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【無名人011】フランス育ち採用マーケターの結婚

「無名人インタビュー」マガジンで過去インタビューも読めますよ!

今回ご参加いただいたのはloveさんです!
note twitter 公式note

▷イントロ

インタビュー前にあんまりお相手の方の情報は仕入れないようにはしているのですが、自己紹介ページくらいは見るんですよね。で今回のloveさんは、情報量多いなあって。海外で生まれ育って、仕事も役員経験もあってマーケターで、しかもnote proを利用している企業の管理者。いわゆる公式の中の人。これはどういうインタビューになってくのかなあ、と思っていたら、ぜんぜん予想外のプライベートの話しに展開していきました。
こういう想定しなかったところも無名人インタビューの面白さかもねえ。
また、今回も原稿アップ遅れたために、インタビュー当時(2か月前)と発表現在(5/21)で若干状況の違うところもあり、末尾に注意書きありますのであらかじめお知らせします。
それではloveさん回お願いします。

1、フィードフォース社

qbc:Wherebyていきなり始まっちゃうですね。ちょっと動揺しました。
(今回のインタビューツールはWherebyでした。オンライン会議ツールですね)

love:ないんですよ。音出してるとピコンってなるぐらい。
コロナの影響で今、面接もオンラインなんですよね。そうすると、事前に下調べしようとしてきた人が入ってきちゃったりってのもありますね。

qbc:鍵かけられないんだ。

love:できないんですよ有料プランならできるかもしれないですけど。

qbc:本当の部屋みたいで面白いですね。
ノートを見させていただいて、色んな角度のお話がありそうだなと思っていました。仕事だったり帰国子女のところだったり。
どういう話しにしましょうかね。

love:会社のためとか考えたら仕事の話の方がいいんだろうし。

qbc:この一年の動きとかからお伺いしましょうかね。現職のフィードフォースさんにはどれくらい前からお世話になってるんでしょうか?

フィードフォースさん公式ノート!

love:1年ぐらい前ですかね。採用マーケターというポジションで入社しました。
私もともと新卒でイベントプランナーとかやってた人なんですよ。その次の2社目で、ペット系の事業会社に入りました。すごいゴリゴリのベンチャーで、三徹とか当たり前で、会社に泊まってとか。なぜか取締役をする機会があって、経営にも現場の視点をと思っていたのですけど、他の経営層の意見にあまりに共感できなかったり色々あって、良い変化を起こせそうにないな、と。離職率もすごかったです。。

qbc:そういう状況でも、会社は大きくなっていたんですね。

love:大きくなっていたんですよ。でもその代わり、社員の入れ替わりは激しくて。
じつは「応募者を増やす」という意味での採用活動は非常に得意な会社だったんです。働き方の見せ方とか良く見せる術を知っていて、会社の未来のことを上手に語る。興味は持ってもらえるんですよ。でもいわゆる「嘘も方便」みたいなこともあって、本質的な採用活動でないと思ってました。
もっと真っ当な、というか、みんなが幸せになれる採用活動をしたいなー、と。
一方で今までの自分のマーケターとしての経験も活かしたいなと思っていたところで、フィードフォースが採用マーケターという職種の募集をしているのに目を止めました。
短期的な採用だけでなく、より中長期に向けた採用計画をゼロから考えて、そこにマーケティングの目線をいれる仕事です。特にエンジニア職は、今も採用に苦労していますが、今後も継続して採用難易度が高くなると思います。採用コストを抑えながらそこにどうアプローチするかも考えていけるのは魅力的だなと思いました。
とはいえその時は、他にも何社か面接を受けていたんですよ。エンジニア採用だけのところとか、あとふつうに2C、2Bのマーケターとかも含めて。どこもわりとまっとうな良いところで迷ったんですけど、最終的に代表取締役が出てきた時にとても誠実だったので、ここに決めようと。

qbc:おお、誠実。

love:ものすごく誠実だったんですよ。しかも物腰も柔らかくて。悪い意味ではなく社長っぽくないな、あまりいないタイプだなぁというのが第一印象でした。
面接の時に、普通にペットの話とかしたりして。社長の面接って、私が今まで経験したところって、1次2次面接があって、最後に感覚を見るだけみたいな感じの社長面接が多くて、質問とかもあんまりされなかったり。

qbc:そうですね、そういうものですね。

love:だいたい1次に聞かれたことをもう1回聞かれるみたいなことが多いんですけど、塚田さんは、あ、うちの社長です。それまでの面接内容もしっかり見ていてくれていて、そこで分からなかったことを、さらに深掘りしていくスタイルなんです。これは入社後に分かったことなんですけどね。
だから、最終面接で初めて聞く質問が出てくる。本当に、候補の人と向き合ってくれてるなあと。すごい誠実さを感じた。入社したら、さらに誠実だったんですけど。
社長なんて、勤怠どうでもいいと思うんですけど、うちは10時〜16時がコアタイムなんですけど、遅れそうになると遅れますとslackに流してくれたり、週報もきちんと書いたり、社長っぽくないなって(笑)(二度目)。


2、ツルノヒトコエ

qbc:フィードフォースさんのnoteも下調べで見させていただいてるんですけれども、魅力的な会社だなぁと思いました。お世辞じゃなくてですね。
柔らかいんだけど、だらしなくない、みたいな。

2回目の紹介! フィードフォースさん公式ノート!

love:若干だらしないところもありますよ(笑)。
柔らかくみえるのはたぶん、塚田さんがトップダウンしないタイプだからかな。鶴の一声がないです。社員がのびのびできるのはあるのかもしれません。「僕はこう思うけど、みんなはどう思う?」と意見を聞いてくれます。
とはいえ、これも一長一短で物事によっては上の人に決めて欲しいがあったりすることもあるわけですが…。特に新しいことに着手しますみたいなタイミングだと経営層の積極的な協力も欲しいことはありますね。私の仕事絡みでいうと、社外に向けた情報発信とか、この辺が根付くまでのあゆみはちょっと緩やかというか後回しになりがちです。新しい社内文化を受け入れるみたいなことはちょっと時間が必要だなと思います。対社外的なことはめちゃくちゃ早いですけどね。

qbc:そんなもんですよねバックヤードっていうのは。

love:みんなにnoteを書いて欲しい。Twitterとかもやって、良いと思うことは発信してほしいと思うけど、確かにそれをみんながやったらそれはそれで問題が起こっちゃう場合もあるのだろうし。バランスが難しいですね。

3、なぜか湯島

qbc:塚田社長は、元々起業家なんですか? たくさん会社を作ったりみたいな。

love:元々銀行系、お堅い系の会社にお勤めだったんですよ。
ただ銀行の業務って効率が悪いとか、人がやらなくてもいいことを人がやったりとか。そういうことが多かったらしくて、もうちょっと業務効率とかそういう仕事がしたいと考えたそうで、その時に起業するか他のベンチャーに就職するか、みたいな二択だったらしいです。それで起業は早いかなと思いつつも、起業したみたいな。

qbc:全然関係ないですけど、会社は湯島なんですね。湯島にITベンチャーって珍しいですね。

love:そうですね。

qbc:ご飯はどこに食べに行くんですか?

love:湯島は意外と食べるところあって、御徒町まで出たりとか。あと本郷三丁目。学生さん向けのお店があってそこで食べたりしますね。オシャンティーなところもあったりして。

qbc:湯島だと、担々麺の阿吽とか、カレーのデリーとか。

love:なんでこんな並んでるんだろう、って。私行ったことないですけど(笑)

qbc:私も阿吽行ったことないんですけどね(笑)

4、そして結婚

qbc:仕事とプライベートの割合、仕事のパーセンテージのほうが高いんですかね。

love:高いですね。お仕事優先にしてきて、最初に入った仕事もイベント会社だったので、土日もないし。そこも私めっちゃ好きな会社で、今も仲良しなんですけども。
医療系のお医者さんのお勉強会みたいのを運営する会社だったんですが、内科とかだと4万人くらい集まります。そこ10年くらい勤めたんですけど、高卒でそのイベント会社に入って、働いてる間に大学の学士を取らせてくれて、めっちゃ好きな会社なんですけど。
つい先日、当時の社長がなくなってしまい、悲しみが深いです。

qbc:仕事に求めるものってなんでしょうか?

love:性格的な話だと思うんですけど、仕事に求めるものというか、多分どこの職場でも結構ある程度頑張ってしまうタイプで、転職の度に「次はそんなに手を広げすぎないようにしよう」とか、「粛々と与えられたことをこなして、ワークライフバランスを取ろう」と心に決めてるんですけど、いざ働き出すと、いろんなことが目について、いろんなことに首を突っ込んじゃって、業務過多になってるとか考えず手を付け出すという。。

「がんばりたい」っていうのは正直な気持ちですし、仕事に求めるもの自体は会社にはあまり求めていなくて、お給料もらえれば十分かな、というくらいの感覚なんですよね。
労働者だから対価を払ってもらう。福利厚生の充実なんかはオプションだと思っていて、会社からの「いつも働いてくれてありがとう」だと思うんです。だから別にそこは、本当にどうでもよくって。貢献したらそれなりに評価をして欲しくて、承認欲求っていうのかな、というのはありますけど。これは欧米の考え方なのかもしれませんけど、成果をだしたら、分かりやすく褒めてほしい気持ちが強いんです(笑)

qbc:笑

love:やってもらって当たり前みたいな感覚の上司は好きじゃないです。仕事だから当たり前なんだけど、なんでもかんでも細かいことまでやってもらって当たり前とか、部下のやってることに気付かなかったりとか、やってもらって助かってるはずなんだけど、しれっと他の人に負荷がかかってるのが分からない、部下の顔の見えてない上司は嫌な感じですね。

qbc:お仕事がお好きというか、面白いんでしょうね。

love:でも今度結婚しようと思ってるんです。

qbc:え、プライベートもしっかり時間が取れてるんですね。

love:高校の時からずっと付き合ってる人がいて、もう17年目とかなんですけど、7月に結婚することになってて。

qbc:え、おめでとうございます!!

5、日本と海外の違い

love:彼は私以上のワーカホリックですね。エンジニアをやりながら、それこそ手広く他の事も色々やっていて、今年はじめくらいからアメリカで働いてるんですけど、結婚となると少なくともあっちとこっちの半々の生活になりそうだなと思っていました。だから今までのように自分の100を仕事には注げないなと思ってます。同棲中は、家事なんかも彼がやってくれていて、私は一切してなかったんですけど(やれよ)。さすがに結婚とかしたら少しはがんばりたい。

qbc:そうしたら、アメリカに移住することになっちゃうの?
前半あんなにフィードフォースの話をしていたけど、年内には渡米(笑)

love:ですね(笑)ただあっちが戻ってこれる可能性も全然あって、今のところはまとまってないです。

qbc:交際期間も長かったわけですが、なぜこの7月に結婚というタイミングだったんですかね?

love:目当ての結婚式の予約が取れたんですよ。というだけのただの勢いですね。
その頃に彼の方の仕事が一区切りついて、日本にもうちょっと寄せられるのか、ずっぽりアメリカになっちゃうのか。
フィードフォースの仕事は続けたいので、まあなんだろう…なんつーのかな、なるべくちょっと日本でみたいなことは言ったりしています。あっちも別に日本が嫌いじゃないので。
あと別に私もアメリカに住んでいたので、言葉とか大丈夫だけどやっぱりちょっと治安も悪いので、彼的にも自分がほとんど家を空けることになる中で、あんまり不用心ににするのもな、というのがあるみたいなので。
そこは話し合いながら進めてます。

qbc:彼は日本の方なんですか?

love:うんとね…日本人なんだけど、ドイツ生まれドイツ育ち。高校の時に留学編入みたいな感じで初めて日本に来た人。(カオス)

qbc:なるほど。日本に住む必要はあんまりないと。

love:そうなんですそうなんです。彼のお父さんとかはドイツに住んでる。
うちはもう親が日本に住んでるんですよ。そこは置いていくとなると、それなりに年齢重ねてきているので心配はするなあと。
いろんなしがらみがね、ごちゃごちゃしてるんですよ。
何も定まらないみたいな。

qbc:でも、それでもやっぱり日本はいいところあるんですね

love:住みよいって言うとやっぱり日本になるかな。ただ子育てしやすいかって将来的なことを考えると、うーんみたいな。
日本は医療保険とかの制度はいいと思うんですけども。子育てのための制度というか、周りの協力体制とかが動きにくいかなーと。
海外だと働きながらお母さんできるんですよね、シッターさんとかがメジャーだし。
預かってくれるところとかも豊富。なんなら会社でとかね。
日本って子育てに対する理解って少ない印象です。シッター料金なんかも高いんですよ。運営会社側の都合で担当シッターさんが急に変わっちゃったりとか。それは子供のためじゃないなと思って。
預けるタイプじゃなくて、来てくれるタイプの方がいいですし。預けるタイプだと、他の子と一緒だったりするし。たまにはいいんですけど、なんかいろいろ心配になるから。

qbc:文化の違いとしか言いようがないですかね、これは。

love:文化の違いとしか言いようがないですね。他人を自分の家にあげるっていうハードルが違う。
彼も海外出身でベビーシッターに育てられた側の人なので、私と考え方は一致していますけど、日本人のネイティブの人に聞くと、やっぱ違和感があるみたいですけどね。

6、フランスと日本の違い

qbc:「日本人のネイティブの人」という感覚があるんですね、やっぱり。

love:そうそう。
わたし日本語ネイティブじゃないなって。中学まで本当に日本語喋れなくて、高校の時も入学の時は喋れなくて、今の彼に教えてもらったぐらいです。
彼は普通に日本語を喋れて、それどころかとんでもない言語数が喋れる人なんですけど(笑)、高校の時に私が英語とフランス語しか喋れなくて、日本語力なさすぎて学校でコミュニケーションが全然取れない。当時の担任がめっちゃ困ってて、英語もフランスも話せるというだけの選抜で、「こいつに日本語教えろ」みたいな使命を託されたのが彼でしたね。超迷惑そうでしたけど。

qbc:え、なんかめちゃくちゃ素敵な話ですねそれ。

love:相当イラつかれたと思います。

qbc:そんなイライラしてないでしょう。だって結婚まで考える仲になるんだし。

love:付き合ってからは優しいですけど。相当イライラしてましたよ高校の時。お世話をしてる時とかは、もっと勉強してこいよ、みたいな。

qbc:いわゆるエンジニアタイプの人ですか?

love:そうですそうです。

qbc:どっちから好きになったんですか?

love:私はすぐ面倒見てくれる人を好きになっちゃうんですよね。好きになるタイプは、かわいがってくれる人。その当時はかわいがってくれてなかったんですけどね。
同級生とかとコミュニケーション取れなかったので、彼に懐いたのは必然というか、私から好き好き光線を出して。ちょっとウザがられたと思うんですけど、不可抗力でずっと一緒にいるので、それが既成事実みたいになり、周りがざわつき始めたんですよね。
高校生そういう話好きだし。彼の後ろにはいつも絶対ピヨピヨ付いて行ってるやつがいるぞ、て感じになって。あっちは別に、もうめんどくさいから否定もしない。

qbc:いやーこういう話になると思ってなかったです!
そうすると、この長いお付き合いの中で、結婚するタイミングがなかなかなかった、て感じですかね。

love:どっちかって言うと、二人とも気質的にヨーロピアンなので、書面を出すことに意味があるのかって言われると、うーんとか思ってて。
あっちはドイツの文化、私はフランスの文化なので、結婚観は喧嘩の原因になってたりして、主人は結婚する時にめちゃくちゃ契約書と言うか、あれ押してこれ押して、それに関してはああでこうでと。
でもフランス人は愛のために生きている感覚がすごいので、契約? 何? なんで? 愛してないのっ? みたいな。

qbc:フランスとドイツって、元々国民性が合わないんでしたっけ?

love:お互いに別に、っていう感じじゃないですかね。
フランス人はそもそも自国愛が強くて、他は気にしない。自分たち大好きです。
多分ドイツ人とかは真面目な人たちが多いので、フランス人の適当な感じ、まじ許せんみたいなんだと思ってて。だから特に用がなければ関わることもないねって感じかな。

まあそんなのもあって、ずっとお互い仕事も忙しいし無理にしなくても、と思っていたんです。一緒には住んでいたし、内縁とか言われたらそうなのかなと。

7、文化

qbc:日本人の顔をしているそれぞれフランス文化、ドイツ文化の二人が出会った、それも日本で、とかその話はめちゃくちゃ面白いですね。

love:ちぐはぐ感がやばい。

qbc:日本とどこどこの国、だと思ったら違う。

love:結局どこの国の人ってなると困っちゃう。

qbc:どこの国ってもうないですよね。

love:やっぱり子供の頃が海外なので、その時の刷り込みってすごいなあと思ってます。実は未だに日本の文化には染まれていない。日本の文化とか分からないですよ。何その考え方みたいなの、まだありますね。

qbc:日本語のネイティブに対してこう思う。絶対読みたいですけどそれ。

love:なんでもっとほんと自分の意見言わないの? は頻繁に思います。欧米では、意見言わない者は、居ないと同じ扱いにされることが多いので。

qbc:謎の気遣いですよね。

love:私たちもはっきり言ってしまうので、そのはっきり言う部分に対して、すごいディスられたと感じるんでしょうね。ショック受けました、っていう反応がある。

qbc:はいはい。それでも「あなた私をディスったでしょ?」というのは別に言ってくるわけじゃないんですよね。

love:だって仕事の話じゃんて。仕事の話で結構熱くなっちゃうの当たり前だし。純粋に意見をぶつけ合うのって、仕事上で当たり前じゃんて思ってるので、会議の場で私がわあーって言ったことに対して、反応がないレスがない、その場であーはいはいはいて言っておいて、後から他のところで違うと思うとか言ってる。っていうタイプの人が多いなって。
私はここはこうだって言うの、はっきり言うタイプなんですけど、でも最近はっきり言うのを気をつけてるんですけど。
でもそれって、仕事の時に言った言葉なので、引きずってないんですよ。でもあっちは結構引きずっていて、じゃあふつうにみんなでご飯でも行きましょう、となっても、その後その人は来ないの。仕事が残っててとか予定がみたいなの言って。それこそ仕事のことだから、どうしてプライベートにまで引きずるんだろうと本当に謎。

qbc:私の経験上の話しですが、外資の人は切り替えが早いなあって印象ですね。

love:ビジネスとプライベートは、はっきり分かれてるんで。

qbc:その考え方は薄いかなあ、日本の社会には。

love:人として否定したわけじゃないんですよね。あなたのこと嫌いって言ったわけじゃないし。
誰かがそうとかじゃなくて、日本じゃみんなそうなんですよ。
日本のビジネスマンて、なんか怒られたみたいになって。
アメリカのビジネスで、ディスカッションして燃えたみたいになって終わったら握手するんですけど、それがないなーって思って。
日本ではうまくいかなかったら握手しないよなって思って。それ文化なんだろうなーと思って。

qbc:握手するって文化はないですね。私はすごいしたくなる方なんですけど。

love:アメリカ人は、一旦合意しなくても握手するんですよ。引き続きよろしくみたいなので。話終わってるんで、まあお互い今後もよろしくと。

qbc:まあ日本もね、県民性があって京都の人とか本心を出さないとかね。大阪の人とか、絶対一回値下げを入れないと提案が通らないとかね。値段を下げたっていう交渉が、やっぱりその必要なわけですよ。

love:そうなの大阪京都の仕事はきついです。

qbc:直接言わないことが美徳とされていますからね。条件があるだったらさっさと先にそれを言ってほしいんですよね。

love:結論どうしたら契約になるんですかね? みたいな。

8、どういう人なのだろう?

qbc:抽象的な感じになってしまいますが、何がお好きな人なんでしょうかね?

love:人と関わることは好きですね。黙ってたら生きていけないのではないかと思うほどおしゃべりは好きだったりします。
ただ一方で、意外と人見知りも激しくて、話せる人とはすごい喋れるんだけど、初対面とかであんまりフィーリング合わないと、シャッターおろしちゃいますね。これ時間はあまり関係なくて、出会ってすぐでもすごく話せる人はいるし、時間かかっても無理な人もいます。

qbc:書くことはどうですか? 発信することというか。

love:情報発信とかは、採用マーケティング始めるぞみたいな時に、初めて頑張ろうと思ってちゃんとやりだしました。いままでは実はあまり興味がなかったです。やってみたら向いていてるなと思いましたね。結構私マメや、みたいな。

qbc:書くのが辛くないってことですね。

love:仕事の関わりもあって、企業noteも個人noteも9月くらいからはじめましたけど、noteは更新がめんどくさくなく書きやすいなと思います。それもあって続いてますね。
某ブログとか開設してみたことあるんですけど、なんか更新が面倒くさくて。作りこむのが難しい。「テーマどうしよう」とか考えだすと負のスパイラルから抜け出せなくて、なんかめんどくさいなあと思ってしまったりしました。

qbc:私としては、ここまでloveさんのお話をお伺いして、結婚までの道のりについての文章が読みたいですけどね。結婚となると文化の違いや周りの意見、トラブルじゃないにせよ、とにかく関わりあいがいっぱいあるじゃないですか。意見の相違とか、なんかloveさんのそういうの文章が読めたら面白いなと思いますけど。

love:それを書いてバズらせようかな。

qbc:バズると思います。
海外の人と結婚したって、よく漫画になってるパターンがありますけど、loveさんの場合、フランスとドイツの話ですからね。日本対何々という構図になると思ったら、軸足日本じゃないんだって。

love:笑

qbc:なんかすいません、女子会みたいな話になってしまって。

love:ありがとうございます(笑)

なお、このインタビューは2020年3月半ばに実施したものです。
そのためご結婚の状況は結構変わっているとのこと! 7月に予定していた挙式はコロナの影響もありキャンセルされたとか、変わらず籍は入れられるということでした!

▷後インタビュー

いや今回のインタビューの書き起こし、まじ大変だった。テープ起こしまでは楽だったんだけど、loveさんの語りに対して、どこまで編集という名のハサミを入れるかと。
結局、可能な限りいじらない方向で行きました。冗語だけど、でもそっちのほうが伝わるじゃんて。
しかも分量あった。これ、基本皆さん1時間というのは時間厳守でやらせていただいているのですが、やっぱり喋る速度とかは違うわけで。もしかしたら現状最長なのかもしれない。
まあ、必要なところを拾うインタビューではなく、基本全部載せる構成にしているからなんですけれども。
ともあれ、今回もやっぱり人間て面白いなあと思える回でした。いやでも本当、結婚にまつわるお話は読んでみたいです、ね!

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