感じですか。

仲山:職を転々として、まず所持金が何十万円か貯まった頃があって、その頃に、生きるのをやめようと思って、全財産を持って1人旅に出ました。それでいろいろなところへ行きました。

くじらぐも:どんなところに行きましたか。

仲山:北海道と福井と名古屋ですね。

くじらぐも:どんな基準でその3箇所を選んだんですか。

仲山:まず北海道は、北海道で大自然っていうイメージがあったので、綺麗な景色を見たくて行きました。

くじらぐも:福井と名古屋はどうですか。

仲山:まず目的地が福井県の東尋坊だったんです。そこに向かう途中で、それまで1人旅の様子をブログに書いていて...。そこで福井県に行くために、名古屋で一度乗り換えのために降りなきゃいけなくなって。そしたら名古屋に住んでいる人が一度お会いしたいってブログにコメントくださったんです。
それでお会いしました

くじらぐも:その方はどんな人でしたか。

仲山:ここはその方のプライバシーなのでちょっと。でもそれをきっかけに名古屋に住むことになりまして。3年間住みましたけど、やっぱり福井に行きたい、東尋坊に行きたいっていう気持ちが消えなかったので、東尋坊まで行ってしまって。そこで記憶喪失になりました。次に記憶が戻ったのが、福井県の病院でした。病院の先生から病状が伝えられて、病名が解離性同一性障害でした。記憶が戻るまで1ヶ月かかって。
記憶が戻って、父さんの電話番号思い出したので父さんに電話をしまして、そしたら父さんが迎えに来てくれました。
それで栃木に帰ってきまして、今かかっている精神病院の方にかかることになりました。

くじらぐも:お父さんと福井で再会されたのは、久しぶりだったんでしょうか?

仲山:...3年ぶりですかね。

くじらぐも:そのとき、会ったときのお父さんの表情は、どんな顔だったか覚えてますか。

仲山:今はもう覚えてないですね。ただまだ記憶が完全に戻ってなかったので、うちに帰ったときに、他人の家にお邪魔するような気持ちになって、どこが自分の部屋だかも思い出せなくて。そしたら父さんが「旅館だと思ってゆっくりしていきなさい」って言ってくれたんですよ。

くじらぐも:それを聞いたときはどんな気持ちになりましたか。

仲山:緊張してました。自分の家だと思えなくて。

くじらぐも:その後はどんなふうに生活していかれましたか。

仲山:その後は今のかかりつけの精神科で病名が増えていったんですよね。統合失調症と、睡眠障害と、うつ病パニック障害、他難治性疾患、それで障害者手帳は一級になりました。

くじらぐも:病気の名前が増えていくことについてはどう感じていましたか。

仲山:一番うつがひどくて、何も考えることすらできずに過ごしてましたね。そしてそんな中、当時の主治医がたくさん精神安定剤を出す方で、薬ばかりが増えてく日々で、ある夜に、処方された安定剤を飲みきったところで、何だか頭がおかしくなって。ベランダから飛び降りてしまいました。

くじらぐも:その後はどうなりましたか。

仲山:2階のベランダから飛び降りて足から着地して、その衝撃が腰に行って、脊髄損傷、圧迫骨折しました。骨が粉々に砕けました。
その後1階のリビングにいる父に向かって助けを求めて、救急車で搬送されて、緊急手術になりました。

くじらぐも:その後は、どうなりましたか。

仲山:その後はリハビリ生活ですね。コルセットをつけて。

くじらぐも:それがいつぐらいの出来事ですか。

仲山:27歳ぐらいですかね。

くじらぐも:怪我が治った後は、どんなふうに過ごされましたか。

仲山:リハビリを終えて、当時通ってたデイケアも卒業して、今の仕事につきました。

くじらぐも:今の仕事は、続けられて長いんですか。

仲山:3年から4年ぐらいです。

くじらぐも:今の仕事に出会えていなかったら、今は何をしていると思いますか。

仲山:パソコンのスキルがあるので、パソコン関係の仕事をしてたかなと思います。あと以前音楽の仕事もしていて。

くじらぐも:他にはなにか過去にこんなことがあったエピソードはありますか?

仲山:犬飼ってたんですけど、脱走してしまったんですよ。自分の不注意で。それでペットロスになって失声症になってしまって、それを未だに引きずってます。

未来:思いやりしかない父を安心させて、一緒に旅行したい。

くじらぐも:仲山さんはこれから5年後10年後、あるいは死ぬときまで、想像してみて、未来についてどんなイメージを持ちますか。

仲山:今はただ仕事が手一杯で明日のことすらわからないんですけど、父のために生きたいと思いました。

くじらぐも:お父さんのためにこれをしてあげたいことは、具体的にありますか。

仲山:自分が健康で長生きすることですね。元気な姿を父に見せること。きちんと仕事してるよってこと。そして父を安心させてあげたいですね。

くじらぐも:一緒に何かしたいこととか、行きたい場所とかってありますか。

仲山:父も旅行好きな人なので、北海道に連れてってあげたいです。

くじらぐも:なぜ北海道を選びましたか。

仲山:父も北海道が好きって言ってたから。一緒に行って綺麗な空気を吸って、綺麗な景色を見てのんびりしたいし、美味しい海鮮の料理を食べたいと思います。

くじらぐも:仲山さんご自身は、仕事でこれをしたいとか、そういう人生設計といいますか、そういうものって思い浮かびますか。

仲山:面倒見ている子たちがシニアな子が多いので、やっぱり毎年何匹か亡くなってっちゃうんですね。彼らを見送って、新しい子たちが入ってくるので、その子たちの面倒を見たりして、たくさんの子たちと出会いたいと思いますね。

くじらぐも:お世話している動物の子たちは、仲山さんにとってどんな存在ですか。

仲山:愛おしいですね。彼らのために頑張れますね。

くじらぐも:お父さんもとても思いやりがあって親切だとおっしゃってたんですけども、仲山さんも、それをすごく受け継いでいらっしゃるんだなっていうのを感じました。

仲山:ありがとうございます。

くじらぐも:もしものお話ですけれども、仲山さんのお父さんが全く別な人だったとしたら、人生はどう変わっていたと思いますか。

仲山:思い浮かびませんけどね。想像できないです。もしかしたら母と同じだったのかもしれないし。

くじらぐも:もしお父様が違う人だったり、いなかったりしたとしたら、仲山さんの今の性格は、どんなふうに違っていたと思われますか。

仲山:それでも動物好きな子だったと思いますよ。

くじらぐも:そこは変わりないんですね。

仲山:変わりないですね。

くじらぐも:仲山さんがこれから生きていって、死ぬというときになったら、どんなふうな死に方をしたいですか。

仲山:死に方の想像はつかないんですけど。まず愛犬を迎えに行きたいです。去年亡くなったおじいちゃんに会いたいです。あともし残される人がいるなら、残された人たちのために残すものは絶対に残したいと思います。
それは音だったり、形がないものでも残すものは残したいと思って、ブログとか、インターネットを始めたっていう気持ちもあるので。

くじらぐも:ブログやインターネットは、どういう目的でしているんですか。

仲山:インターネット上って形がないじゃないですか。

くじらぐも:そうですね。

仲山:それでも物とか写真とかは永遠に残り続けてると思うので、自分がもしいつ死ぬかわからないので、自分が亡くなったあとも何かしら存在していたんだっていう証を残したくてブログを始めました。それが20年前ぐらいになります。

くじらぐも:そのブログを見た人に、どんなことを思ってもらいたいですか。

仲山:たくさん病気を持ってて、病状が重くても、今こんなに元気だし幸せを感じてるってこと。そういう人生を生きてきたっていう人が、確かにこの世にいたってこと。そんな人もいたんだなぐらいの気持ちでみてくれたらなと。たとえ覚えてなくてもいいので。誰かがちょっと覗いてくれたらいいなって思います。

くじらぐも:これからもブログは、ずっと続けていこうと思われますか。

仲山:そうですね。今現在ブログよりTwitterの更新頻度が毎日なので。Twitterの方が更新頻度は高いんですけどね。

くじらぐも:Twitterとブログの使い分けというか、違いはどんなところにありますか。

仲山:Twitterの方は毎日晩酌の様子とか、あとちょっとしたメモ帳代わりとか、考えたことを気軽に書けると思って。ブログの方は、かなり長い文章を書けるので、ちょっと長い文章になりそうなときはブログにしたり、そうやって使い分けてますね。

くじらぐも:インタビューも終盤になりましたが、この1時間でいい残したことはありませんか。

仲山:特にはないですね。ただ事前にちょっとメモ書いてきてて、ほぼ全て話せたので、良かったです。

くじらぐも:話しづらいところとか、なかったですか。

仲山:子供の頃の記憶がそんなにないっていうところ、話が出てこなかったのがちょっと心苦しいところですが...

くじらぐも:1時間、本当に楽しくお話させていただきました。ありがとうございました。お体大切にお過ごしください。

仲山:ありがとうございます。

仲山より加筆:いちばん伝えたい事は、障害者手帳1級を持ち、重い病気を患っていても、今元気に働きながら、ご飯を食べたり、薬に頼ってはいるものの眠れる、規則正しい生活が送れている事。病気を持っていても、諦めずに前へ進めるということ。
何を抱えていても、何に悩んでも、私は私です。
家族は私の家族です。友人にも恵まれている。好きな人にも会える。
障がい者ではある。1級。重いのでしょう。
ですが、私は今、元気で幸せです。
たくさんの精神安定剤を飲んで副作用に苦しむ毎日でしたが、今は安定剤は飲んでいません。安定剤を飲み続けて不安になっている方へは、安定剤を卒業出来るという事も伝えたいです。

あとがき

自分のことを無条件で受け入れてくれる、想ってくれる存在はやはり有り難いものですね。他人ではありながら、自分との境界が曖昧である気がします。だからこそ、距離感が難しかったりもしますが、自分が自分であり続けることが、何より恩返しになるんじゃないかなということを考えました。
ありがとうございました!

【インタビュー・編集・あとがき:くじらぐも】

【文字起こし・編集:クイナ】

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