【雑記】年間1000冊読む(読書している時に私たちの脳に何が起きているのか)
年間1000冊、私読んでましたよ!
元々年間百冊目標にしていたのですが、ある時、こんなみんなやってるような量じゃダメだ、となりまして、1000冊やってやりました。
◆方法
図書館のそばに住む。1000冊は借りないとお金が無理でしょ。置く場所もなくなるし。
私は自宅、図書館、会社が徒歩5分圏内でした。
スキマ時間全部読書、土日は図書館で。
あ、これ知ってる内容だなと思ったら読むのをやめる。これ重要。1000冊読んだっていうか、そのうちしっかり読んだのは300くらいじゃないかな。
本を読む前には、何を読むかという作業があるわけです。ここの精度が、良い読書を作ります。
でも本選びはあんまり考えない。
私の借り方は、図書館の新着図書をばっーて見て気になったタイトルを借りる。月によってまちまちでしたが、私の地域の図書館は月にだいたい1000冊の新しい本が入ってきます。そのリストを見て、ばんばん予約していく。
ここではあまり考えない。借りてきてページに目を通してから読むかどうかを決めます。
キーワードで引っ掛けてあるだけありったけの類書を借りる。例えばネットワークてワードを図書館で検索して、30冊あったとする。それ全部借ります。
読むかどうかは中身を見てから考えるので、借りるときには考えなくて良いです。
ウエブ予約利用する。
そーじゃないときついです。
最近の図書館は、利用者かアクセスしてオンラインで予約できるシステムを用意しているので、それ使いましょう。
本を借りる時のバッグを用意する。一度に10冊とかお持ち帰りするのでね。
数字の計画作る。千冊読むには、月に83.3冊。週に20冊程度。1日に2-3冊を読むわけです。
イメージできますか? そう、上にもう書いてありますが、毎日2-3冊の新しい本が手元にある環境を構築するのが、正解です。
で、1000冊が目標なので、かんたんな本1、知ってる分野の本1、知らない分野の本を1、みたいな構成で行きましょう。
例えば、小林カツ代の料理エッセイ、マーケティング、レヴィ・ストロースみたいな構成です。
困ったら写真集、詩集。
写真集、ちゃんと見たことありますか? めちゃくちゃ面白いですよ。歴史、他のアートに比べたら短いですし、写真の面白さは、プロとアマチュアの差があまりないところです。道具があれは、かっこうとして写真になる。これが、ネットが出る前からもう、そうだったんですね。適当に言ってますが。うろ覚えなので。
詩集も読むべきです。
谷川俊太郎が日本で一番有名と言われますが、生きている人でね、死んでるのでは宮沢賢治ですかね? その谷川俊太郎でさえマザーグースの翻訳で生活してるって話ですからね。
最果タヒさんなど、若い人も新鮮な人もいます。
わたしゃ田村隆一が好きですよ。
あと何人かいるのだけと、これがまたすぐ忘れるんだわ。
あと、短歌、俳句も読むといいです。ネット歌人から入るのもいいかと思いますがー。
イギリスとかは、桂冠詩人っていって、その年を代表する詩人を決めたりするんですよね。
あと話が詩じゃなくなってきてますが、てか読書1000冊てもないけど、シェークスピアが英語の辞書を分厚くしたとか、マーク・トウェインがアメリカ英語に命を吹き込んだとか、そーゆーふうに、言葉は国民が作っていくものなんですよね。なのに日本語はまだまだだよねーとか。
確か、明治期の日本語の話とか、漢文から日本語への話を研究してる人がいるのですよね。
メタルギアで、一つ前の、あれは言語がテーマだったじゃん、リンガフランカって。私達は国家に住んでるんじゃない、国語の中に住んでるんだ、て。
本の話どこいった?
読書は?
◆得られるもの
知識。知識はべき乗でふえていく、てことです。ネットワークになってきますね。一つのワードからのリンクが増えていって、パスがどんどん広がる感じ。path ですそんなに読んでも理解できないよー。
確かに。私は1000冊の前に年間百冊を十年はしてたので、この量は最初からはきついかも。
どうしたら?
ただし、一知半解無知にも劣る、知ったような顔をしちゃいかんです。
知るほどに、知らないことが増えてきます。
驚かなくなる。なんつーか、あ、これはあのパターンねみたいになり、例のあれきたー、て逆になんでもかんでも面白くなりますね。
ま、これくらいですかねえ。
◆要約
・読む本を常にそばに置け
・読む必要のない本は読むな
・本を愛せ
・読め読め読め
◆最後に、それでも読めない人へ
そんなに読んでも理解できないよー。
確かに。私は1000冊の前に年間百冊を十年はしてたので、この量は最初からはきついかも。
どうしたら?
こういうので困ってるーみたいなのを具体的なコメントでもらえたら、解決の提案ができるかもしれないです。
あ、あと最後の最後。読書中にメモを取って理解を深める、ていう手法がありますよね。私もやってました。でもこれ、時間かかるんですよ。なので1000冊のときはやめました。
代わりに必要なところは写真撮りました。
内容を深く理解する方法は、なのでその時は類書をまたとにかく読む、でした。
あー、ここからほんとは、プルーストとイカの話とか、読者の歴史とか、書き言葉話し言葉のアレとか書きたかったのだけど、ノウハウどまりやんね。
まあ一区切りついた感じするしここらでー。
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