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発達障がいだよって言われてる子たちも自分らしく生きていける社会になるといいなと思う人

私は血の繋がってない子供と生活しています。パートナーの子供ですね。6歳です。
無名人インタビューをしていなかったら、継父にならなかったと思いますし、継父という立場が伴わないのであれば、わざわざ結婚という形式を求めたりしなかったんじゃないかと思います。
それはそれとしてね。
子供を眺めていて、こんなに大人と違うのか、と思ってものすごく面白い。
まず、大きいのが言葉で理解するのではなく、感情で理解する。
ルールがどうのとか、やらなければならない、とかではなく、楽しいか楽しくないかで判断する。例えば、つまらないことでも、楽しそうにやっている人が一緒にやってくれるなら、やってします。面白そうに言えば、面白いと思ってもらえる。
逆に、低い声で言ったりすると、楽しい内容だったとしても、ビビる。
これはもうコミュニケーションが全然違うんだなって。
つっても、社会に適合させるために、時間を覚えさせたり、信号を覚えさせたり。足の洗い方や歯の磨き方を教えるわけです。ただね、ひとつ教えていくたびに、社会に馴致されて面白味のない子になってしまうんじゃないかって思ったりもするんですよね。マニュアル通りにしか生きられなくなっちゃうのかと思う反面、歯が磨けなかったり身体を清潔に保てないことで衛生的な生活ができなくなり、病気になりやすくなって死亡リスクが高まったりしないかな、と懸念したりするんです。杞憂かなとか思うんですけど、まあ他に育てた知見ないしまあわからん。
おっと字数書きすぎたかも。ともあれことほどさように子供について考えること多いよね、てお話です。
本日の無名人インタビューもよろしくお楽しみくださいませ!
【まえがき:栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは 徳田 朋美 さんです!

現在:それはそれで嬉しいなと思っています。全然あの、嫌じゃなくて。逆にギャップがあって、面白いのかなって

花梨:徳田さんは今何をされている方でしょうか?

徳田:はい。今は、保育園で働いています。はい。保育士をしていて。シュタイナー教育っていう教育を取り入れてる保育園なんですけれども。そこで3歳から6歳までの子供たちの担任をしています。
それと並行して、新しい仕事、2月から始めたんですけれども。そこでの経験を生かして、大人の方に子育てのコツとか、ちょっと発達で困っているよっていう方のために、勉強会を有料で開いています。

花梨:はい。保育士の方は、やられて何年ぐらいになるんでしょうか?

徳田:そうですね。私今、36歳なんですけれども。なったのが、そうですね保育士になったのがもう、25歳ぐらいのときでもう10年、10年ぐらいですね。

花梨:新しいお仕事として、有料の勉強会などを始められたのは、どういったきっかけがあったんでしょうか?

徳田:そうですね。知り合いのピアノの先生から、子供の発達の勉強会をやってもらえませんか? ってお願いされたのがきっかけで。始めました。

花梨:保育士として働かれてると思うんですけれども。お仕事をされているときの気分だったり、お気持ちって、どういった感情になることが多いんですか?

徳田:そうですね。子供が本当に好きなので。すごく幸せです。

花梨:そうなんですね。

徳田:そうなんです。

花梨:どういった瞬間を見ているのが幸せ、など具体的にありますか?

徳田:そうですね、子供たちからその、すごく笑顔が見られた時とか。あと今までできなかったことができるようになってすごく喜んでる姿を見たりした時ですね。本当に子供たちって、小さければ小さいほど、毎日できるようになることが増えるので。昨日できなかったことができるようになったり、昨日歩けなかったのに今日歩けるようになったりするんですよね。それが、すごく嬉しいですね。

花梨:ありがとうございます。徳田さんは何か趣味はあったりしますか?

徳田:そうですね。趣味は、美味しいものを食べるのが大好きなので。カフェを巡ったりとかして、美味しいものを食べるのが好きです。

花梨:どういった時に美味しいもの食べに行こうとなることが多いですか?

徳田:そうですね。普段のお休みの日だったり、あとは、そうですね。金曜日の夜とか、、ちょっとご褒美のつもりで、好きなお店に行ったりします。

花梨:美味しいものを食べることでどんな気持ちになります?

徳田:そうですね。またお仕事頑張ろうって思ったり。あとは、そうですね。保育のアイディアにもなるなっていつも思うんですよね。子供たちのお誕生日の日に、手作りのケーキを作ったりするんですけど、こういう風に盛り付けたら喜ぶかな、とか。そういう、何かご褒美で行くんですけどやっぱりこう、お仕事が好きなので、お仕事に繋がるようなこともよく考えますね。

花梨:どういった時、お仕事が好きだなと感じますか?

徳田:そうですねやっぱり、さっきのお話とちょっとかぶっちゃうかもしれないんですが。子供たちの成長が見られたり、笑顔が見られたりした時と、それをお母さんたちと喜び合える時ですかね。周りの、一緒に働いてる先生とか。その子が、何だろう。幼児期ってやっぱり大きくなってからの、いろいろなベースになる時期なので、そうですね。その子たちが大きくなって、好きなこと見つけられた時とか。卒園生が来てくれたりとか、大きくなってこんなことしてるよって話を聞いたりする機会もあるので、そういうときはすごく嬉しいですね。

花梨:ありがとうございます。最近、楽しかったことはありましたか?

徳田:最近楽しかったこと。そうですね、今すごいお花が綺麗なので、お花見をしたことですかね。私が住んでるのは長野県なんですけど、昔は関東に住んでいて、関東とちょっとこう、お花の咲き方が違うんですよね。ちょっとさむ、こっちの方が寒いですし、寒暖差も大きいので。今年は2週間ぐらい桜が早くて、もう咲いてるんですけどいつもはね、ゴールデンウィーク前とかに咲き始めたりとかするんです。それが、今年はちょっと早く見られてます。お花がね、一斉に咲くのが楽しいです。梅とかもね、同じなんです桜と咲く時期が。で、あじさいがずっと咲いてたりとか。秋ぐらいまで。うんうん。今すごいお花が綺麗なのでそれを見てるのが楽しいですね。お散歩したりとか。

花梨:お花を見ることは昔からお好きなんですか?

徳田:そうですね。すごく好きですね。おじいちゃんがお花を育てるのがすごく好きな人で。一緒によくお花を植えたりしたので。はい。長野県はすごく自然が多いので、あの、山にも桜が生えてますし、お庭を綺麗にしてるお宅も多いので、本当にお散歩してるだけで、楽しいですね。

花梨:ちなみに長野県は、住まれてどれくらいになるんですか?

徳田:はい。長野県は住んでね、10年ぐらいになります。

花梨:住まれたきっかけは、何かあったりしますか?

徳田:そうですね。住んだきっかけはやっぱり仕事だったんですよね。シュタイナー教育を取り入れてる保育園が長野県にあったことと。関東にもあるんですけど、私が選んだその長野県の園が結構特殊な園で。障がいのある子たちを専門でお預かりして、セラピーをして、治療教育をしている園だったんですよね。なのでその勉強がしたくて、きました。長野県に。

花梨:ちなみにその、治療教育っていうのは具体的にどんなことをされるんでしょうか?

徳田:そうですよね。あんまりメジャーな言葉じゃないですよねきっと。治療教育は療育、とかも言われたりするんですけど。治療の療に、教育の育で、療育って言われたりもするんですけど。そうですね。いろんな療育があって。病院とかにセラピストとか理学療法士さんとか作業療法士さんがいて、保育園から子供たちが通って、机に座って、例えば作業療法だったら、手先の器用さを促すような遊びを作業療法士さんと一緒にするセラピーをするとかという療育が一般的なんですけど。

私が選んだ長野県の療育センターは、療育センターの中の保育園にいるんですけど、療育センターの。そこは、毎日子供たちが、同じ子供たちが通ってきていて。朝登園して本当に保育園の中で、過ごすような感じで、すごく家庭的な雰囲気の中で、朝登園をして、一緒におやつを食べたり遊んだりする中で、座って病院でやるような課題みたいな形じゃなくて、遊びの中で、ここの足の筋肉をもうちょっとこうしたらこの子歩くのが楽になるよねっていう遊びをしたりしたりして。それが自然にセラピーとか治療になっていくっていうやり方の治療教育なんです。なので具体的に、何をやってるかっていうと遊びの中で、筋肉がよく発達するような遊びをしたりとか。足湯をしたりとか。オイルマッサージをしたりとか。一緒におやつを作ることで、手先が動くようになったりとか。そういったことをしてます。何となくイメージできますか?

花梨:はい。少しお話戻るんですけれども。ピアノで徳田さんが習っている先生から、ご依頼を受けて始められたという形ですか?

徳田:そうですね。なので、その、保育園での保育士っていうお仕事とは別に、副業として今やってるんですよね。でもやってることはその、保育園で私が学んだこととか遊び方をレクチャーするっていう感じです。

花梨:その勉強会というのは、どういった形でやられているんでしょうか?

徳田:いくつかクラスを持ってるんですけれども。例えばピアノの先生たちを月1回集めて、子供の、3歳から5歳までの発達のお話をしたりとか。耳ってこういう風に発達していくんだよ、っていう話をしたりとか。ていうのを月1回、ピアノの先生たちのクラスでまずやっています。その他に、そうですね。一般の方で、あの、勉強してみたい人いますか?って募集をSNSとかでして。集まった人に、オンラインセミナーっていう形で、0歳児の発達とか、マッサージするとこういういいことがあるよ、っていう勉強会をしたりしています。

花梨:その仕事は、徳田さんお1人で始めたんですか?

徳田:はい、そうなんです。

花梨:保育士の仕事と、副業のお仕事は大体どれくらいの比率で行っているんですか?

徳田:そうですね。1週間のうち、月曜日から金曜日までの平日は、担任なので、保育園の方で働いてるんですよね。そして、土日を使って講座をやったりしています。

花梨:今後、その割合をこうしていきたい、とかありますか?

徳田:そうですね、はい。あの、もう保育士を10年やっていて、大人への教育はすごく大事だなっていうふうに最近、特に感じているので。だんだん大人へ教えるほうのお仕事の割合も大きくしていきたいなって思っています。

花梨:大体、何対何とか、イメージは湧いていますか?

徳田:何対何、そうですね。でも保育の現場で子供たちと実際に触れ合う仕事もすごく好きなので、そうですね。ちょっとまだ、何とも言えないですけど半々ぐらいにはなるといいなと思ってます。

花梨:徳田さんは、周りの人から、ご自身の性格について何か言われることが多いですか?

徳田:そうですね。あの、すごくのんびりしてそうに見えるって言われます。言われるんですけど、割と自分ではあまりそんなつもりはなくて。何か話し方もゆっくりだし、すごくのんびりしてそうに、運動できなそうとか。ずっと本読んでそうとか。あはは。言われます。割と自分では、その、逆かなって思ってるんですよね。勝手に。あっはは。

花梨:そうなんですか?

徳田:そうなんです。体動かすのも好きですし。もちろん食べるのも大好きなんですけど。動いてることの方が多いかな。あとは優しいねっていうのは言ってもらえますね。

花梨:周りから持たれるイメージについては、ご自身ではどのように考えたり思ったりしていますか?

徳田:なんか、それはそれで嬉しいなと思っています。全然あの、嫌じゃなくて。逆にギャップがあって、面白いのかなって勝手に思ってます。

花梨:そしたらどちらかというと好意的に?

徳田:そうですね。はい。とっても嬉しいです。

花梨:ちなみに、ご自身は性格についてどう思っていますか?

徳田:そうですね。割と、やるって決めたら結構絶対やる。これがやりたいなと思ったら絶対やるタイプだと思っています。結構興味のあることにはどんどん突き進んでいくような、性格かなと思ってます。

花梨:それは幼少期の頃からそういった性格だったんですか?

徳田:そうですね、両親からは結構何でも好きなことをやらせてもらえていたので。何かそのおかげなのかなって今思いました。

過去:とにかく子供が好きなんですよね。もうなんか、ずっと見てられるっていうか。

花梨:子供の頃はどんなお子さんでしたか?

徳田:そうですね。ええと、お外で遊ぶのがすごく好きで、女の子とお部屋でおままごとっていうよりは、外で男の子と木登りしたりとか、秘密基地を作ったりとか、やんちゃに遊んでいたような気がします。おじいちゃんおばあちゃんがすごく好きで。よくおじいちゃんおばあちゃんにくっついておやつを作ったりとか、おじいちゃん、あの花を育てたり、ブドウ農家だったんですけど、その手伝いをしたりとかして。それが遊びでした。

花梨:外で遊ぶことのどんなところが特に好きでしたか?

徳田:そうですね。お花がやっぱり好きだったので、お花を集めて、おままごとしたりとか。あとは何だろう、やっぱりこう、自然に触れてると気持ちいいなって思ってたんだと思います。うふふ。

花梨:気持ちいいっていうのは、具体的にはどういった感情なんですか?

徳田:そうですね。気持ちいい、何か開放的な感じですかね。開放的だし、こう、何かこう、中で遊ぶよりも何でもできそうな感じ?

花梨:そうなんですね。おじいちゃんおばあちゃんが好きで、いろいろお手伝いとかされてたっていう話をしてたと思うんですけど。それはご自身から率先してやられてたことだったんですか?

徳田:そうですね。そうだったと思います。すごくおじいちゃんおばあちゃんのやってることが魅力的で。手伝うっていうよりは、それが遊びだったんじゃないかなって思ってます。子供たちと一緒にいて、私がおじいちゃんおばあちゃんにやってもらってたみたいなことを、一緒におやつ作ったりお花を植えたりとかしてるんですけど。やっぱり手伝おうって思ってくるんじゃなくて、やってみたい、楽しそうだなって思ってくるんですよね。そんな感じだと思います。

花梨:魅力的というのは、楽しそうだなっていう好奇心からそう思ったという感じですか?

徳田:そうですね。そうだと思います。

花梨:お手伝いや外遊びは、いつ頃までやっていましたか?

徳田:そうですね。小学校になっても中学校になってもやってた気がします。私。あはは。なんか、大きくなるにつれてよりこう、ちょっと複雑なことができるようになるじゃないですか。だから、なんだろう。小さいときは本当に、もし縫い物手伝うんだったらボタンとかつけられなかったけど、中学校ならね、つけられるようになったとか。同じことやっててもなんか、作ってるものが全然違ったような気がしますね。

花梨:段々複雑なことができるようになって、面白さや楽しさを覚えていったという感じなんですかね?

徳田:そうですね。もっとこう、自分でやりたいなっていう気持ちに。楽しい、面白い、からなっていった気がします。なので、小さいときからお裁縫も、おばあちゃんの横でずっとやってたんですけど。高校生ぐらいのときは自分で服とか作ってました。そういえば。

花梨:そうなんですね。

徳田:そうなんです。それが楽しくてやってた気がしますね。

花梨:どんなお洋服作られてたんですか?

徳田:そうですね。ワンピースとか、あとは、バックとか。そんなの作ってましたね。

花梨:学校では、どんな生活を送られていましたか?

徳田:そうですね。学校はとても楽しくって。国語とかも好きでしたし。でもそれよりもっと好きなのはやっぱり実技の授業で。体育とか家庭科とか。そういうのがすごく好きではりきってやってたような気がします。

花梨:それは小学校の頃のお話ですか?

徳田:そうですね。小学校の頃かな。そうですね、小中学校かな。はい。

花梨:高校の頃はこう、どういった生活を送られてましたか?

徳田:はい。高校生のときも、ちょっと変わった学校に行っていて、大学みたいに自分で授業が作れる学校に行ってたんですよね。時間割を選んで。なので、何だろうな、やっぱり実技ばっかりとって。家庭科、洋裁をとって服を作ったりとか。畑仕事みたいな授業あったんですけど、そういうのをとって畑に野菜植えたりとか。していましたね。あと、書道部だったので、書道をやってましたね。

花梨:時間割が作れるということだったんですけど、その際の選ぶ観点って何かありましたか?

徳田:楽しそうだからっていうのが一番です。なんか、大学受験とかあんまり考えてなくて。なんか大学じゃなくて、行くなら専門学校に行こうと思ってたので。だから受験のための科目は全然選んでなくて。楽しそうかどうか、だけで選んでいました。あと中国語とかね。とってましたね、そういえば。

花梨:楽しそうというのは、別の言葉で置き換えるとしたら、どんな感情になりそうですか?

徳田:なんかこう、わくわくする感じですかね。わくわくして、心の底からやってみたい、みたいな。

花梨:この高校に入られたのは、ご自身の意思でっていう感じだったんですか?

徳田:そうですね。はい。でもそれもやっぱり楽しそうだからで、幸いその学校がすごく近くにあったっていうのもあるんですけど。面白そうな学校なので、高校行くならここに行こうって小学生ぐらいのときから何か、決めてましたね。

花梨:小学校の頃から選択肢にあったっていうことは、身近にあった高校だったんですか?

徳田:そうなんです。同じ町内にあって、近くの高校だったんですよ。それがとても変わった学校だったので。何か、小さいながらも何か面白そうだなって思ってたんだと思います。

花梨:うんうん。先程、大学受験じゃなくて専門学校に進むことを視野に入れていたとお話されていたと思うんですけど。それはどういったきっかけからでしたか?

徳田:そうですね。進学するなら、専門学校の方が専門性が高そうな気がして、そっちの方がいいなって思ってましたね。

花梨:徳田さんも元々そのイメージを持たれていたんですか?それとも周りに影響されたっていう感じですか?

徳田:進学するなら、やることを決めてから。何か役立つスキルを身につけてみたいって思っていました。

花梨:そうなんですね。進学するならきちんと学びたいという思いは、高校生の頃から持たれていたんですか?

徳田:そうですね。それは思ってましたね。

花梨:そして、専門学校に入られたという形ですかね?

徳田:そうですね。そのあと学校ふたつ行ったんですけど、ひとつは専門学校で。そのあとは保育の短大に行きました。

花梨:専門学校の方も保育にまつわるものですか?

徳田:専門学校も、そこで保育に進もうって思ったきっかけはあったんですけど、自然環境のこととか、動物の保護とか、生態を学ぶ学校だったんですよね。そこに行って、環境教育って授業があったんです。そこで、あの子供たちと実際にキャンプをして。自然体験を提供する、キャンプリーダーみたいなのをいっぱいやったんですけど。そういうのが、日常でできるといいな、と思って保育の道に進みました。

花梨:環境教育の、どういったところに興味を惹かれたというか、いいなと思ったんですか?

徳田:そうですね。やっぱり子供たちって未来を作っていく、人たちなので。そういう子たちが、豊かな自然を体験するのはとても魅力的だなと思って。そこに惹かれましたね。やっぱりキャンプしている子供たちってすごいなんか生き生きしてて。なんかこう、お部屋の中の授業とかだけでは見られないような顔するんですよね。それがすごく魅力的でしたね。

花梨:うんうん。やっぱり普段、室内で暮らしている様子とは、表情が違うんですか?

徳田:そうですね。やっぱり、目がイキイキしてるっていうか。目がキラキラしてますね。

花梨:もしあればで構わないんですが、なんで目がキラキラしていると徳田さんは思いますか?

徳田:そうですね。なんだろう。そのキャンプに参加してる子は割と、東京の都会の子が多かったんですよね。都心に住んでいる子が、自然の中へ行くキャンプみたいな感じだったので。普段体験できないようなことを体験したときの、その驚きとか。嬉しい気持ちが、目の生き生きした感じに表れているのかなって思いました。

花梨:少しお話変わるんですが、学生時代挫折した経験はありましたか?

徳田:挫折した経験ですか。そうですね。そうですね、ちょっと、小さい時からアレルギー体質で、喘息があったんですよね。なので、運動は好きなんだけどなんか、季節の変わり目に体調崩したりして。大好きな行事に出られなかったとか。そういうのが何かこう、挫折と言っていいのかわからないんですけど。なんか悔しい気持ちが、何かあったような気がしますね。
花梨:その悔しさは、具体的にはどんなことに対する悔しさなんですかね?

徳田:参加したいのにできなかった、とか。参加できてたら例えば運動会だったら、参加できてたらリレーの選手でもっと速く走れたのにな、とか。そういう感じですかね。

花梨:その頃、悔しさはご自身の中で、どういった形で向き合っていたんですか?

徳田:そうですね。なるほど。私結構、すごい負けず嫌いなんですよね。なので、その悔しい気持ちは、バネになってたような気がします。例えば、何かできないことがあったら、できるようになるまで頑張るタイプです。悔しいから、できるようになるまでやる、みたいな、そういうところはありますね。

花梨:それは今でも、ご自身の性格として残っていると感じる時はありますか?

徳田:そうですね。やっぱり、お仕事の中でも、ね、なかなか練習しないとできるようにならない、ならないことって多いと思うんですけど何でも。そういうところはやっぱり諦めずに、やるようになってますね。だから、そういう経験が生きてるのかな。そうだといいなと思います。

花梨:ありがとうございます。短大に行かれて、その後保育士としてお仕事を始められたという感じですかね?

徳田:そうですね。保育士として1年ぐらい働いたんですけど、最初に就職した保育園があんまり合わなくって。1年ぐらいでやめちゃって。そのあと2年間、図書館の司書をしていて。で、そのあとまた保育の現場に戻りました。

花梨:戻ろうと思ったきっかけは何だったんですか?

徳田:そうですね。やっぱり、子供たちに携わる仕事がすごくしたかったので。保育の仕事自体はすごいしたかったので、ああ、やっぱりちょっと諦めたくないなと思って、戻りましたね。その、図書館でも、子供の本の担当にしてくださいって言って、子供の本の担当になって。お話会とかはね、してたんですけど。そこで、子供たちと会う中で、やっぱり保育の仕事に戻りたいな、って思いましたね。

花梨:子供と関わりたいという原動力って、どんなところから生まれてきているんですか?

徳田:とにかく子供が好きなんですよね。もうなんか、ずっと見てられるっていうか。すごくおもしろくて、すごく純粋で。一緒にいるとすごく楽しい人たちなんですよね。うっふふ。大人と全然違うじゃないですか。なんか、不思議な。何かちょっとこう、不思議な生き物っていうか。特に幼児はね。それがすごく好きです。

花梨:どこら辺が不思議だと思いますか?

徳田:そうですね。誰とでも仲良くなれたりとか。お話の中の世界みたいに、動物とかね、虫とかと友達になってみたりとか。すごく何かこう、夢に溢れてるなっていうか。そういうところが不思議で面白いです。

未来:子供が周りの大人から愛されているし、子供もみんなのことが好きだなっていう、いい信頼関係が作れていること。その子たちが少し大きくなってからは、自分で自分のやりたいことをしっかり見つけて、自分の足でちゃんと自立して、将来を考えたりしてね。

花梨:ご自身の5年後10年後、あるいは亡くなる時まで想像してもらって、ご自身の未来について、どういったイメージをお持ちですか?

徳田:そうですね。これからも、子供に関わるこの仕事はずっと続けていきたいなと思ってます。より多くの子供たちを幸せに。より多くのお母さんや、その子供に関わる先生たちが楽しく子供に関われるように、お仕事は続けていきたいなと思ってます。あとは自然の中で過ごすことも大好きなので、この長野県という場所も大好きなので。ここにずっと住んでいたいなっていうのがありますね。あとは家族仲良くとかですかね。

花梨:子供が幸せな状態って、具体的にはどんな様子やイメージを思い浮かべますか?

徳田:そうですね。小さいうちは、家族関係がすごく大切で、子供が周りの大人から愛されているし、子供もみんなのことが好きだなっていう、いい信頼関係が作れていること? その子たちが少し大きくなってからは、自分で自分のやりたいことをしっかり見つけて、自分の足でちゃんと自立して、将来を考えたりしてね。好きなお仕事、人のためになるような。自分のためにも人のためにもなるようなお仕事をしていくことかなと思います。

花梨:今後、これからも子供に関わっていくってなったときに、副業でもそれ以外でもいいんですけど、どういった形で、将来実現していきたいと思いますか?

徳田:そうですね。今まだお休みの日に細々とやっているその新しい仕事の講座なんですけど、それをもっとこう、回数を増やしたり膨らませたりして、ちょっと大きな会場とかで、オンラインだけじゃなくてセミナーとかもできるようになりたいなって、そんな夢はあります。保育園とか、学校で発達障がいと言われてる子たちが増えているので。先生たちみんな結構困ってるんですよね。授業をどうしたらいいかなとか。そういう先生たちのところに実際に行って、勉強会をするっていうのもすごくやってみたいですね。

花梨:もし今おっしゃられたようなことが実現したとしたら、ご自身の中には、どんな気持ちが生まれそうですか?

徳田:そうですね。子供たちやその子供に関わる先生のお役に立てて嬉しいなっていう気持ちだったり、あとは、今までやってきたことが役に立ったっていう、自信がつくような気がします。そうですね、好きなことができて幸せだなとか。あとは、もっと広めたいな、いろんな人に関わりたいな、っていう気持ちになりそうな気がします。

花梨:広まった先にどんな社会が実現したら、徳田さんにとって理想ですか?

徳田:そうですね。特性があったり、発達障がいだって言われてる子たちも、自分らしく、生きていける社会になるといいなと思ってます。その子に病気があるとかないとか、そういうことに限らず、いろんな子が自分らしく、生きていける社会になるといいなっていう思いですね。

花梨:もし、徳田さんが子供にそれほど興味がなく、子供と関わるという選択肢を持たなかったとしたら。ご自身の人生、どういった形になっていたかというイメージはありますか?

徳田:そうですね。もし、子供に関わる仕事じゃなかったら。お花が好きなので、小さいときはお花屋さんになりたかったんですよね。なので、そういう仕事に就いていたかもしれないですね。学生の途中までは本当に、こんな仕事すると思ってなかったので。自分で今話してて面白いなと思いました。

花梨:そうですよね。学生の頃は、専門学校のきっかけがあるまでは、特段子供に関わろうとは思っていなかったんですかね?

徳田:そうですね。子供は嫌いじゃなかったんですけど、専門学校のキャンプが、多分よっぽど楽しかったんですね、なんかこう、衝撃的だったんだと思います。子供って、面白いなっていう。

花梨:それまで子供と関わるような経験はされてなかったんですか?

徳田:そうですね。あまりしてなかったです、そういえば。

花梨:もし子供に関わっていなかったら、お花関係の仕事に就いていたかもしれないとおっしゃってたと思うんですけど。何かやりたいって思う時の軸って、どういったものになるんですか?

徳田:ああ、それもやっぱり楽しいかどうか、自分がわくわくするかどうかですね。なんか自分の心が動くかどうか。それがなかったら多分、やらないかな。

花梨:それって、直感的に分かるものか、それともやっていくうちに実感するものなのか、どういった段階で分かる感情なんですか?

徳田:そうですね。それは直感的で。ちょっと体験して、ああこれはっていう感じだと思います、私の場合は。はい。

花梨:これをするまで死ぬことはできないな、って思うようなこと、ものって、何かありますか?

徳田:そうですね。そうですね。海外旅行に行ってみたいなっていうのは思いますね。海外もすごく自然の綺麗なところで。例えばオーロラを見るとか、南米の星空を見に行くとか。そういうちょっと特別な旅行みたいな。特別綺麗なものを見に行ってみたいなとは思いますね。

花梨:これは、やってみたいけれど、なかなか実現できてないこと、っていう感じなんですか?

徳田:そうですね、美味しいものを好きな人と一緒にたくさん食べたいですね。

花梨:もし地球が滅亡するとしたら何を最後に食べる? っていう質問があると思うんですけど。どういったメニューを思い浮かべます?

徳田:そうですね。和食が好きなので、本当に美味しいご飯と味噌汁と、お魚と煮物みたいな。そういうのがいいですね。何か特別な、豪華な料理っていうよりはそういう何か手作りの温かい、美味しい、心のこもった料理。を、家族と一緒に食べたいですね。

花梨:手作りとか、心がこもったという点は、最後の晩餐を選ぶにあたってどういった理由からそう考えましたか?

徳田:手作りで心がこもってた方が、食べて幸せになる気がして。その、食べたときの満足感が、違う気がします。

花梨:ありがとうございます。それでは最後に、言い残したことはありますか?

徳田:はい。そうですね、、もしお子さんがいらっしゃる方とか子供に関わる仕事をしてる方は、子供たちとの時間を、幸せなものにしてほしいなと思います。大人の方むけの講座をこれから色々企画していきたいと思っていますので、ぜひInstagramを覗きに来てくださると嬉しいです。

あとがき

子どもって本当に面白いですよね。
徳田さんが言っていたように「不思議な生き物」という言葉がぴったりだなと。

ある日の帰り道。何処かで拾った枝を大事そうに持って、お母さんと散歩している女の子とすれ違った時、その子の瞳がすごくきらきらしていて。本当に嬉しそうにしている女の子の顔にすごく惹きつけられたのを覚えています。子どもは1人1人自分の世界を持っていて、その世界を大事に育てている。きらきらとした眼差しが失われないように、子どもたちにどんな環境が必要なのでしょうか。

周りの大人が子どもを見守り、子どもが自分らしく育つ環境を実現する。そのために、子ども・大人両方へのサポートを行う徳田さんのこれからの活動も応援しております。

改めて徳田さん、どうもありがとうございました!
次回の無名人インタビューもお楽しみに。

【インタビュー・編集・あとがき:花梨】

【文字起こし:あおい】
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