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全部持ってるのに自信だけない人

見て、あそこ。竜がいる。竜神様だねえ。秋の青空にぽっかり竜神さまがいて、私たち家族をにっこりにっこり見守ってくださるのでした。
というしめくくりで終わる童話があったとして、その童話はどうやって始まり、どうやって中間の話が進むのだろうか?
竜神なんかは最初は出てこなくて、まずは家族の中の息子が、小さな息子がでてきて、近所の池で、池にいる魚たちをいじめて遊ぶのかもしれない。
で、その魚を飼っているという毛むくじゃらの人間がいて、翌日になって、その息子に文句を言いに来るのかもしれない。
おい。
おおい。
オレの魚をよくもいじめてくれたな。
で、息子怖がる。で、息子の父親は、息子が魚をいじめたことを知らずに、毛むくじゃらの人間に会いにいく。毛むくじゃらの人間に事情を聴く。父親は息子が魚をいじめたことを知る。
父親は息子に聞く。
「息子よ、君は本当に魚をいじめたのか?」
息子はウソをつく。いや,いじめてなんかない!! 毛むくじゃらの野郎、ウソ八百並べやがって!!!
と、いうことで、父親は毛むくじゃらに文句を言い返す。
うちの息子は魚なんていじめてないって言ってるんですけどお!
その瞬間でした。毛むくじゃらのまつ毛にあたる部分が、びいん! て伸びてきて鋭くなって父親の喉元を突きさし破ったのは。
父親が死んだ。息子は泣いた。母親も泣いた(母親はその間、買い物に出ていて家にいなかったのです)。
あわれ。母親は天の神様にお祈りしました。そうすると、天の神様は言いました。なるほど、うん、その毛むくじゃら、実は魚を飼っていたのではない、お前の息子をいじめからかうために、魚を飼っていたとウソをついていたようだ。
おお、なんということ。母親はまた新たに涙をどっと溢れさせました。
どうにか、どうにかならないのでしょうか?
母親は天の神様にお祈りします。息子は、自分が「魚をいじめていないと父親にウソを言ったこと」がバレやしないかと、生きた心地がしません。
実際、生きる価値があるのか?
そうして、天の神様は、竜神を呼びだしました。
そして、竜神は父親を生き返し、毛むくじゃらを雷で焼き殺しました。
そうだドラゴンボール!! 命は取り戻せるのさ!
めでたしめでたし。ウソをついた息子、殺されずにすんで、良かったね!
今日の無名人インタビューもよろしくお楽しみもうしあげたてまつる!(主催:qbc)

今回ご参加いただいたのは イワナ さんです!


現在:自分のやりたいことを仕事にするっていうのと、趣味で止めとくっていうのの、その、境目っていうのがわからないんです。

qbc:今、何をしている人でしょうか?

イワナ:今、仕事はプログラマーをしてます。

qbc:その他は、されています?

イワナ:結構多趣味ですって自分では言ってるんですけど、写真を撮るのが今一番好きで、あとは写真だけじゃなくて動画とかも残すようにしてて。
映画も好きなんで、自分の撮った写真と動画でちょっと映画風の動画を作ってみたりとか。あとはPVみたいなのを作ってみたりとか。自分の趣味だけで止まってる状態なんですけど。
あと本を読むのも好きで、うっすらと昔から自分で文章を書きたいなみたいなのがあるんで,
インスタにこの間から毎日自分の文章を投稿するように心がけてて。
っていうのが最近ですかね。

qbc:お仕事のほうですけど、お仕事は楽しいですか?

イワナ:前は販売職だったんですけど、そこから全く違うプログラマーになったのが、誰にでもできる仕事嫌やなって思ったからで。
ちょっと専門的な方に進みたいってなって、いろいろ考えて今の仕事にしてるんですけど。今の状態だけを見たら、楽しく仕事はできてるなと思ってて。
でもそれもちょっと今後考えたら、繋がるものが欲しいなっていうのが今の現状ですね。

qbc:プログラムは何年ぐらい?

イワナ:まだ1年半ぐらいです。

qbc:プログラマーの適性ってどうでした?

イワナ:人と話すのは好きやったんですけど、接客業やったんで。でもいろんな人がいて、それがすごいストレスになってて。
今の仕事になってからは人とも話すんですけど、チームの人とか。でも基本パソコンと自分で向き合ってする作業の仕事なんで、結構そこの適性はあるかなと思います。
自分のペースで仕事できるのが結構幸せです。

qbc:何作ってます?

イワナ:案件によっていろいろあるんですけど、今はWebサイト、結構有名なやつなんですけど、それの見た目と、あとは検索機能とかそこら辺を、サイトが動くようにプログラムしてっていう感じです。

qbc:転職してよかったですか?

イワナ:そうですね、よかったですね。

qbc:どういう考えで、ITの方に転職されたんですか?

イワナ:誰にでもできる仕事っていうのが、前はすごいコンプレックスに思ってて。
まずは専門的な仕事っていうので決めてて、あとはWebデザインとか。
なんていうんでしょう、おしゃれなものとか、デザインとか、センスとか、そういう言葉に結構弱くて、デザインしたいってなってWebデザインやったら、ちょっと仕事あるんちゃうかなと思ったんですけど、結局Webデザインってあんまり初心者雇ってもらえなくて。
ちょっと勉強してたことから外れるんですけど、同じ感じでプログラマーっていうのだったら初心者でも結構雇ってもらえたので。そっちでも自分の思ってたようなことができるし、あとは今後結婚とかしたら、そういう環境変わったときもWeb系やったらテレワークとかしてどこでも仕事できるっていうのが、結構魅力でした。どこでも生きていけるみたいなのに結構憧れてました。

qbc:びっちり考えられていますね。

イワナ:そうですね。1年半前に考えて。結構覚えてます。

qbc:写真は、どんな写真を撮るのがお好きですか?。

イワナ:先日読んだ無名人インタビューの方の考え方にめっちゃ近いなと思ってて。
68歳の方のインタビューなんですけど。

イワナ:綺麗な写真ってあんまり魅力を感じなくて。
こう言ったら語弊あるかもなんですけど、誰にでも撮れるなあみたいな、ちょっと思っちゃうところがあって。
自分が見たものを残したいっていう気持ちが結構あって、自分にしか撮れない写真が撮れたらいいなっていうのは常に思ってます。私がこの目で見たそのままを写真で残したいなって思う気持ちが結構強いです。

インスタグラムのアカウント二つあって、一つが文章を投稿するために写真を1日1枚撮って投稿するっていうのと、もう一つは心を動いた瞬間に撮りまくった写真を載せまくるっていうアカウントで。
で、どっちかっていうと、自分が撮りたいと思った瞬間を気の済むまで撮ってっていう方が好きです。
もう1個は文章だけ投稿するのもいいんですけど。ちょっと写真日記に憧れてて、無理やり撮る日もあるみたいな感じでしてます。

qbc:残したいタイミングっていうのがあるんですかね?

イワナ:そうですね。今これ撮りたいってなるときあります。

qbc:読書は、どんな感じの本を?

イワナ:読書は、基本好きで読むのは、人のエッセイとか、結構人の生活をつづってる本が好きで、料理してるところとか。
あとは小説も。江國香織さんとか、村上春樹さんとかも好きです。小説読むんやったら文章おしゃれやな、みたいな感じで決めて読みますね。
これから読みたいなってちょっと思ってて読んでないのが、自己啓発本とかも読んでみたいし、哲学の本とかちょっと難しめの方も読みたいなと思ってずっとできてないです。

qbc:エッセイは、どんなエッセイを読みますか?

イワナ:旅行記とかも見ますし、さっき言った生活のことを書いてる、パリで生活してる人のエッセイとか。

qbc:作者で言うと?

イワナ:西加奈子さんとか、あとこないだ原田マハさんのやつ読んで面白かったので、ちょっと今後も読みたいなあとか思いました。

qbc:自己啓発本は、読みたいタイトルとかありますか?

イワナ:これっていうのはないんですけど、結構有名な「嫌われる勇気」とか「金持ち父さん貧乏父さん」みたいなやつ。

qbc:性格について、周りの人からはどんな人だって言われます?

イワナ:プライベートと仕事で結構多分印象わかれてるんじゃないかなって思って。
プライベートだったら結構天然とか、おっとりしてるとか、優しいとか言われるんですけど。結構仕事をやったら、真面目で頼りがあるみたいな感じで結構そういう感じですね。
仕事中ってあんまり気が抜けなくて、あんまり雑談とかができてなくて、ちょっと働き方というか自分の意識変えたいな、みたいな。ずっと思ってます。
仕事の方の印象を、ちょっとプライベートの方に持っていきたいというか。

qbc:自分の中で、オンとオフのスイッチがあるような感じ?

イワナ:意識したことなかったんですけども、ある気がしますね。

qbc:ご自身では、自分の性格はどう思いますか?

イワナ:負けず嫌いで、好奇心旺盛で欲張りです。

qbc:近しい人、家族とか友人恋人といった距離感の人たちからは?

イワナ:どうなんでしょう。結構、明るいみたいな感じだと思います。

qbc:天然とかおっとりしてると言われる?

イワナ:そっちですね。ちょっと頼りないとも言われます。

qbc:結構バラバラですね。

イワナ:確かにそうですね。

qbc:他に自分を表わすキーワードってありますか?

イワナ:貪欲ってすごい思うんですけど自分で。高校生ぐらいのときまでは、あんまりそういうのを知られたくなくって、綺麗な自分を見られたいというか。

qbc:もがいてるところを見せたくないみたいな?

イワナ:そうですね。悩んでるところとかあんまり見せたくなくって。
昔そういう風に意識しようって思ってたことが、最近ちょっと裏目に出てるな、みたいなこと結構あります。

qbc:好きな食べ物は何ですか?

イワナ:結構ジャンキーなやつが好きです、ハンバーガーとか。

qbc:月見バーガー?

イワナ:月見バーガーは卵嫌いで。マクドやったら、スパチキが好きです。

qbc:ラーメンは?

イワナ:ラーメン大好きです。

qbc:外国の料理は?

イワナ:タイ料理とかあるじゃないですか。ああいうのを結構好んで食べてます。

qbc:ラーメンは何ラーメンが?

イワナ:ラーメン好きなんですけど、味音痴らしくて、何でも美味しいって言って食べてます。

qbc:嫌いな食べ物は?

イワナ:レタスですかね。
レタスのシャキシャキした感じと、みずみずしさと、苦味が嫌いです。ほんまにこれわかってもらえないんですけど。

qbc:そこが嫌いなら、レタスは食べれないですね。イメージで嫌いなんじゃないんですね。ポイントを押さえてる。

イワナ:ありがとうございます。れっきとした嫌いな人です。

qbc:何がやりたい人ですか?

イワナ:これ、みたいな武器がないんですけど。ほんわり達成したいというかやりたいのは、自分にしかできないことで。自分の感性とかセンスとかは別に、絶対自分が一番やみたいなのは決してないんですけど、でも多分、自分にしかできひんこともあるんやろうなと思うんです。
そういう自分のいいと思ったこととかを活かしてしたいっていうの、ずっとあって。
あとはこのインタビュー見つけたのもそうなんですけど、結構、カウンセリングみたいなのにも憧れてて。自分、人の話聞くのが好きなんで、友達とかにはカウンセラー向いてるみたいなのをよく言われてて。

いろんな人の話を聞いて、その人が何でそう思うんかとかを結構深堀りしていって、その人の生き方とかを知って、それを何かで表現したいみたいなことをずっと思ってたりします。
ぐちゃぐちゃなんですけど、そんな感じです。

qbc:自分の感性やセンスで何かをするっていうことが、今、できてないと思ってます?

イワナ:そうですね。やっぱり仕事が中心にはなるんですけど、考え方とか。
仕事やったらやっぱりマニュアルがあって、これを作るって目指してるものって決まってるじゃないですか。だから仕事ではあんまり自分のセンスとかは生かせてないなあと思ってて。趣味で言っても、自分の中でとどまってるから、もっと周りを巻き込んだ趣味にしたいみたいなのがあります。

qbc:自分の趣味やセンスを発揮したい、というのは、何を見てそう思うんですか?

イワナ:自分のセンスを武器にしてる人に昔から憧れてるっていうのと、自分に自信はないんですけど、でも自分が好きやって思えるものって結構、ちゃんとあるなって自分で思ってて。
自分がいいと思えるものには結構自信があるんですよ、だからですかね。

qbc:自分独自のセンスがあって、好きなものにはしっかりこだわりがあるよって。
それとそれで売上を上げることは、違うことじゃないですか。
こだわりを持ちたい? 売りたい?

イワナ:なるほど。

qbc:こだわりがあるよってメディアに出ている人も、実は本当はこだわりがないかもしれないじゃないですか。売るために、こだわりがあるってメディアで言ってるだけで。

イワナ:確かに。大衆化されたら結構そっちに寄って作られてるものとかがあるってことですよね。

qbc:そう。人間は人間に引っ張られやすいからね。人間のキャラクターは作られやすい。

イワナ:そういうこと考えずにきたというか、見えてる部分だけ見てたかもしれないですね。それで生きていきたいかって言われたら、それも迷ってる感じで。
自分のやりたいことを仕事にするっていうのと、趣味で止めとくっていうのの、その、境目っていうのがわからないんです。

過去:就活するときもめちゃめちゃ迷って、いつも結構岐路に迷ってるんですけど、

qbc:子供の頃、どんな子供でした?

イワナ:小学校の頃は、めっちゃおとなしかったらしくて。友達と遊ぶよりは1人で本読んだりするのが好きやった記憶があって、1人遊びめっちゃ上手やったと思うんですよ。
今お母さんとかと喋ってたら、めっちゃ心配やったって言われます。

qbc:どんなひとり遊びしていらっしゃいましたか?

イワナ:よく覚えてないんですけど、とりあえず本を読むとか、あと1人というか、兄弟が下に2人いるんですけど、兄弟とは全然遊んでて、勝手に自分らで新聞みたいなのを作って家族に配ってたのんとか覚えてます。よくやってました。

qbc:新聞は、中身を書いてるんですか?

イワナ:子供ながらにほんまに身近なニュースみたいなのを書いて、おばあちゃんとかに配ってた。ちょっとおもろいなって思います、今でも。

qbc:子供の頃はどんな性格だったんですか?

イワナ:小学生の頃は結構、家の中と外で違ったと思ってますね、自分で。
外やったら結構内気な感じで、本当におとなしい子って感じやって。家の中やったら家族にはめっちゃ怒ったり泣いたり、喜怒哀楽出してて。
その頃、そういう感じやけど、でも根本はおっとりしてたっぽいです。

qbc:自分でもおっとりしてるって思いますか?

イワナ:そうですね。言われたら嬉しいのもあるし、基本はそうなんやと思います。

qbc:小学校ってどんな感じで過ごされてました?

イワナ:小学校は、4年生ぐらいで1回引っ越してて、転校してて、転校するまでの1年生から4年生の頃の小学校は結構市の中でも一番大きくて派手というか。
あんまり個性が出なかったというか。いろんな子がいるし、結構みんなやいやいしてる感じで、あんまり溶けこめてなくって、友達はおったんですけど、あんまり楽しくなかった印象で。

4年生から6年生の転校した先は、逆にめっちゃちっちゃい小学校で、そこから結構、自分の個性出てるなみたいな瞬間が、6年生ながらに思ってて。
それ結構、自分にとって大事な環境やったなというか。今でも結構思うんですけど、ちゃんと自分を見てくれる人たちの中におりたいというか。転機でしたね。

qbc:実際、どういう変化が起きたんでしょうか?

イワナ:変化っていったらわかんないんですけど、でも小学校変わってからは、毎日毎日友達と遊ぶようになって。いつもどっかの家とか公園とかで遊ぶのがすごい楽しくて。
そのときの自分のモットーが、今を楽しく生きるっていうので、めっちゃ覚えてるんですけど。常にそれを考えて、楽しく過ごせるようになりました。

qbc:中高はいかがでした?

イワナ:中学校はすごい楽しくって、基本恋愛で、常に好きな人がおって、友達とその話ばっかりして、もう毎日楽しいみたいな感じでした。

qbc:彼氏はできました?

イワナ:中学校はいなかったです。ずっと一方通行の感じでした。

qbc:高校でできた?

イワナ:高校は何人かいましたね。

qbc:いかがでした、実際に付き合ってみて。

イワナ:いやでも、高校とかは、好きやなと思った人と付き合って、付き合うまでは頑張るんですけど、付き合ってこっち向かれた瞬間びびって、自分出されへんようになって、自然消滅するみたいなのが多かったです。

qbc:楽しそうですね。

イワナ:そうですね。

qbc:ほかに力を注いだことありますか?

イワナ:中学戻るんですけど。中学は勉強が、芽が出てきたじゃないですけど、小学校までめちゃめちゃ多分成績が下の方やったんですけど。
中学になってメキメキやり方が分かってきたみたいな。すごい成績良かったんですよ。そのまま高校あがって。

qbc:一貫校?

イワナ:いや、受験しました。
中学校3年生ぐらいのときに、選択肢多かった方がいいよって言われて、選択肢多い方がいいっていうのをずっと目指して、一番上のところを目指して頑張るみたいな癖がついて。
高校も行きたいところ見つけて、行って。でも高校はやっぱり上には上がおって、勉強は中ぐらいになったんですけど、楽しかったし、あまり苦労した思い出がないというか。良くも悪くもなんですけど、それからもあんまり苦労したことないっていうのがコンプレックスというか。常に悩んでますね、知らんけど。

qbc:大学はどういう経緯でどういうふうに選んで?

イワナ:高3になったときに、何したいかっていうのでも結構悩んで。あんまり大学行こうとはなってなかったんですけど、元々。
そのときからちょっと美容系の学校行ってみようかなとか、ふらーっていろいろ進路見てて、親にそのときもせっかく高校いいとこ行ったんやからって、誰にでも行けるところといったらあれですけど、もうちょい考えやって言われて。
で、大学もちょっと就職の選択肢増えた方がいいなと思って。社会学部がある大学を選んだっていう感じです。
大学生活中は、結構、海外とか遊びに行ったりして、留学はしてなかったんですけど、観光で行ったり。3週間留学みたいなのは行ったりしたんですけど。
結構やりたいことを存分にやった大学生活っていう感じです。

qbc:どこに遊びにいった?

イワナ:海外やったら、グアムとか、イタリアとか。韓国と台湾と、結構バイトしまくってて、行ってました。いろいろ。

qbc:社会学部だった?

イワナ:社会学部でした。

qbc:どんな内容の卒論でした?

イワナ:卒論はあんまり未だに納得いってないんですけど、とりあえずやりたいことがあって、教授に出してこういうのをやりたいですって言ってたんですけど、卒論にはあんまりならんテーマやなって言われ続けて。
結局丸く収めるために、温泉街で働くスタッフの人らを、労働者の観点で見るみたいな感じで、インタビューとかしました。

qbc:なぜ温泉なんですか?

イワナ:地元が和歌山なんですけど、地元テーマで書いてみようかなってまず思って。
地元って言えば白浜しかないなって思って、インタビューをしたかったんでいろいろ考えた結果それになったんやと思います。

qbc:やりたかったほうのテーマは、ちなみになんだったんですか?

イワナ:何個かあって。「恥ずかしい」っていう感性が、いつから生まれたのかとか。他は、化粧の文化についてとかやりたかった気もするし。教授から言われたのが、それは心理学のテーマやな、みたいな。
人がどう考えるか、みたいなのをそのときからやりたかったんかなって思います。

qbc:恥ずかしさの起源、化粧の起源っていうのではなくて、恥ずかしさの地域性の違いとかだったら社会学で通りそうですけどね。

イワナ:確かに。それいいですね。

qbc:教授に言ってほしかったですね。

イワナ:確かにそう。ほんまですね言って欲しかったな。

qbc:就職は、どういう、どんな感じで。

イワナ:就活するときもめちゃめちゃ迷って、いつも結構岐路に迷ってるんですけど、それも四大やからできること系なのか、全然四大行ってなくてもできることみたいなやつとか、あとは企業か企業じゃないかとか、例えば正社員か正社員じゃないかとかめちゃめちゃ迷ったんですけど。
結局大学4年でやりたいこと見つけられなかったんで、福利厚生が良くって、休みも多くってみたいな感じで、あとは接客でBtoCで、みたいなので、大手の接客業ができる会社に行って。
結局、販売を3年ぐらいやってました。

qbc:それで転職して今に至る?

イワナ:そうです。

qbc:人生でうまくいったなって思うポイントはありますか?

イワナ:あんまり飛びでたやつはないんですけど、強いていうなら、今パートナーがいるんですけど、パートナーとアプリで出会って、結婚するっていうところまでいって。
いい人に出会えて、そのタイミングとか、そういうの全てが、多分今までで一番いい感じというか。

qbc:いつ知りあっていつ結婚しようか、ってなりました?

イワナ:知り合ったのはほんまにコロナのときに知りあって付きあって、今に至る感じで。
多分、仲良くなった瞬間から、お互い結構ビビってきて、そういう噛みあわせ、性格のバランスとかもめちゃめちゃ良くて。今まであんまりそういうのがなかったんで。
絶対気を遣ったりとか、うまくいかんかったんですけど。
あんま恋愛の話ばっかりにはしたくないんですけど。でもさっきの質問ではこれかなっていう感じです。

qbc:結婚式の日にちが決まったレベル? 私達結婚するよねが決まった雰囲気?

イワナ:1年後ぐらいに結婚しようってなって。来年の1月なんですけど。

qbc:おめでとうございます。

イワナ:ありがとうございます。

未来:もっといろんな場所行って、もっといろんな人の話聞いて、もっとそういう経験が自分にいるなって、最近思ってました。

qbc:未来に行きましょうか。5年後10年後20年後30年後、もう死ぬまでっていうところまで見据えた上で、未来っていうのはどういうふうにイメージされていますか?

イワナ:今と比べたら、今よりは、未来の方がやりたいことをちゃんと実現してて欲しいというか、自分の理想っていうのがモヤモヤしてるんですけど。
そっちに確実に進んでて欲しいなって思います。
現状維持にはして欲しくないっていう感じです。

qbc:実現できてるときの感情は、どんなものだというだというイメージ?

イワナ:実現できてからも満足はして欲しくないっていうか、常に向上心を持ってたくって。
例えば今この27歳のときを振り返って、あんなことで悩んでたけど、それは今、解消されてるというか、答えを見つけてるよ、って言えるようであってほしい。

qbc:来年ご結婚されるパートナーさんは、イワナさんがやりたいことが見つからずにもやもやしていることに対して、なんてコメントしてくれてますか?

イワナ:相手は結構、常に満足してる人というか。そんな考えやんでいいんちゃう? みたいな。よく言われます。
もっと気楽に行こうぜ、みたいな感じですかね。

qbc:現状で常に満足できている?

イワナ:そうですね。普通に働けて、その給料で自分の好きなことできて。幸せな生活って言ったら幸せな生活やから、そこに満足できる人というか、私はもっともっとって思っちゃうんですけど。そういうところは結構尊敬してます。
嫌な意味じゃなくて、そう思えるのってすごいな、いいなって思いました。

qbc:家族との関係ってどうですか?

イワナ:家族はめちゃめちゃ仲いいですね。私含めて5人なんですけど、父親も母親も健在で、あと弟と妹で。
1対1でも全然結構ドライブ行ったりとか。喋ったりとかしてて、家族はめちゃめちゃ好きやしめっちゃ仲いいし。結構自慢ですこの関係性。

qbc:最近家族でやったことといえば?

イワナ:最近は、いつやったかな、連休があったときに、一緒に実家で集まっただけなんですけど。集まったり、あとちょっと前だったら、ゴールデンウィークに家族で富士山までドライブ行ったりとか。

qbc:登った?

イワナ:いや、登ってないんですよ。

qbc:車で行けるところまで行った?

イワナ:御殿場のアウトレット行きました、その時は。

qbc:もしもの未来というのを、質問してるんですけれども。
やりたいことが実現できて、モヤモヤしてるのも解消されて、私これだっていうのがきちっと決まって。それに向かってやるぞ、みたいな気持ちになれてる。ただでも引き換えに、パートナーを失って家族とも仲が悪くなってしまう。
それとも、やりたいことは見つからない今のままだけど、パートナーや家族との幸せは継続。
どっちのもしもの未来を選びますか?

イワナ:なるほど。悩みますね。多分でも、実現できるというか、夢に向かえるっていう方向で、いろんな道があるというか。
一旦現状維持とって、もう一回新しい道を模索しますかね。
関係性を絶つとかの方は絶対選ばないと思いますね。

qbc:インタビューをしていて、迷いのない話し方をする人は、大体不幸でしたね。不遇な時代を経験している。
若くてもやりたいことが明確でもう行動してるって人たちは、10代で大体いじめられてますね。その苦しい時間を呪ってるような感じで前に進んでいる。表には出さないけど。
そういう人が多いかも、てくらいだけど。

イワナ:なるほど。何かを失ってるってことですかね。

qbc:で、戦ってる。で、もう無理だって思って海外行ったりして、それで新たな力を得て戻ってくる。
そして、そのときはもう恨んでた人たちっていうのはもう眼中になくて、自分がやりたいことだけを見据えてやってる。
苦痛を経験した人は迷わなくなってくるようですね。人なみの苦難を乗り越えられない人もいますけど。

イワナ:結構しっくりきます、それ。
やりたいことないよなって友達に言って、やりたいことを見つけたいって話を結構やるんですけど。
この間、やりたいことを見つけて駆け出し中の友達に「イワナはあんまり一生懸命物事をしたことがないんじゃない?」って言われて。
結構それ、きつくて。自分的には言われたなみたいな。図星やって。
そういうのと同じ匂いですね、それ。

qbc:悪いことじゃないですよ。

イワナ:でも欲張りなんですよね。

qbc:自分がどう感じてるかだけの問題なんですよ。
自分の好きな写真を撮って自分の好きな文章書いて、それで何の問題があるの? って思います。好きなことして、それでいいじゃないって。
それを誰が問題があるって感じてるの? 誰も感じてないですよ。おそらく自分1人だけなんです、地球上で。
迷いない人は、誰からも認められなくても関係ないですから。
成功するまで失敗するだけで。ゴールはない。
自然と周りに人は寄ってくるタイプですか?

イワナ:私ですか? 昔自分が自分のことをこうやなって思ってたよりは、意外に人見知りやなあというか。最近、歳を重ねるごとに、自分で人を選んでしまってるみたいな感じがします。
尖っていってるじゃないんですけど。誰でも寄ってきてくれるかって言われたら、ちょっと違うかなって思います。年々考えすぎる感じですかね。めっちゃ考えてるなあって自分でも思います。

qbc:行動するしかないですからね。

イワナ:そうですよね。ほんまに、それはマジで。

qbc:午後いちにインタビューしていた人が、自己啓発本を書いている人で。
「うだつの上がらない人はなぜうだつが上がらないんですか?」って質問したんですよ。そしたら「行動してないから」でした。
現状が幸せなんですよ。行動しない理由は、幸せだから。変える必要がない。
行動しない人を「うだつの上がらない人」と表現する人もいるかもしれないけど、でも、そのままの自分でいいと思ってる人は、別に動く必要はないでしょ。

イワナ:本当に。この1年間で自分で思って一瞬で消えてった言葉みたいなのが、この1時間でよみがえってきました。

qbc:もう、週に1回新しいことをチャレンジするみたいな人になるのでもいいんじゃないですかね。
生花やります、お茶やります、踊ります、とか。プログラマーへのチャンレンジすごいなって思ったんですけど。自分の思考を過信しないというのも大事ですよ。何かルール決めて、自意識がどうのこうの言うのなんか無視して、ひたすらルールに従う。
それで新しいことが見つかることもあるから。

イワナ:いろんな人の話を聞きたいってさっき言ったと思うんですけど。
そういえば、そういういろんな人の働き方とか、もっと知りたいなって思ってて。
人見知りしてる場合じゃないんですけど。
もっといろんな場所行って、もっといろんな人の話聞いて、そういう経験が自分にいるなって、最近思ってました。

qbc:移動生活を始めた、大学を休学した21歳にインタビューしましたね。地方地方の季節労働者してました。隠岐島とか行ったり。インタビューしたときは、鹿児島にいて芋焼酎の仕込みをしていました。

イワナ:めっちゃ楽しそうですね。

qbc:でもそれは、仕事を辞めなきゃいけないから。合う合わないもあるから、それが正しいわけでもないけど。
でもそういう生き方もあるし。
なんだろう。今まで一番辛かったことって何ですか?

イワナ:そういうのないんですよ。そう、多分あったんですけど、あったんやろうと思うんですけど、忘れるんですかね、そういうこと。
だからそういうのをちょっと覚えといた方が、今後のためになるなと思って。

qbc:ついこないだ、憎しみを力にNPO法人を立ちあげた人がいましたね。
もうお金のことばっかり考えていたけど、でも憎しみだけのエネルギーだとうまくいかないなと考え方を切り替えたら、上手くいったって言ってました。

イワナ:そういう話聞いたら、そっちがいいんやって思っちゃうんですよ。なんでなんでしょうかね。

qbc:そういう話を100人から聞いたら、どれが正解? ってなると思いますよ。どれも正解じゃない。行動して実現したりしなかったりがあって、それをどう感じるかだけで。
無名人インタビュー的には30点ぐらいになりましたね。インタビュアーが喋るインタビューは最低です。

イワナ:でもすごい良かったです。

qbc:最後の質問は、「最後に言い残したことは?」です。
最後に言い残したことがあれば、お伺いします。

イワナ:今日、改めて気づいたんですけど。
やっぱり、いろいろ好奇心を持ってることもあるし、私は。別に幸せじゃないわけじゃないのに、ちょっと物足りないってずっと思ってるのって、自分をもっと認めてあげるというか、1個の生き方として、自分の生き方を決めてあげることと。
あと、昔、占い師さんか誰かに言われたんですけど「全部持ってるのに自信だけないね」って言われたのが結構、残ってて。
そう言えばその通りやなって、自分ながらに思ったんで。今日はqbcさんに聞いてもらったけど、やっぱりそれにたどり着いたから、それですね、ほんまに。
今、知らなあかんことっていうか。

qbc:その占い師、特に占わずに言ったかもしれませんね。話してると、わかるから。

イワナ:それは確かに。でもしっくりきました。

qbc:ありがとうございます。

イワナ:ありがとうございます。

あとがき

いやーまあまあまあ、お茶でも飲みませんか?
そうですよ!! 飲みましょうよ。
ということでリラックスすることが一番大事だなって、大事だよねって。
思うんです。
いやあ、今回のインタビューはめちゃ私が喋る回でした。無名人インタビューの型もちょっとずつ変えていきたくなっていて、そうすると既存のインタビュアーたちとのそのやり方シェアの時間をとったりしなくてはならず、でも、それぞれの個性があってもいいやとか思いつつ、そうするとそうなると、やっぱり基本形、応用を許し、でもこれこれはアウト、みたいなガイドライン、ポリシー運用っていうのを組織的にやらなきゃいけんかなとも思ったり。
そういうことやってます。
やりますしお寿司。
それで、結局、イワナさんは、新しい無名人インタビュアーの一人になったという次第。
あー早く無名人インタビュアーの方式を全人類に解放したい!!!
無名人インタビュー、感想ありましたならばぜひぜひコメント欄によろしくお願いいたします!!

インタビュー担当:qbc

編集協力:生きにくい釘

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