迷ったらとにかく動けっていうのが一番大事って高2ながら思う人
N高の方二人目!!!!!
この方が世界で初めてN高で無名人インタビューに参加いただいた方です。
思うのよね、環境って大事。
才能と環境、どちらが人間の成果につながるかっていうと、環境だと私qbcは断言します!!!!! なぜなら環境は才能を潰せる。
まーでも過酷な環境の中で生き残る人もいるじゃん!! て反論する人もいるかもしれない。そうだね、います。そういう人もいます。
でもね、そうじゃない。過酷な環境の中で生き残る才能がある人だけが生き残ってるだけなんだって。
周囲の環境にはすぐに打ち負かされてしまうけど才能のある人っていうのは、いるのよ。
特に最近は、顔を出すストレスから解放された覆面アーティストなんていうのも、珍しくなくなってきたでしょう。
おお君よ、川本真琴やCoccoが顔を出さなくてもいい世界線にいたらどうなっていたかを夢想したまえ。
ということで無名人インタビューgo!!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】
今回ご参加いただいたのは 紫宮梓 さんです!
https://twitter.com/azusanoNdays
現在:実はそういう広い視野で見ると何か今まで持ってた固定概念とかをもう持たないでこの人はこうなんだなってな感じで思ったり。
クロマニョン:梓さんは、今何をしている方でしょうか?
紫宮梓:今はですね、高校が通信の高校になるんですけれども。普通全日制の高校って、もう決められたものを決められた時間割でいろんなことをすると思うんですよ。
例えば今日は古文をやろうとか、今日は数学やろうみたいな感じでもう時間割がきちんと組まれてると思うんですけど、自分の高校はもうそういった時間割とかもほとんどないようなところで、高校の生活をしてます。
内容としては主にやっているのは、実行委員みたいなところ。実行委員の中で情報をまとめるみたいな、他にはないような実行委員になってしまうんですけど。うちの学校が、2万5000人以上生徒数がいるんですよ。
ってなると、やはりいろんなところからいろんな質問がきたりとかわかんないことって絶対学園生活などで出てくるところだと思うんですけど、そういったところを解決するための実行委員みたいなとこに所属してます。情報のまとめ役みたいな、そういう窓口みたいな。
クロマニョン:それを始めたきっかけっていうのは、何かあったんですか。
紫宮梓:そうですね。今、自分も高校2年生なんですけど、中学校のときに情報の取り扱いみたいなところで、一度トラブルがあったんですね。
そういったみんなの先頭に立って何かをやるだったりとか、そういったところがあまりできなくなってしまったというか、やりたくないなっていうふうに中学校のときに思ってしまったんです。
でも、そう思っているだけじゃやっぱり駄目だなというふうに自分で思って。やはりこの先ITだったりとかいろいろとグローバルな世界になっていく中で、情報の管理能力っていうものだったりとかっていうのはすごく大事なところになってくるのかなっていうふうに思って。
1回それでやらかしてトラブルになってしまったから、距離を置くっていうのもそのとき当時はあったんですけど、今はとにかくそうなってしまったのには必ず原因があるし、その原因を何とか治したいとか何とかそこを得意にしていくっていう、わざとそういう情報管理の大変なところに自分から飛び込んで、そこを徹底しようっていうのがきっかけですかね。
クロマニョン:中学校のときに情報トラブルがあったって言ってたんですけど、具体的な内容とか教えていただければ幸いなんですが。
紫宮梓:そのとき、当時はやはりその情報を出していい範囲みたいなのものがあったりすると思うんですよね。例えばこれはこの中にとどめてくださいというようなことだったりとか、これは全部公開していいよみたいなものがおそらくどんなものにもあったりすると思うんですけども、そういったもののニュアンスを自分で勝手に解釈してしまって、それで出してはいけない情報が割と出てしまったっていうのが、やらかしポイントですかね。
クロマニョン:実行委員をやる以前とやった後で気持ちの変化等ありましたか。
紫宮梓:やっぱり慎重になりました。そういった情報管理だったりとかは、やっぱ中学校のときは、そんなに深く考えられてなかったっていうのが自分の中にあったので、相談などを一切しなかったんですよ。
報連相って今すごい大事だよっていうふうにいろんなところで教えて教えられてると思うんですけど、自分の中で中学校のとき全部できてると思ってたんすよね。ただ、今考えるとやっぱりそこの相談っていうところが抜けてたなっていうふうに思ってるんですが。
今はそういった相談だったりとかも自分なりにちゃんとできてるなっていうふうに思います。なので、割と中学校のときに比べて自分でこれどうなんだろうっていうグレーゾーンとかがあったら必ず相談をするとか、そういう根本というか、割と当たり前なんじゃねっていうところもとにかく磨くことができたのかなっていうふうに思います。
クロマニョン:学校生活自体は、どのような生活を送られてますか。
紫宮梓:今はですね、ネットの高校とはいえ、通学をすることができますね。全国にたくさんのキャンパスがあるんですけど、そこに週1で登校をしていて、木曜日に登校をしてます。
木曜日の登校以外はもう自由にアルバイトをしたりとかそういった実行委員の活動をしたりだとか。あとは地域だったりとかと関わりを持ったりだとか、本当にいろんなことをしていますね。学校内のこともたくさんしているんですけど、学校外のところも少し触れてみたりとか。
クロマニョン:一つ一つお伺いできればなと思ってるんですけど、まず校内のことについてなんですけど、具体的に、学校内でどんな学びというか、やっぱり違うんですか、全日制の学校と学ぶ内容っていうのは。
紫宮梓:全然違います。0と100くらいの本当にそういうレベルで違って。
今割とどこの全日制とかもタブレットだったりとかPCなどで活動、学習するって機会が割と増えてきてると思うんですけど、それってやっぱコロナがすごく影響してるなっていうふうに感じて。おそらくコロナがなかったら、そこまでこのオンラインなどでいろいろと学べたりとかっていうものが発達しなかったかなっていうふうに思うんですよ。
もう一時期ずっと家で何かしらゲームをするとか、そういう日常だってあったじゃないですか、緊急事態宣言とかありましたし。そういうのがなかったら、今そこまで発達しなかったなと思うんですけど。ちょうど自分の世代が、中学校3年生とかですね、そのぐらいの時期からやっぱりコロナのそういったものと時期がかぶってしまったんですよ。
時期がかぶってしまったんですけど自分はコロナが出てくる前に、やっぱり将来に役立つようなことをしたいなと思っていたので。なので、全日制でやるそういうきっちりと決まったスケジュールっていうのがあんま好きじゃなかったので、いろんな自由なことができるところっていいなって思って、今そういう本当に自由度が高い学校生活を送ってます。
クロマニョン:学校外の活動についてお伺いしたいんですけどアルバイトっていうのは具体的に何をされてるんですか。
紫宮梓:今はドラッグストアで働いていて、主にレジの業務だったりとか。ドラッグストアって言っても、薬だけを売ってるわけじゃないので、食料品とか、あとはお惣菜とか。ドラッグストアのアルバイトを始めて、もうこんなとこまでやるんだ、こんなこともあれするんだっていうふうに思ったようなことまでしてました。
例えば、値引き作業とかが一番驚きましたね。何かそういったことをやるんだなと思って。値引きとドラッグストアって何も関係ないやんみたいなふうに、入る前は思ってたんですけど、本当にやることがたくさんあって。でもそういったアルバイトとかもやっぱり学校内でいろんなことを知っていたからこそ、すごくたくさんバイトとかでも活躍できるんだなっていうふうには思いました。
だから、主にレジ業務が多いんですけど、ただのレジっていうのもありますけど、その決められた仕事以外にも、自分で整理整頓だったりもちゃんとしたりとか、社員さんにこういうふうにしたらいいんじゃないですかって提案をしたりとか、割と決められた仕事以外にも、何か自分で勝手に動いちゃってるっていうのが現状ですね。
クロマニョン:先ほどアルバイトと学校のものが繋がってるっていうのをおっしゃってたんですけど、どういった部分が繋がってるっていうふうに感じられましたか。
紫宮梓:とにかく周りを見ることですかね。視野を広く持つことって、やっぱり最近いろいろとあるじゃないすか、本当に多様性っていうところが重要になってきているところで、本当にいろんな経験を学内でしたからこそ、何かただのアルバイトでも、いろんな観点から見ることができて。例えばお年寄りの方が、レジにいらっしゃったときに、この方にはどういった接客をしてあげれば気持ちがいいんだろうなというふうに考えて、何かその人に合った接客をするみたいな感じができるようになりましたね。
多分全日制に入っていたらそこまで考えが及んでなかったかなと思いますね。あと困っている仲間とか同じ働いてる方がいたら、なんかもうめちゃくちゃ助けてあげるとか、本当に広い視野で物事などを見ることが学校内でできることになったので、一見何も関係がなさそうに見えるドラッグストアと学内っていう活動なんですけど、実はそういう広い視野で見ると何か今まで持ってた固定概念とかをもう持たないでこの人はこうなんだなってな感じで思ったりとか、すごく広い視野で見ることができるようなったっていうのが一番大きいですかね。
クロマニョン:なるほど。次に地域との関わりについてお伺いしたいんですけど具体的にどういった活動をされてらっしゃるんですか。
紫宮梓:地域とはですね、自分の地域が伝統芸能などを主にやるようなところなんですね。伝統芸能といってもいろいろあると思うんですけど、自分は太鼓をやっていて、和太鼓ですね。夏になるとすごくよく聞こえてくるような、あの太鼓なんですけど。
あれを小学校一年生の頃から習っていて、今では、小学校一年生から中学生までを後継者育成としてちょっと指導をしたりとか。あとは自分はそういった発表会的な、講演会で実際にやるようなところに行って太鼓を叩いたりとか、あとは地域のお祭りとかで太鼓を叩いたりとかっていうようなことを地域ではしてますね。
クロマニョン:太鼓っていうものに関しては、どのようなお気持ちで取り組まれてますか。
紫宮梓:なんでしょう。もう本当にリフレッシュって感じですね。なんか最近あったんですけど、バイトが終わったのが大体夕方の5時ぐらいなんですけど、そこから何かお祭りあるから叩きに来いよみたいな感じで言われて。そのとき、何かすごい疲れてたんですよ、なんかもう精神的に疲れちゃってたときで。
でもお祭りとかでその太鼓を叩いて、やっぱり気持ちがすごい楽になるんすよね。なんか音の感じも好きですし、何より本当にストレス発散になるんですよね。だし、そういった小学生だったりとか、中学生とかを教えてる身なので、もう本当に小さい子がいるとめっちゃ頑張ろうっていうふうに気持ちになるので、本当にフレッシュするっていう意味で、すごくたくさん頑張っているっていう感じになりますね。
クロマニョン:いろんな活動されてると思うんですけど、割合的には、一番大きい割合っていうのは何だと思いますか。
紫宮梓:一番大きい割合はやっぱ学内ですね。もうほぼ、7割ぐらいを占めていても過言ではないぐらい占めてます。
クロマニョン:それは実際の生活の中でなのか、それとも頭の中でってことですか。
紫宮梓:どっちもです。頭の中も学内のことでいっぱいだし、日々の生活の中でも、今日も実は1個前に15時からミーティングをしていまして。割と日常生活がそういったミーティングなどでいっぱいですね。
クロマニョン:それは具体的にどういう内容でやってるんですか。
紫宮梓:もちろん先ほど実行委員をやっているっていうのももちろんあるんですけど、それとプラスして生徒会っていうのをやってるんですよ。うちの生徒会は、これ外部にも出てる話なんですけど、2万5000人分の分の20人なんですけど。予算っていうのがあるんですよ。予算いくらだと思います?
クロマニョン:いや、わかんないですね。
紫宮梓:なんかおそらく全日制の生徒会とかもあったとしても、予算ってあんまり出ないというようなイメージを自分は思うんですよね。ただこちらは本当にすごいのが予算が1000万でやるんですよ。なので、その規模の生徒会を動かすっていうこともあるので、すごい頭にいっぱいありますね。
やっぱりその生徒会の中でも決めることもたくさんありますので。ミーティングもそうだし、あとは、先ほど週1で登校しているって言ったんですけど、キャンパスの中では文化祭ってのがあったりして、その文化祭関連で動いていますし。あと、これは終わった話になってしまうんですけど、ネットの高校ながら、たくさん部活があって、音楽部っていう部活があるんですけど、そこで、ライブの運営のお手伝いをしたりとかしてました。リアルでやったライブのお手伝いなどをしていましたね。なのでそのときそのときでいろんなことをしています。
クロマニョン:なるほど。次に質問変わるんですけど、性格についてお伺いしたいんですけど、人からどういう性格だって言われることが多いですかね。
紫宮梓:性格かあ。とにかく周りに言われるのは頑張りすぎだよねっていうのを言われますし、優しいよねっていうことも言われます。
クロマニョン:それに関して、梓さん自身どう思われますか。
紫宮梓:優しいって言われるのはすごく嬉しいですよ。自分もそう生きようと思って、やっぱ優しくしたいんですよ。そんな怒れないんですよ。友達にキレることができなくて、なんかちょっと怒ってるよみたいな雰囲気を出すことはできるんですけど、それ本当に怒ってんのみたいな感じのニュアンスで受け取られてまして。
クロマニョン:なんで怒れないんでしょう?
紫宮梓:なんですかね、何で怒れないんだろう。でもなんか本当にそれは優しくしたいからってのももちろんあるんですけど、なんか本当にとにかく怒れなくて。やっぱ、なんか怒ると自分にも返ってきちゃう感じがしてあんまり得意じゃないんですよね。先生とか絶対向いてないっすよ、学校の先生とかね、もう生徒に怒れなんてそんなできないっすね。
クロマニョン:梓さんご自身の性格についてはどう思います?
紫宮梓:自分自身はとにかくめちゃくちゃ動く人だなと思います。もう本当に行動派だなっていうところをすごく自分ですごく自覚しているというか周りがすごく言われることではあるんですけど。本当に迷うぐらいだったら動いてみようってふうに思って、言い方を変えれば挑戦を日常からもうめちゃくちゃしてるよっていうふうに自分では捉えてます。
クロマニョン:結構、動的っていうか?
紫宮梓:そうですね。
クロマニョン:なるほど。
紫宮梓:よくある、考えるよりも体が動いちゃってるよみたいな。
クロマニョン:結構やりたいこともすぐ浮かんでくるみたいな感じなんですかね。
紫宮梓:そうですね。めっちゃ浮かんでます。
過去:やっぱ人とちょっと話してみようっていうふうに自分でこりゃいかんと思って挑戦をするってことができたのが良かったかな。
クロマニョン:ありがとうございます。そろそろ過去のパートに移りたいなと思うんですが、梓さんは小さい子供のころは、どのようなお子さんだったでしょうか?
紫宮梓:小さいときは、ちょっとこれは幼稚園ぐらいになりますかね、になってくると、その辺は、とにかく人見知りだったりして、あんまり周りの人と話すだったりとか、もう本当にその先生と話すっていうことですらも、苦手意識を持っていたほど、割と人見知りもそうですし。
内気ぎみというか、本当に自分が思ってることを話すっていうのがすごく苦手でした。友達とかも幼稚園の頃は全く作らなかったし、なんか本当に1人で公園で砂遊びしてるみたいな。わりと本当に1人が好きな人でしたね。
クロマニョン:それは今結構変わったりしてますかね。
紫宮梓:180度変わりました。人と話すのがめちゃくちゃ好きになったし、なんならもう、1人で砂遊びをしているところが、バーベキューみんなでいっぱいとか、友達を家に泊めたりとかもそういうレベルで変わってました。本当にガラッと変わりました。
クロマニョン:それは何かきっかけとかあったりしたんでしょうか?
紫宮梓:きっかけはやっぱ自分のそういった性格だったりとか。もうちゃんと自己分析することができたっていうのが一番大きいかなって思うんです。
クロマニョン:自己分析っていうのはいろいろ年を重ねていく中でしてたってことですかね?
紫宮梓:っていうのももちろんあるんですけど、自分が一度中学2年生ぐらいに病気というのもあれなんですけど、足をぶっ壊して、入院をしてるんですよね。原因が当時はわかんなかったんですけど、今ではおそらく何かしらの精神的な何かなのかなっていうふうに思っていて、退院した後は、割と精神科とかにも通って。
精神科では、結構ガチの心理テストみたいな、よくネットに転がってるのとかじゃなくてもう本当の心理テストですみたいなものをして、そこでこういったことが得意だから、あなたはこうしていけばいいよみたいな。アドバイスをもうちゃんと医師の方から、ちゃんと言っていただけたっていうのがすごく自分の中で大きかったかなっていう割ときっかけの部分なのかなって思います。
クロマニョン:その心理的なテストみたいなもので何かそういう本当は人と関わることが好きなんだよっていうのを言われたってことですかね。
紫宮梓:そこでは実際自己分析っていうところで、人と関わるのが好きなんだよっていうよりかは、そのとき言われたのは、目で見た情報はすごく処理が早いし、すごくいろいろ考えられる人なんだよ、ってことを言われたんです。だし、逆に苦手なことって、耳で聞いたりすることに対しては、ちょっと苦手なのかなっていうふうに言われて、なるほどなと思って。そこからやっぱり足をぶっ壊しているのであんまり外に出れないし、学校もあまり行けてないっていう状況だったので、これはいかんと。
勉強のモチベーションも全くなかったので、なんかいい大学に行こうだと思うことも本当に全くなかったので、とにかく一旦自分が今まで苦手だった人と関わることとかもちょっとやってみようと思って、人とお話をすることをたくさんしてたんですね。主に大人の人と関わることがすごく多くて、1on1みたいな、一対一で何かいろいろと話をしようみたいなものとかを割としていて、自己分析で、自分が人と関わるのが苦手だったからやっぱりそこは直そうかなっていうふうに思うのもそうだし、実際のその心理テストで医者から言われたそういった視覚的なことがすごく得意だから、みたいなところをうまく掛け合わせて、両方伸ばしていきました。一緒に伸ばしていけたっていうのがすごくでかったのかなと思います。それがやっぱり1on1だったりとかするかって思って。
クロマニョン:先ほど視覚的に得意っていうのを言われたってあったと思うんですけどそれは具体的にどういう意味なんでしょう。
紫宮梓:簡単に言いますと、「ウォーリーを探せ」みたいなのがありますよね。そういう何か見つけてくださいとか、この中に違う漢字が1個だけあります、これを30秒以内に見つけられるかなみたいな、あれめっちゃ得意です。だし、あとは、例えば、資料とかをばって見せられたときに、これはこういうことだろうなっていうふうに自分で汲み取ったりとかもできますし、逆にこれわかんないから、ちょっとどういうことか説明してもらえるみたいな感じで、そういったことなのかなって思います。そういうことがすごく得意、何かばって思うんですよ。すごく処理が早くて。
クロマニョン:それは結構人と関わってる中でも活きてたりするってことですかね。
紫宮梓:活きますね。特に生徒会なんて、そんなものはもうめっちゃ活きますね。
クロマニョン:先ほど幼稚園時代のお話をされたと思うんですけど、卒業されて小学校の時代はいかがでしたか。
紫宮梓:小学校の3年生ぐらいまではずっと引きずってましたね。自分でどうしたらいいかもわかんないし、言葉にできないっていうのが一番大きかったんですけど。小学校の時はとにかくずっと引きずってました。
クロマニョン:その人見知りっていうのってことですよね?
紫宮梓:はい。でもそれが、他の人の人見知りとかと比になんないぐらい人見知りで。なんかもう、人と関わるのが苦手っていうところでは、実際あったのが苦手だったときに先生に廊下に整列しなさいみたいな感じで指示されたときに、その指示の言葉が何か怖くて。
上から高圧的にいろいろ言われるみたいな感じで勝手に思っちゃって、ワンワン泣きわめくみたいなのがあったりして、なんかすごく苦手だったんですよ、小学校3年生ぐらいまでは。3年生以降どうなんだって話ですけど、3年生以降は主に学級委員的なものをずっとやっていて。クラスの先頭に立ってみようかなっていうふうに思って、そこから学級委員的なことをずっとやっていたんですよ。
そこからは徐々にさすがに大きくなっていくんで、苦手なその意識っていうのはまだ持っていたんですけど、年齢が上がるとともに、さすがに泣き喚くなんてしねえだろう、ちゃんと我慢すんだよ自分でってことで年齢を重ねるとともに、ちゃんとできてますけど。だからやっぱり小学校3年生で学級委員になるっていうふうに挑戦をしたことも、今にも少しは繋がってるんじゃないかなって思いました。やっぱそうすると、人と話すことってすごく増えるんですよね。ここどうしようかなっていうふうに、小学生ながらやっぱ考えることって少しはあるので、やっぱ人とちょっと話してみようっていうふうに自分でこりゃいかんと思って挑戦をするっていうことができたのが良かったかな。っていうのが小学生までです。
クロマニョン:分かりました。小学校を卒業されて中学生活はいかがでしたか。
紫宮梓:中学は主に陸上部に所属をして、当時、今もそうなんですけど、箱根駅伝ってあるじゃないですか。っていうものにすごく興味があったっていうのもそうですし、陸上が好きだったんですね。
クロマニョン:いつ頃から?
紫宮梓:陸上は何かとっさに多分アニメの影響なんでしょうけど、小学校高学年ぐらいかな、陸上好きになって、いきなりですよ。なんか、本当に高学年になるまでは、部活なんて何も考えてなかったんですけど、なんかいきなり陸上が好きになって。長距離をやってみるかと思って、長距離陸上部に所属しました。中1、2の頃らへんに、真夏に強化練習みたいなことがあって。やっぱいつもよりもたくさん走るんですね。100m100本とか50m50分走るみたいな、すっごいきつい練習があって。それをやった次の日に足をぶっ壊したんです。
クロマニョン:なるほど。
紫宮梓:で、入院する羽目になったんですね。だから中学はわりと耐えてました、そういうことにとにかく。早く高校になんねかな、この状況を早く脱却したいから高校になんねえかな。毎日学校行かないといけないっていう重圧が嫌だからとにかく高校生になりてえなっていうふうに毎日思ってました。
クロマニョン:環境に対してなのか、学校生活というものに対してなのか、どっちだったんでしょう。
紫宮梓:周りの環境もあんまり良くなかったなかったんですよね。人間関係とかも本当良くなくて。中1の頃なんかはもう周りの人間が、精神年齢というか考えてることのレベルがとにかく低くて。自分1人めちゃくちゃ優等生だと思って、俺以外みんなチンパンジーだと思ったくらい、頭のおかしいクラスだったというか学年だったんですよ、本当にずっと騒いでて。その環境が好きじゃないし、ずっと静かにいたいしみたいなもあったし。あとは入院して退院して、でもやっぱり学校に行かないといけないっていう義務教育の重圧がすごくて。そういうのがあったので、とにかく環境もそうだし、状況もそうだし、なんか全てにおいてガラッと変えたいなって思ったのはその時期ですかね。
クロマニョン:そうなんですね。そこが高校生活に結構繋がったって感じですか。
紫宮梓:すごい繋がりましたね。中学のときにそういうモチベーションがあったからこそ、今ここまで動けてんだなっていうふうにすごく自分で実感します。
クロマニョン:ふうん。いつ頃からそういう学校に入りたいっていうふうには思ってたんですか。
紫宮梓:1個上の先輩が、中2の頃に今自分が行っている高校に行くんだよねみたいな話をしていて。そのときはさらっとしか聞いてなかったんですけど、いざ自分が受験生になって進路どうしようかなって考えたときに、高1で入った先輩に雰囲気とか、こんな感じでめっちゃ楽しいんだよねみたいなのを聞いたんですよ。
そのときはもう別室登校していて、もう普通のみんながいる教室に行ってなかったってのもそうですし、自分のペースでいろいろと学習とかも進めてたってとこもあるんで、普通に全日に行く気はないしと思っていろいろ学校探しをしていたところに、ちょうど別室のところに、いろいろとパンフレットがたくさんあってその中に今行ってる学校のパンフレットがあって。あの先輩もあそこ行ってたしこんな学校なんだなって思って入ったんですかね、そういう感じになりますね。
クロマニョン:入学当初はいかがでしたか。
紫宮梓:入学してからは、もうとにかくめっちゃ楽しかったっすね。
クロマニョン:結構ずっと楽しいが、もう今まで続いてる感じですか?
紫宮梓:ですね。4月入学なんですけど、実際に一緒に入ってくる同級生と話す機会っていうのが、もう2月からあったんですよ。だから入学する2ヶ月前から、もう友達もできてそこからずっと話してる人もいれば、みたいな人がたくさんいて。うちの学校は4月の下旬最後の土日などに文化祭があるんですね。全体の、大きい文化祭があって、だから入学して1ヶ月も経たないうちに文化祭に出て、歌を歌ったのもあって。そこから歌を歌ったっていうことによって、ブーストがかかってそこからずっといろんな活動をするってのがもう、現在進行形であるんで。
クロマニョン:歌っていうのはみんなで合唱みたいな感じ?
紫宮梓:もうソロです。
クロマニョン:ソロ?へえ。
紫宮梓:ソロでボカロの曲歌ってました。
クロマニョン:ありがとうございます。
未来:とにかく悩むっていうことはして欲しくないなっていうふうにみんなに訴えかけたりとかができたらなって思います。
クロマニョン:そろそろ未来の話に移ればなと思うんですが。5年後10年後、あるいは死ぬときまでを想像していただいて未来についてどういったイメージをお持ちでしょうか?
紫宮梓:イメージですか。自分が思い描いたイメージですかね、自分の?
クロマニョン:そうですね。
紫宮梓:もう今自分は進路的な話になってくると、あらかた定まっているし、こういうことをしたいなっていうこともあるかた定まっているんですね。何かっていうと、音楽ライブ、例えば歌い手さんとかが幕張メッセとかで歌いますとか、いろんなアーティストさんが武道館とかで歌いますとか、そういったところを企画制作するみたいなところを今後やっていきたいなっていうふうに思っているので。
一番自分がそういうふうに、中学校とかで落ち込んだときに支えてくれたのは、そういう音楽ってのがあったから、そういうのをやっぱりみんなに届けたいなっていうのもあるし、音楽が好きってのはあるんですけど。同時に自分が得意なことっていうのも繋がってくるんですよ。そういう資料作成とか企画を進めていくっていうこと自体が得意ってのもあるので、自分はその道に進んでとにかくいろんな企画を作って、色んな人を楽しませられるようなライブを作りたいなって思ってます。
クロマニョン:音楽のライブっていうのには結構意味があるんですかね。
紫宮梓:ありますね。ライブって行くと、とにかくその臨場感だったりとか、やっぱりYouTubeとか配信とかで聞く音、演出とかとは全く違うじゃないですか。その代表と言ってもいいのが銀テープとかパンで出るよとか、あとなんかいろんな演出があるよっていうのはもちろんあるし。やっぱり直にお客さんの顔を見れるっていう機会って、そこしかないと思うんですよね。そういう握手会とかももちろんありますけど、やっぱ一番見えるというか、人の表情が見えたりとかするのってライブなんじゃないかなってふうに思っていて。なので、そこをとにかくやりたいって思ってます。
クロマニョン:結構、梓さん自身ライブとか行かれたりするんですか。
紫宮梓:めっちゃ行きます。好きな歌い手さんがいるので、その人のライブにめっちゃ行ってます。
クロマニョン:そうなんですね。歌い手というか歌手側ではなく、裏方側っていう仕事に興味があるというか、自信がある感じだってことですかね。
紫宮梓:そうですね。めっちゃ興味ありますね。もちろん自分も歌うし、表に出ることもしてきたから。やっぱりアーティストにとってとか、自分もアーティストになったわけじゃないんですけど、少しは歌ったわけで。文化祭って言っても本当に小さい規模じゃなくてすごい大きいとこでやるとこなので、学外の人とか見に来るんですね。だからやっぱり演出面とかもこだわったりとかも、実際自分が2年生のときの4月なので約半年前ですよね。自分も音楽ライブの主催をやったんですよ。
やっぱり歌手にとってアーティストにとって、こういうことが欲しいんだろうなとか、お客さんにとって今お客さんが求めてるものってこれなんじゃないかなとか、そういうのを自分で自分なりに考えて、チームとかと考えて生かすこともできるなっていうふうに確信があるというか、と思うのでやっぱりやりたいなって思います。
クロマニョン:他に何か仕事以外に関してイメージとかありますか。
紫宮梓:仕事以外だと、やっぱりありがたいことに今たくさん友達がいたりするので、そういう仕事をしながら、みんなの活動とかも見ていけたらなっていうふうに思います。あとそうは、大学生とか専門学生とかの年になると、うちの学校は先生以外にも、TAさん、ティーチングアシスタントっていうのがあって。
大学生だったりとかの方がちょっとサポートしてくれるよっていうようなものがあるんですよ。そういったものも自分もできたらいいなとは思って。今自分がこうやって学校で活動してきているようなことを今度は、そういった大学生とかからの視点から見て、そのときにいる高校生とかにアドバイスできたらいいなとかも思ってるし、今関わってる人たちがやってるようなもの。ちょっと見に行けたらなとか関われたらいいなとかも少し思います。
クロマニョン:それはどういう思いでなんでしょうか?
紫宮梓:自分がとにかく悩んだからこそ、選択にすごく迷いはなかったんですけど、やっぱ悩むことがすごくあったのでTAっていう立場とかからして、とにかく悩むっていうことはして欲しくないなっていうふうにみんなに訴えかけたりとかができたらなって思います。
クロマニョン:悩むことをして欲しくないっていうのは?
紫宮梓:とにかくみんな悩みはあると思うんですが、この学校のみんな言わないんですよね、やっぱり。それはもう、みんなそれぞれあるからこそもそうですし、そういう環境じゃないっていうのはもちろんそうなんですけど、結局悩んで悩んで、それが自分の中で耐えきれなくなって、それでやっぱり爆発してしまうというか、キャパオーバーになってしまったりとかももう何度も周りで見てきている光景なので、悩むぐらいなんだったら、こうしてみたらいいんじゃないっていうふうに、助言をしたりとか、もっとその人がその活動をするためには、やっぱこういうのは大事だよっていうアドバイスができたらいいなっていうふうに思います。
クロマニョン:何かこれをするまで死ねないとか、絶対これしたいなってことありますか?
紫宮梓:これするまで死ねないか。なんだろう、なんか本当にすごいみんなが知ってるようなアーティストさんのライブを作ってみたいですね。もうそれをしないとなっていうふうには思いますけど。したいっていうのもそれしないとなって思います。
クロマニョン:そうしないといけないっていうのは、どこから湧いてきたものなんでしょう。
紫宮梓:今まさにそういう将来に向けてたくさん勉強といいますか、次のスキルアップだったりとか、そういうのも含めてやってきたからこそ、それをとにかく発揮できる場ってたくさんあると思うけど、自分の中で発揮できる場所っておそらくそこが一番最適だしいいんじゃないかなっていうように思うし、やっぱりそういう有名なアーティストさんだからこそ思うこととかもあると思うんですね、そのライブに懸ける想いだったりとかもそうだし。そういうのをうまく汲み取ってライブを作ってあげるっていう仕事もやっぱりライブ制作の仕事の一つなのかなって思うので、自分がそれに携われたらめちゃくちゃ光栄だし嬉しいことですので、ちょっとやりたいなと思います。有名だからこそ悩んでることもたくさんあると思うんで。
クロマニョン:一つもしもの質問をしたいと思うんですけど、もしも今の学校に出会わなかったら、どのような人生になってたと思いますか。
紫宮梓:ニートしてたと思います。何もしなかったと思います。ニートというか本当に何もしない、バイトぐらいはしてると思いますけど、特に友達と遊んだりすることもなく、本当によくわかんないような人生を歩んでたのかなと思います。普通に高卒の資格は取ろうと思っているので、他の学校に行くことはあると思うんですけど。でもその中でもやっぱりここまでいろいろ自由度が高い学校ってそんなにないんで、本当にここまでは思わなかったと思います。
クロマニョン:その夢っていうか、自分がやりたいこともあんまり見えてなかったって感じなんですか。
紫宮梓:そうですね。中学校のときはもうとにかく、陸上のこともやめちゃったこともあって、将来に対して何も思ってなかったので、これやりたいなとかもあったとしても、絶対むずいだろうなとかあそれで諦めたりとかたくさんあったんで、本当に今の学校に行って正解なんだなって思います。
クロマニョン:結構入ってからずっと、ブーストかかったままって感じですかね。
紫宮梓:そうですね。ちゃんと休まないといけないときは休むんですけども、ずっとかかってますね。もうエンジンつけっぱですね、止まらない。本当に休まないといけないときはもちろん休みますけども、基本つけっぱなのかな。そんな感じですね。
クロマニョン:ありがとうございます。以上になるんですけど、最後に何か言い残したこととかありますか。
紫宮梓:言い残したこと。そうだな。結局今高2になって、やっぱ一番本当に思っているのは、今通っている学校は特に実感することなんですけど、何もしなくても卒業できるんすよね。生徒会もやらなくてもいいし、実行委員もやらなくてもいいし、何もしなくてもとにかく卒業はできてしまうんです。ただ、自分みたいにいろいろとやってから卒業することもできるんです。
とにかく今挑戦していない人がもしいるんだったら、何かしら動いてみると、少しは考えることが変わったりとか視点が変わったりとか。あとはもう、小さいことから大きいことまでやっぱ動くと変わってくるなっていうふうに思うので、とにかく動いてみてほしいなとは思います。最近の人たちってみんなあんまり動かないんですかね。なんか本当に控えめなんですよね、やんなくていいやみたいな、どうせ周りがみんなやってくれるからやんなくていいだろうみたいな。
クロマニョン:ええ。それはどういうとき感じるんですか。
紫宮梓:やっぱ、中学のときの同級生とかと話してると、別にそんな、もうその全日制の子たちと話していると、そこの一部だけかもしれないんですけど、本当に何か面倒くさいとかやりたくないとか、よく聞くんですよね。文化祭、体育祭やりたくねー、だるいとか。楽しい人は楽しいんでしょうし、例えば運動苦手な人とかもやりたくないって思うことはあると思うんですよ。ただやっぱり、それをいかに楽しむかっていうことを考えたりとかっていうふうにやっぱ動かんともう何もできんなって。
何かしら自分できっかけを作ってあげるのもそうですし、周りがもしきっかけを作ってくれるんであればそれにちゃんと乗って、そのきっかけをちゃんとうまく活用して行動してみるってのが一番大事なことなんじゃないかなっていうふうに高2のクソガキながら思うんですよね。迷ったらとにかく動けっていうのを、もう後輩にも言ってることなんですけど、迷う暇があれば動けばいいじゃん、駄目だったらやんなきゃいいじゃんって言ってるんです。だから、とにかく動いてみてほしいなってことだけですね。
あとがき
同年代と1対1でまじめな話をしたのはこれが初めてだったかもしれません。
学校で話す内容なんて、「あの先生嫌い」「だるい眠い」、相手のことを深く意識しない自然発生的な会話です。
この無名人インタビューでインタビュアーとして様々な人の話を聞くようになってから、アルバイト中でもこの人どんな人なんだろうという疑問が出てきたり、もっと人と深く関わっていきたいという思いを抱く場面が増えてきました。
真剣に向き合えるような場を設けることも、その場に飛び込んでみようと決心することも、全ては自己判断の選択だと思うと、ちょっと怖い気もしますが、大事ですよねーー。
とにかく、同じ高校生の視点から聞いていて、紫宮梓さんの心の余裕、視点の広さを感じたインタビューでした。
素敵なインタビューありがとうございました!!
【インタビュー・あとがき:クロマニョン】
【編集:komima】
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