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インタビューセミナーご参加いただき誠にありがとうございました

8/22 21時からクラウドワークスさん主催のセミナーで私qbc喋りました!
テーマは「質問力」。
Zoom開催で、視聴数が最大88くらい、最低が80を下回らない感じで、視聴維持数がめちゃくちゃ高くて嬉しかったです!
ほんとうにありがとうございました。

自分で自分を信じていなかった

今回の一番の発見は、実は自分には自信がなかったんだなって。
セミナーで喋ることに不安とか自信がなかったってわけじゃないです。だいたい、セミナーのスライドは当日作って、リハーサルはゼロ(事前に別バージョンはやっていましたが)でやりましたから。
私、台本通りにやると体が固まって逆に動けなくなってしまうんですよ。
だから、こういう人前に出なくちゃいけないことを想定して、普段からめちゃくちゃインタビューや質問のことについて喋っているんですよね。
毎日練習しまくっているようなもので、スライドという進む線路さえ作ってしまえば、あとはそのスライドの絵を見ながらばんばん喋っちゃうだけですよと。

また話が逸れました。ソーリー。
このセミナーをしてみて、ああ私は不安だったんだなということが分かったんですよね。
私はこの無名人インタビューというものがまったく価値のないものではないか、と思っていたっぽいです。
人から評価もされていました。自分でもうまくいっていると思っている。
でも、心底では価値のないものだとどこかで思っていた。
無価値とは言わないにしても、大した価値ではないかもしれないと思っていた。
いやまあ、今すごいってわけではないし。まだまだこれからだよって思うけど、でもまあ、主催の私自身が無名人インタビュー自体の価値を疑っていたという悲劇。
なんということでしょうね。

自信喪失は自分への窃盗と思え。
無名人インタビューという企画が、もっと広く大きい世界へ飛びだすための機会を、主催の私qbc自身が奪っていたんじゃないのか? と思って、すごく怖くなった。
って、そういうみたいな不安を、80人もずっと1時間、人が聞き続けられる内容を無名人インタビューが生み出していたんだという事実が、そういう不安を払拭してくれました。

ここから完全に次のステージに行けるなって思いました!

日頃感謝を忘れがちな私ですが、あらためまして、かさねがさね、関わっていただいている皆さま方、誠にありがとうございます。そして神さまサンキュー。

ニコ生配信で慣れていた配信中のチャットの追いかけや、リアルタイムの放送中の視聴者数の確認、無名人インタビューで鍛えられたタイムキープと、今まで培ってきた自分の力が、さまざまな場面で駆使されたセミナーでした。
中でも、インタビュー参加いただいた方のお名前をZoomでちらちら見かけたりして、本当に、本当に、嬉しかったです。
しかも、その人たちは私が直接インタビューした人たちではないんですよね。
私がトレーニングしたインタビュアーがインタビューした参加者の皆さまに参加いただきまして、ほんとう、めちゃくちゃ嬉しかったです。
配信中に思わず涙しそうになりました。
ドラゴンボールの元気玉じゃんね。

てか、やっぱり生放送はいいですね。

当日のスライドはここに置いておきます。

インタビューの知識はどんどんシェアしていきたいです。

セミナーの感想、いただいけた方、誠にありがとうございました。
めちゃくちゃ参考になります。
特にこのあたりのスライドへの反響が多かったですね。

人に好かれる話し方でもありますね。
共感しないは新しい切り口でした。

あくまで今回の「質問力」は「無名人インタビュー」ベースなので偏りがあるんですが、でも、そうかインタビューについての心構え、技術はそんなにみんなで話しあったりされていないのかな、とも思いました。

私自身は、人類誰もがインタビューできるようにと思っているし、実際できると思うんですよね。だから、インタビューをしたことがなくても、人と話をするのが好きです、といった人たちをトレーニングしてインタビュアーにしている。というか、そもそも、私自身にインタビュアー、ライター経験がないですし。

オンラインサロン無名人インタビュー研究所

まあ、ということで月額500円のオンラインサロンを作らせていただきました。ここを足場に、セミナーなど行っていきたいと思っております。
場所は今回お世話になりましたクラウドワークスさんのPARKというサービスです。

詳細は↑のボタンのリンク先をご覧ください。すみません、企画がまだ詰まってないのですが。。募集と企画の同時進行です、こういうことしかできなくてすみません。。
走りながら考えることしかできなくて。というか、走らないと考えが動き出せなくて。。

で、実はセミナー中に質疑応答があったんですが、時間内に話しきれなくてですね、テキストでお戻しいたします!!
あ、Zoomのチャットでいただいた「無名人インタビュー」は知らない人同士でしてもいいの? という質問がありました。
回答します。ぜんぜんしていいです! むしろ積極的にした方がいいと思います。
が、第三者向けの記事を作成するとなると、初対面同士がいいですね。元からの知り合いだと、どうしても知っているもの同士の暗黙の了解があって、読者から見るとハテナになるところが出やすいんです。内輪の空気というのも記事に反映されますし。
そういう意味で、初対面同士が望ましいです。
が、それは記事公開前提のことで、二人の間だけで個人的にインタビューする、というのならばぜひオススメです。そちらのほうが記事にならない分、気軽です。
ただやっぱり、文字にして読んだほうが、振り返りがよくできていいですけどね。

また話が逸れてしまった。こちらが本編の質疑応答です。付録としてお付けします。無名人インタビュー研究所では、こういうことを共有していきたいです!
これからも応援よろしくお願いします!

付録:質疑応答の回答

1,経営者インタビューで質問の回答から話を広げられない。

 >「出来事」「きっかけ」「感情」を意識すると広げやすくなるのでは、と思います。で、特に経営者であれば、未来=今後の展望も見つつ質問するのが良いのではと。
経営者は5年後10年後のことを考えるのが仕事のようなところもありますので。

2,回答が明らかに短く端折られている感じがする。その時の掘り下げ方。

 >なぜ端折られたのか、の理由はなんだったんでしょうかね。いずれにしろ、その質問をどうしても聞きたい場合は後で再度聞きます。同じ質問の繰り返しなのですが、などと適宜前置きして。
親密度がないため端折られたのであれば、回答いただけるかもしれないです。
あるいは答えるのがややこしいので、答えるのが瞬間的に面倒になり、短く答えただけだったのかもしれなく。
または、端折られたのではなく、本当に短い回答だったのかもしれないですね。しれっと、あれ端折って答えました? と聞いてみるメンタルもあると便利です。(このあたりは、質問ではなくて、個人的な営業経験からの回答ですね)

3,会社や組織の魅力を伝えられない。

 >いきなり暴論を言うようですが、人間は人間が好きなので、無機物も人間に見立てて考えるといいと思ってます。擬人法的に考えるというか。
なので会社、組織にも「出来事」「きっかけ」「感情」で考えると魅力が引き出せるかと。また、さきほどの質疑応答1の同じく「今後の展望」についても聞きたいですね。
まあただ、これも掲載媒体によって求められるものが違うと思われ、一般的な回答になってしまい恐縮です。細かい状況が分からないと具体的な回答難しいですね。

4,相手が心を閉ざしている。

 >待ちましょう。というのが私の方針です。言いたくないものは言わなくていい。無名人インタビュー的にそれを表現するとしたら、

qbc:ご家族とはどういう関係でしたか?
参加者:……。
qbc:なるほど。

という場面になると思います。なるほど言いたくないんだな、という情況を伝えます。
が、そういう質問ではないですよね。
親密度の話を思いだせば、答えやすい質問を繰り返していき、徐々に心を開いていくとか。
あるいは、インタビュアー側が先に心を開く、共通点を見つける、ですかね。ただこれは、王道のように扱われていますが、急に近寄られて気持ち悪いなと思われる場合もあります。無敵の鉾はないです。
ちょっとこちらもどういった理由で心を閉ざしているか分からないと回答は難しいのですが、単純に緊張しているのであればリラックスさせる、急にインタビューされて戸惑っているのであればインタビューの目的などをしっかりと話す。あと、やっぱり、許されるのであれば日を改めるというのもあるかなあと。

5,話しかけるタイミングが日常的に分からない。

 >私も話しかけるタイミング、見つけるの苦手ですね。なので話しかけるタイミングを考えるのは止めました! もちろん何かを数えている時に話しかけるとかは避けますけれども。
なんで言うんでしょうかね。相手の話しかけていいタイミングは、他人の気分なので私は多少推測することができますけれど、完全に分かることはできないので、もう深く考えるのは止めました!
それよりも、話しかけるタイミングを間違えて気まずくなったら、明るくごめんねと言う、その言い方のほうを考えたほうが、自分のことなので何とかなります。
という答えは論点ずらしになっているかと思いますので、一般的に話しかけやすいタイミングは、その人の動きが止まっているときですかね。でも、5分とか止まっている時は集中している時なので、何かして、次の動作に入る前の瞬間て感じですかね。

6,どこまで踏み込んでいいか分からない。

 >どこまででも踏み込んでいいと思っています。ただ、デリカシーなく踏み込めば回答は得られませんし、最初から踏み込んでは親密度が上がってないのでこれも良い回答が返ってこないと思います。
問題は「どこまで踏み込んでいいか」という深さではなく、「今どこまで踏み込むことができるか?」というタイミングの問題だと思います。
まあでも、他人の心なのでそんなタイミングは永遠になんとなくしかわからないので、怒られたらかわいく謝ればいいという前提で飛び込むのもいいかなと思いますが。
と、長々しく書きましたが、シンプルに、答えにくかったら答えなくていいので、と前置きして質問するのが良いかと思います。

7,その人らしい話の引き出し方

 >こちらは、「出来事」「きっかけ」「感情」の3点セットでいきましょう。

8,質問後、臨機応変に回答に沿った質問ができない。

 >これも「出来事」「きっかけ」「感情」の3点セットで解決できると思うのですが。
一度、インタビュー後に、質問と回答を書き出してみるといいと思います。
それで、文章化された「回答」を見て、その後に続くベストな質問はなんだったか? ベストな理由は? を考える。同時に、実際にした質問に対しては、その質問をしてしまった理由を考える。
インタビュアートレーニングでは、インタビュー後にその質問の意図や、質問を受けた時の気分などを話し合ったりしてますね。
ここはインタビューというより、計画、実践、振り返りと改善のサイクルをしっかりまわせるかどうかですかね。

9,話が広がらずに尋問みたいになってしまう。

 >「出来事」「きっかけ」「感情」の3点セットで広げましょう!
ただし、相手の話が広がらないのは、質問以外の部分で窮屈な感じがするかもしれません。
例えば無名人インタビューでは「質問」以外の質問に答えやすい環境を意識しています。
・メールの返信早く(チーム制になって遅くなってるんですが。。)
・記事公開前に、本人がチェック、修正可能であることを伝える。
・Zoomで顔を出さないで話す(逆に緊張される方もいますが)
・親密度と関連させて、話を聞く順番を現在過去未来にする。
・インタビュー実施回数(とにかく最初は数を意識していました)
・ロゴ、タイトルのイメージ統一。

10,誘導しない質問の仕方

 >基本はオープンクエスチョンですね。限定せずに、どうですか? と聞く。
そしてオープンにも度合があります。
レストランでハンバーグ食べている人に質問する時に、
・「ハンバーグおいしいですか?」(おいしいかおいしくないかが返ってくる)
・「このレストランはどうですか?」(ハンバーグの味についての回答かもしれませんし、接客やインテリアについて回答するかも)
・「どうですか?」(何が? と逆に質問されるでしょう)
オープンと言っても、質問している以上、こちらが何らかの影響を与えていることからは逃れられないです。
ただ、あまりにも限定的な質問をしてしまうと、相手の自由な感覚を邪魔してしまう、なので絞り方を加減しよう、意識しよう、と思ってください。
正解はインタビュアーの中にはないですから。
※ちなみに、先生が教えたり、コンサルタントが提案する場合、正解は先生やコンサルタントの中にあるって考え方ですね。
そして、待つ、ということも重要です。質問せずに、勝手に相手が話し出すということもありますので。


いただいたサポートは無名人インタビューの活動に使用します!!