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これのための人生でしたみたいな言える何かが欲しい人

大学生活の真っ只中にいる20代前半の若者たち。彼らの日々は、知識の追求と自己発見の旅路だ。
キャンパスの喧騒から一歩踏み出せば、そこには静寂に包まれた研究室がある。実験器具の並ぶ lab では、未知の領域に挑戦する若き研究者たちの真剣な眼差しが光る。深夜まで続く実験、データ解析、そして時に訪れる breakthrough の興奮。ここでの経験は、彼らの人生に消えることのない痕跡を残すだろう。
一方で、長期休暇には一人旅に出る学生も少なくない。見知らぬ土地で出会う風景、人々、そして自分自身。慣れない環境での孤独は、時に不安をもたらすが、それ以上に大きな成長の機会となる。
研究室での真摯な探求と、旅先での自由な冒険。一見相反するようなこの二つの経験が、若者たちの視野を広げ、未来への道筋を照らしていく。
彼らの姿は、かつて同じ道を歩んだ大人たちに、忘れかけていた情熱を思い出させるのかもしれない。そして、これから大学生となる高校生たちに、待ち受ける世界の可能性を示唆するのだろう。
大学生活は、知性と感性が交差する貴重な時間。この時期にしか味わえない喜びや苦悩が、若者たちを大人へと導いていく。
と思う2024年7月10日16時10分に書く無名人インタビュー828回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは わらび餅 さんです!

年齢:20代前半
性別:男
職業:大学生


現在:薬学部で、免疫に関する研究をしています。

りん:
早速ですが、わらび餅さんは今何をしている方ですか。

わらび餅:
今は大学の4年生で大学に通っています。研究室に通い詰めの生活をしていて、本当に朝から晩まで研究室にこもる日もあります。。後は、趣味としては一人旅が結構好きで、結構いろんなところ行ったりとかしているので、その話とかもできるのかなと思って今日は来ました。

りん:
その研究は、どんなことをされてるんですか。

わらび餅:
学部が薬学部で、免疫に関する研究をしています。がんに関係する研究で、あんまりすごい詳しいことは難しくなっちゃうんですけど、実際に動物とかを使いながら、がんが体の中でどういうふうに広がっているのかとか、独自で持っている物質ががんに効くのかどうかみたいな研究をしています。

りん:
研究を始めたきっかけは何かありますか。

わらび餅:
元々免疫のことをやりたくて大学に入りまして、希望通り免疫に関する研究ができる研究室に入りました。何個か選択肢があったんですけど、その中で一番自分のやりたいことに近いものを選びました。

りん:
何が一番やりたかったんですか。

わらび餅:
全然話飛ぶんですけど、ソードアートオンラインっていう作品が大好きで、りんさんご存知ですか。

りん:
名前だけ。

わらび餅:
アニメとかライトノベルとかあったりするんですけど、その中にいるユウキっていう女の子が作中で病気で亡くなってしまうんです。ぼくはそのキャラが大好きで。中学生ぐらいのときに、その小説を読んだんですけど、実際に作中の年月で、そのキャラクターが亡くなるのが実は2025年なんですよ。なので自分がちょうど大人になるくらいだなと思って。
作中だと亡くなっちゃったけど、現実で病気の特効薬作ってやるぞみたいな気持ちで薬学部を進路に考えていました。そのユウキの病気はAIDSっていう病気で、ちょっと経路は違うけど免疫の疾患です。なので、今やってることは実際には違いますし、もちろん2025年までに作れるわけもないんですが、そういうルーツがあります。

りん:
その研究をしてるときのわらび餅さんはどういう気持ちですか。

わらび餅:
どういう気持ち、ですか・・・。元々すごいモチベーションがあって大学に来てたんですけど、実際にやってみたら、毎日の実験だとか、一人でする作業が苦手で。一人でずっと同じことを続けるっていうのが結構苦痛だったんです。
自分が得意なことではないんだなっていうのがわかって、ちょっと最近いろいろと将来を考える毎日を過ごしてます。

りん:
一人で同じことを続けるのが苦痛なのは何でだと思いますか。

わらび餅:
僕、大学祭の実行委員長とかやってて、リーダー的なことっていうか大きな企画をチームをまとめて動かすみたいなことが元々好きで、、今思うと研究ってそれとは結構逆な内容で、1人だしすごい近くにゴールがあるわけじゃないんです。自分の得意なことと正反対なことをやってるから苦手だしちょっと苦しいのかなって最近は考えています。

りん:
反対に高校のとき、チームをまとめるのが好きだったのは、なぜだと思いますか。

わらび餅:
計画を立てるってことがすごい好きで、スケジュールとかもそうなんですけど、例えば、それこそ文化祭とかやろうと思ったら、役割分担をしてとか、企画書はこう書いてとか、そういう計画をして計画の通りにやっていくのがパズルはめるみたいで好きなんですよね。
たぶん元々何か数学みたいな、そういうなんだろう、ピタッとはめることが好きで、その計画を立てて、それの通りにやってくのが好きだから、そういう大きな企画ごととかを自分の手で動かすのが好きなのかなと思います。

りん:
今研究してることにどう関わっていくかなって思いますか。

わらび餅:
大学を卒業して、大学院に行くことが決まってるんですけど、その間は、自分が苦しくない範囲で研究をやっていきたいと思ってます。そして社会に出てからはきっぱりとその分野から離れるのもいいかなって最近は考えています。
できればやりたいことやって暮らしていきたいじゃないですか。そういうことをちょっと考えてます。

りん:
あと1人旅が好きということだったんですけど、これはいつから一人旅は好きなんですか。

わらび餅:
元々、中学とか高校の時から空の写真とか海の写真とか風景の写真を、Twitterとかインスタとかで漁るのが好きで、例えば、めっちゃ星空の写真あげてる人がいるんですけど、そういう人ばっかフォローして、たくさん写真保存したりとかしていました。そういう背景もあって大学入ってから旅行するようになりました。
ちょうど僕が入学したときコロナ禍だったんですよ。なので、ちょっと自粛ムードもあったんですけど、それが収まってきた頃に1人で日本のいろんなとこ行くようになりましたね~。

りん:
今までどこに行きましたか

わらび餅:
最初が金沢かな。あとは去年の夏に諏訪湖に行って、「君の名は。」の聖地巡礼をしてきました。
あとは名古屋とか大阪とか、広島も行きましたね。あとは愛媛県だから松山にある「下灘駅」っていう海辺の有名な駅があるんですけど、そこに行って写真撮ったりとかって感じですかね。他にもいろいろ行きました

りん:
1人旅かれこれ4年ぐらいやってると思うんですけど、これだけ続いてる理由って何かありますか。

わらび餅:
たぶん現実から逃げたいんだと思うんですけど、旅行ってる間は1人だし、自分のこと知ってる人はいないし、結構日常のことを忘れてすっきりできるっていうのと、あとは風景が好きなので、インスタとかで見た綺麗な風景の場所に行くのは、それ自体が自分にとってはご褒美みたいな形になってます。

りん:
現実から逃げたい理由はなんでですか。

わらび餅:
なんででしょうね。なんだろう。今となってはちょっと研究が嫌でっていうのがあるんですけど、それ以前もめちゃくちゃ充実した大学生活ってわけでもあんまりなくて。
大学生って自由な時間が多くて、バイトだとか友達と遊びに行ったりとか好きなことが結構できるっていう世間的なイメージだと思うんですけど。僕の学部は、授業がずっと詰め詰めで、普段はそういう息抜きができる時間がないので、長期休みに発散してる感じかなって思います。

りん:
旅をしてるときはどんな気分ですか。

わらび餅:
なんかもう、スッキリですよね。スッキリというか開放感というか穏やかな感じです。
青春18切符ってご存知ですか。安く在来線乗りまくれるやつなんですけど、在来線だから田舎町とか走るんですよ。新幹線みたいなビューって行くやつじゃなくて。
新幹線なら2時間で行けるところを5、6時間かけて行ったりしてみて、全然知らない街の風景を電車から眺めてるのはすごい穏やかな感じで、たまにすっげえ綺麗な景色とか見れたりして。別に有名なところじゃないんだけど、すごい綺麗な場所見つけて車窓から見つけたりすると、そりゃあおお〜ってなりますし、そんな感じかな。

りん:
写真は旅につきものなんですか。

わらび餅:
そうですね。ちゃんとしたカメラは別に持ってるわけじゃないんですけど、結構撮りますね。ぱっと目についたものとか、風景もそうですし。めちゃくちゃ思い出に残そうってわけじゃないけど、行った証にしようって思って撮ります。自分のnoteのサムネイルとかは結構旅行で行った写真だったりします。

りん:
noteには、どういうことを書くんですか。

わらび餅:
元々はそれこその旅行の記録とか書こうと思ってて、最初はちょっとやってみたんですけど、あんまり長続きしなくて。最近は日常過ごしてて、これ書き留めたいなとか、これちょっと書いたらいろんな人見てくれるかなとか思ったようなことを書いてます。だから日記とかエッセイに近いのかな。
それこそ、研究室嫌だ休学したいみたいなことを書いたりとかするし。あとはその好きなアニメとかから取った言葉をちょっと引用してたりとかしています
最近ちょっとnoteのモチベが高くて、これからまた増やしていきたいなって思ってます。

りん:
noteは何きっかけですか。

わらび餅:
なんだったかな。元々アカウント自体はたぶん持ってたんですけど、書くようになったのはそれこそ旅行記を書こうと思ったのがきっかけですかね。
元々本読んだりするのも好きなので、一時期自分で小説ってほど大したもんじゃないですけど文章書いてたこともありますし、なんかちょっと書く練習とその記録がてらやろうかなって書き始めました。まだ多分半年も経ってないような気がします。

りん:
半年noteやってみてどうですか。

わらび餅:
何かやっぱ波がモチベーションの波はあるんですけど、やってみると後から見返したときに、そのとき自分が何を思ったのか見返せるのが楽しいですし、最近ちょっとフォロワーさんが若干増えてきたのかな。いろいろ見てもらえることもふえて、通知が来るのが楽しいですね。
最近、お気に入りのnoterさんとを見つけまして。この人の書く文章好きだなと思って、その人のインスタ見に行ったり、その人の過去の記事を読んだりするのが好きです。

りん:
noteはこれからどう関わってきますか。

わらび餅:
趣味の範囲ではありますけどやっていけたらなと思います。ちゃんと趣味っていうようなものがあんまりなくて、だからこういうのを趣味にしていけたらいいなって思ってます。

りん:
旅の話に戻っちゃうんですけど、これからも旅はしていきますか。

わらび餅:
していきたいですね。途中で普通にこうやって学校通ってると、ある時ふとああ旅行行きてーってなるんで、どっかでガス抜きのために行こうとは思います

りん:
テイスト変えまして、人からはどんな性格と言われますか。

わらび餅:
そうですね。なんだろう、あんまり言われることないな。親からはせっかちって言われましたかね。せっかちなんだろうし、計画通りいかないのはちょっと嫌なんだろうなって思うんです
高校のときは第一印象怖いって言われました。背が高いんですよ。背が高くてたぶんちょっと顔が怖いんでしょうね、わかんないけど。なので、そんな初対面は怖かったけど、部活の友達とかで長いこと一緒にいる人からは、だんだん良さがわかってくるスルメみたいな正確だねだと言われて。噛めば噛むほど味がするらしいです。自分では分かりませんけどね。

りん:
自分では性格どう思いますか。

わらび餅:
さっきも出たし何回も言う通り、やっぱり結構計画通りにっていうところが自分では強くて
。なので、例えば何かやってるときのチームメンバーとかはたぶんめちゃくちゃ気遣ってるとは思うんですけど、たまにその目的を見すぎて人が見えなくなることがあるなとは思ってます。
うーん。性格。性格ってどんなのがありましたっけね。たぶん良くも悪くもしっかりしてるんだと思います。悪くもの部分は、今言ったような感じで、良くもの部分は実際に自分が計画を立てて、何人かで一つの何だろう例えば授業の発表だとか企画だとかをやると、大抵そのその通りにうまくいくので、そういう意味ではちゃんとできてるんだと思います。そんな感じかな。

過去:1個は、間違いなく高校の2年生のときの文化祭だと思います。あのときに、これからもこういうことをやっていこうっていう思ったので、自分の方向性を決めたのは、その文化祭のときのその賞を取ったときだと思います。

りん:
わらび餅さんは子供のときどんな子でしたか。

わらび餅:
子供ってどれぐらい前ですかね。

りん:
おまかせします。

わらび餅:
おまかせ笑 わかりました。めっちゃ人に話しかける子でした。人見知りとか全くしなくて
、誰彼構わずたぶん話しかけに行ってます。イメージしてるのは幼稚園児ぐらいなんですけど、すごい話しかけに行ってて、たぶん正義感が強かったんでしょうね。だから、結構その揉め事に首突っ込んで言い争いになったりとか。
あとはちょっとよかれと思ってやったことが何かあんまりよく働かなかったとか、今思い出すとちょっと黒歴史的なこともありますけど。言ってることは正しくても、言い方がすごい悪くて、みんなにちょっと嫌な思いさせちゃったりとかはしてたかな。今のは中学生ぐらいですね。
幼稚園児の頃は・・・なんか人生に3回モテ期があるっていうの知ってますか。

りん:
知らなかったです。

わらび餅:
3回あるらしいんですよ、人生に。1回目が確実に幼稚園児でしたね。何があったわけじゃないですけど、幼稚園児なんでモテ期と言えるかもわかりませんけど、遠足とか行ったときの女の子とツーショット撮ってる写真とかたくさんあります。幼稚園児ですよ、幼稚園児。
そんな感じかな。子供の頃そんな感じです。

りん:
高校はどうですか?

わらび餅:
高校は、なんかめっちゃ周りがいい人たちばっかりで人間関係に苦労したとかはないんですけど、でもやっぱりまだちょっと言い方がきついみたいなところは残ってたのかな。でも、すごいたくさん思い出もあって文化祭だとか、このときは弓道部だったんですけど、弓道、弓ですね。弓道とか勉強とかですね。
昔から勉強が好きで。勉強が好きというよりかは、友達とテストの点数を競うのが好きで、学校のテストの順位とかが出ると友達とバチバチともまちまちやってましたね。
やっぱりリーダー的なことも高校のときはたくさんやらせてもらって、結構その今の自分の土台になってるところがあるかなって思います。

りん:
リーダー的存在だったときは、どういう感情だったんですか。

わらび餅:
難しいですね、感情か。楽しくやってますね、ずっと。ただ若干ワーカーホリックなところもあるんで、半年先のイベントとかに向けたリーダーとかだったら、その半年間は本当にずっとそのことを一番に考えてるみたいな。高校のときはあまりなかったですけど、大学は例えば授業中、なんかぱっと思いついて、授業中に資料を作り始めたりとか。
あとは定期的なミーティングの準備だとかはすごい好きで、資料を作ったりとか進行したりとか、そういうのはやっぱり楽しいからやってます。そのことに直線になりすぎて、彼女に冷たいって言われたことがあるんですけど。

りん:
自分得意だなって思った瞬間はありますか。

わらび餅:
得意だなと思った瞬間。そうですねー。やっぱり高校のときの文化祭でのクラスの出し物のお化け屋敷だったんですけど、それで学校で一番みたいな賞をもらって、投票だったんですけど、もらってめっちゃみんなでワーッてなるじゃないですか。そのときは、やって良かったと思ったし、ちゃんとその自分の計画とかリーダーとかは正しかった、正しかったのかな得意だったのかなってあって、同じことを同じことそんな感じのことを続けてます。

りん:
高校のときの出来事が今の基盤になってるっておっしゃってましたけど、そこもちょっと具体的にいいですか。

わらび餅:
ちょっと別のエピソードも混ぜるんですけど、1年生のときにホームルーム委員になりまして。
入学してすぐにその文化祭の話し合いがあったんですね、クラスで。そのときに進行をしてたんですけど、それを見てた担任の先生からめちゃくちゃ褒められまして。こんなにちゃんとちゃんとした進行を初めて見たみたいな。その先生のことが今でも大好きなんですけど。
本当になんかすごい褒め方をしてくれたんですよ。三者面談とかでもお前総理大臣になれみたいなんか、そういうこと言ってくれる先生だったので、それがまずすごい嬉しくて。その先生に、今まで見てきた生徒の中で、お前は一番できるやつだみたいなことを言ってもらって。今となってはどれぐらいお世辞かわかんないですけどね。だから今でもその先生を裏切らないようにしようみたいな気持ちはあります。
なので、たまにネガティブになったときに、あれ、今の生活であの先生の期待に応えられてるのかなとは結構なりますね。たぶん実際はできていないんですよ、あんまり。期待に応えられてないんですね、あんまり。だからそれがちょっとすごい自分の中ではずっと突き刺さってることで。

ちょっと話に出たように、リーダー的なこと今やってるその研究って完全に正反対で、自分では結構正反対にあると思ってて、先生が期待してくれたのはたぶんそっちの方向の部分で、リーダーの方向のことで。何をやってる研究っていうのは、自分でもあまり適性はないと思ってますし、周りからというかその先生が言ってくれたことともちょっと違うなとも思うし。
院に行くとあと2年、まだ夏なのであと2年半以上はその研究に捧げないといけないんですけど、それが結構自分では嫌だなとか突き刺さってるところではあります。ね。ちょっと質問とはだいぶそれちゃったんですけど。

りん:
その先生の期待に応えられてないなって思うのは、どうしてですか。

わらび餅:
今となっては、先生がどういうことを褒めてくれたのかはわかんないですし、どういうスケールで言ったのかわかんないんですけど、実は受験に失敗というか、第一志望は落ちちゃってて。だからってわけじゃないんですけど、今その自分がやってる大学祭のこととか、あとは他にもちょっと何かやってる企画ごとのことのスケールが結構小さくなってるんですよ。総理大臣だねって言われたのを間に受けてるわけじゃないんですけど、たぶんなんだろう。その先生に何か誇れることをまだできてないなみたいな感じですかね。
たぶんおおすげえなと言ってくれると思うんですけど、当時高校生のときより間違いなく怠惰というか怠けるようことを覚えちゃったので。たぶん、本当はもっと本当はもっとできたんじゃないかって思うからですかね。その人付き合いのことか、あとは、今までちょっとだけてるなっていう思う自分を振り返ると。

りん:
人生の転機点は、ありましたか。

わらび餅:
転機か。1個は、間違いなく高校の2年生のときの文化祭だと思います。あのときに、これからもこういうことをやっていこうっていう思ったので、自分の方向性を決めたのは、その文化祭のときのその賞を取ったときだと思います。

りん:
方向性っていうのは具体的にどんなことですか。

わらび餅:
チームをまとめて何か1個の目標を実現させるっていうところの、そのリーダー的ポジションをずっとやっていきたいなって思ったってことですかね。

りん:
このインタビューで人生を振り返ってみてどうでしたか。

わらび餅:
同じ話をたくさんしちゃいましたね。自分で思ってる以上にそのリーダー的な部分をアイデンティティにしてるんだなっていうがわかりました。それだけじゃ駄目だなっていう気も最近はしてるんですけど。
自分のアイデンティティ、居場所、軸、何か1個軸にできるものが他にも欲しいなって最近思ってます。それをとったら、僕には何が残るんだろうって最近。

ちょうど最近就活のことを考える機会があって、得意な事とか書き出してみたら、なんかあんまり他にないんだなって思って、そういうのを増やしていきたいなとは思ってます。

りん:
どうして増やしたいんですか。

わらび餅:
何か怖い。怖いです。なんか結構その年代の人はみんな思ってるのかな。note開くと同じようなこと言ってる人結構いるんですけど、なんか何者かになりたいみたいな。別に有名になりたいわけじゃないんだけど、変わりがいない人になりたいみたいな気持ちはずっと思ってて。
そういう何かそういうのになりたいなと思ったときに、何か自分からそのなんですか。リーダー的なところを取ったら、何ももし残らないんだったら、ちょっとやっぱ怖いし焦る感じですかね。

りん:
過去について話し残したことありますか。

わらび餅:
過去について。大丈夫ですかね。深掘りすればたぶんまだあると思うんですけど。

りん:
何でもいいですよ。

わらび餅:
そうっすね。なんだろう、どういう話が欲しいとかありますか。

りん:
いやそこはもう。

わらび餅:
なんだろう。過去のことってあれじゃないけど、本とかが好きで、本とか映画とかアニメとか漫画とか好きで、なんで好きなのかなっていうのが、例えば小説だったら登場人物の人生とか書いてあるじゃないですか。映画とかもそうだし、漫画とかアニメとかもそうだと思うんですけど、その人生を本から摂取するって僕は言ってるんですけど、その感覚がすごい好きで、自分じゃない人の生活とか人生を価値観とか、自分の中にストックしていく感じがすごい好きで。
たぶん旅行もその一環なのかなって気も最近してるんですけど、旅行先で全く知らない人と話したりとかするのも、なんかそういう感じで好きです。
noteもそうですね。全然知らない人の人生書いてあったりとかするので、今までは本とか映画でやってたんですけど、noteは本当に一つ一つがその人の人生の集まりみたいな感じで、それがすごい好きです

りん:
いろんな人の人生に触れ合ってるときの気持ちはどうですか。

わらび餅:
素直に参考になるなとか、役に立つなと思うこともありますし、noteだといやなんか会ってみたいなってなることが結構最近はあります。この人に会っていろんな話をしてみたいなって思う人が何人かできました。実際に会うのは難しいでしょうけど。
今その結構限られた人としか変わらない生活になっちゃってるので。研究室って本当に人少ないんですよ。10人とか20人しかいない環境で、あと2年半って考えたら気が遠くなるんですけど。そういうのもあって、研究室嫌なんですけど。
だからこそ、人との出会いみたいなのを恋愛的な意味じゃなくて、人と人との出会いみたいなのを最近は結構インターネットに期待してるというか、Twitterでいろんな人と話してみたりとか、何かDMしてみたりとか最近やってますね。

未来:日本で行きたいところがないぐらいに行き尽くしたいかな。

りん:
では、未来について。5年後10年後、または死ぬときまで想像して未来へのイメージはありますか。

わらび餅:
死ぬときまでに自分でやってやったぞっていう実績というか、自分で私の人生は、こんな人生だったっていうか、これのための人生でしたみたいな言える何かが欲しいですね。それがそれを何にしたいかがまだ見つかってないから、あと2年間ぐらいで社会に出るまでに見つけたいなとは思ってるんですけど
あとは日本1周はめちゃくちゃしたいです。その1回の旅行って意味じゃなくて、日本のいろんなところ隅々まで巡ってみたいです。一人旅好きなんですけど、あんまり海外旅行は実は考えてなくて。日本が本当に好きで、ご飯とかももちろんそうですし、風景とかも。あとはまあとりあえず日本が大好きなんですけど。日本で行きたいところがないぐらいに行き尽くしたいかな。
あとは人に囲まれて死にたいですね孤独死はしたくないです。家族だったりとか。
5年10年後。5年後っていったら20代後半で10年後は30過ぎてますからね。自分がそのときどこにいるかわかんないですけど、その場所その場所で何か人に頼られるような人になっていたいなと思います。そんな感じかな。結婚もしていたいですね。

りん:
孤独死は嫌だっていうのは何か理由はあるんですか。

わらび餅:
ずっと昔から思ってるんですよね。根っこが寂しいなってだけだと思うんですけど、年取って、年取っても家に1人きりで心死んじゃってそうだなってきっと自分は。自分は心死んじゃってそうだなって思うので、何かやりがいがないと生きていけないともちろん思うんですけど、やりがい、生きがい。
年取ったらどんどん人と関わらなくなっていくんだと思うので、新しい友達は社会人になったらできないとか言いますし。だからなんですか。寂しいの嫌だってだけです。

りん:
海外あんまり考えてないのは何でですか。

わらび餅:
英語は喋れる方だと思うんですけど、同年代とかだと。海外の人と話すのは結構好きですし同じお店に海外の人がいて、何か困ってると話しかけようかそわそわしちゃうタイプなんですけど。1回、何回か海外行ったことあって、去年はちょっと学校の関係でカナダにちょっとだけ行ってたんですけど、ご飯が美味しくないんすよ。災害のご飯ってイメージつきます?行ったこととかありますか。

りん:
そうですね。

わらび餅:
行ってみると、日本人の食への執念ってやっぱ違ーんだなって思って。野菜炒めとか、味本当についてないんですよ。僕が行ったところは。塩もかかってなくて。揚げ物ばっかだしカナダだから。じゃがいもは美味しかったんですけど、さすがというだけあって。じゃがいもはマジで美味しかったんですけど、結構僕食へのこだわりがあるほうなので、自炊とか結構こだわったりとかするタイプなので、その環境に長くはたぶん耐えられないなっていうのはあります。
海外そのうち行きたくなったとしても、その前に日本は行き尽くしておきたいなって感じですかね。行きたいところがたくさんあるので。

りん:
日本全部行き尽くした将来を想像してどうですか。

わらび餅:
やりきって・・・なんだ。コレクションってわけじゃないですけど、全部の県をちゃんと行きたいと思ってて、だから47をもし周り切ったら、達成感があるのか燃え尽きちゃうのかちょっとわかんないですね。

りん:
もし高校1年生のときの先生との出会いがなかったら、今どういう人生になってたと思います。

わらび餅:
いやー、どうだろう。結局たぶん同じようなことをしてたとは思います。他にすごい好きなことが得意なことがあったわけでもないし、何かしらそのチームを引っ張るみたいなことをやってると思うんですけど、でもなんか・・・もっとつまんなかったかなって思います。

りん:
つまらなかったというのは。

わらび餅:
なんていうんだろう。今でもその先生の言葉に、ちょっとその背中を押されてるのか脅かされてるのかしながら生きてるので、今立ち返る場所、自分の振り返るベンチマークっていうんですかね。なんていうんだろう。そのポイントとして、その先生との話をずっと覚えてるので、それがなかったら、もう少しもっとその怠惰な感じだったような気がしてつまらないかなって思いました。忙しいほうが好きなんで

りん:
忙しい方が好きなのはずっとですか。

わらび餅:
ずっとなんでしょうね。ちゃんと気づいたのは大学になってから大学祭のあれこれをやってるときなんですけど。めちゃくちゃ忙しくて、自分の趣味というか自分の時間があまりないときでも、その仕事をやってるときが一番満たされるというか、一番楽しい時間だったので。忙しいほうが好きっていうか単にその仕事が好きってだけかその仕事、そういうことが好きってだけかもしんないですけど。時間あると本当にダラダラしちゃうので。何か常に考えてるほうが充実してたなって思います。
わかんないにしても、嫌な仕事があったら嫌でしょうし好きなことで忙しいから嬉しかったと思いますけど。

りん:
忙しいって、数値化するとどれくらいですか。

わらび餅:
四六時中その事考えてる。それが生活の中心になってる感じ。でも今は研究室が生活の中心で全く楽しくないので。だからたぶん、好きなことで忙しいから充実したんだと思います。まあ普通のことですかね。

りん:
時間があるとダラダラしちゃうっていうのは、ダラダラしてるときは、どういう気分なんですか。

わらび餅:
何も考えてないんでしょうね。YouTubeのショート動画とか流しまくってたりとか、ネット小説好きなんですけど、ネット小説ひたすら読んでたりとかしますかね。コロナ禍の受験生だったので、ちょっと時間がありすぎてだらけることを覚えちゃったみたいなところがあって、そのときは本当にずっと小説読んでて、いやあ馬鹿だなって今は思います。

りん:
よくある質問ですけど、もしも100万円あったら、どうしますか。

わらび餅:
100万か。割と思いつかないもんですね。旅行かなって自分で思ったんですけど、別に何かそんな感じじゃなくて、たぶん何か美味しいもの食べに行って、貯金する気がする。それかさっきの大学祭って言ったと思うんですけど、大学生はもう僕の任期というか代は終わっていて、今後輩たちがやってるので、その100万をまんま寄付しようかな。結構カツカツなんで、運営は常に。

りん:
貯金したお金はどうするんですか。

わらび餅:
なんでしょうね。結婚資金とかにするんじゃないですかね。一人暮らしとか家引っ越したりとか。

りん:
大学祭は卒業後も関わっていきたいですか。

わらび餅:
めちゃくちゃ思い出深いので関わっていきたいなとはもちろん思いますけど、過干渉にはならないようにかな。最近過干渉しちゃってちょっと良くなかったなと思うことがあって、控えようってしてるところです。稼げるようになったらお金のこととかもそうだし。でもそういう後輩たちとは繋がっていきたいですね、ずっとね。

りん:
最後に言い残したこと、感想でも何かありますか。

わらび餅:
本当にこれで大丈夫なのかっていうのはちょっとあるんですけど、うまく記事にならなかったらごめんなさいって感じです。

りん:
それは全然気になさらないでください。

わらび餅:
ありがとうございます。そうですね。これに元々申し込んだのは、自分でいろいろと何かアウトプットするきっかけになればなと思ったのと、その自分のことを振り返ってアウトプットするきっかけになればなと思ったのと。
あとさっきもちょっと言った気がするんですけど、いろんな人とネットでちょっと話してみたいあってみたいっていうのがあったので、今日はちょっとお話するのを楽しみにしてました。
言い残したこと。ちょっとぽつぽつ何個か話したんですけど、研究室っていうことについて何かあんまり世の中に知られてないなって思う気持ちがあって、特にその理系のガチの研究室のことって、あんまり僕も入学というか入るまで全然わからなかったですし。なので、今日は具体的なことを話さなかったんですがというか話せることもあんまないですし。
あまり話せなかったんですけど、理系に進みたいって思ってる高校生とか、これから研究室選ぶ大学生が、研究室でめちゃくちゃ得体の知れない場所なので、ちょっと考えるきっかけになってくれればいいなっていう気持ちがあります。

僕の話からっていうだけじゃなくて、ちょっと大学とか研究室選ぶ前にちゃんと調べてみようとか、その進路のこと。僕はその今年になってから結構、将来のことをちゃんと考えて、ちょっと遅すぎたなって後悔してる人なので。すごい難しいことなんですけど、自分のことを将来考える。考えておいたほうがいいよっていう、もうすぐ大学卒業する先輩として言いたかったことです。

あとがき

先日はありがとうございました!

先生の言葉が、こんなにも心に残ってるなんて先生も嬉しいだろうなー。
卒業してからはこの先生に会ったんですかね??

先生に言われて嬉しかった言葉集とか面白そう!
生徒にどれだけ影響があったかのエピソードも添えちゃったりして

実際やってみたら思ってたのと違った体験って大事だなーと思いました。。
わらび餅さんが大学で研究を始めて、自分の得意不得意が分かったように、
やってみないと何もわかんないですよね、、、

といいながら私はやりたいことにあまり手を付けられていないです。
今は突発的にハード系パンを焼けるようになりたい!

【インタビュー・編集・あとがき:りん】

【編集:さりあ】

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