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与えられるよりも与える方が幸せな人

20年前の20代、私qbcは出会い系にドハマリしていました!
大変申し訳ありませんでした!!!
とはいえ、恋愛の話はね、私qbcの中ではしにくい話題だったんですよ無名人インタビューの中で。おっさんが恋愛の話をとくとくと聞くのもなんかね、とか思って避けていたんですが。
私qbc以外のインタビュアーが増えることによって、なあんも違和感なく恋愛のインタビューできるようになったんです! グータンヌーボできるようになったんですわ。
ということで、無名人インタビューという器の中で、恋愛の話ができるようになったことを、私qbcはお祝いしたいと思います。やったーーー、嬉しいです。
ほんとうにね、恋愛の話は、めちゃしたかったと思ってます。ありがとうございます。
ありがとうございます!!
今日の無名人インタビューもよろしくお願い申しあげます!!!(主催:qbc)


今回ご参加いただいたのは はるはる さんです!

現在:今のパートナーとは、”普通”の概念がお互い無いので。そういったところが多分すごく似てる。

toki:今、どんなお仕事をされていますか?

はるはる:立ち上げメンバーとしてジョインした英語コーチングスクール「90 English」を中心に、さまざまな会社で複業をしています。経営メンバーの立場で、人事、営業、マーケティング、BizDevなどをメインに人とコミュニケーションを取ることをメインに仕事をしています。

toki:それ以外にも何かやられていることはありますか?

はるはる:プロのソフトボール選手として、世界中を飛び回りながら活動してきています。経歴は、中学のときに全国大会ベスト4、高校でインターハイ優勝。その後、立命館大学に進学して、1回生の時に、防御率0で最優秀投手賞をいただいたこともあります。

2023年の1月から、3ヶ月間、オーストラリアでプレーする予定です。

toki:なぜ現在の活動に至ったのでしょうか?

はるはる:大学2年生のときに、肩を怪我してしまって。この経験を機に「自身のソフトボール以外の価値」を考え直しました。大学までスポーツ推薦で進学したこともあり「自分は、ソフトボール以外何もできないんだ」という事実に恐怖を覚えまして。

スキルをつけること、お金を稼いでいくことを考えて行動しているうちに、現在の働き方にたどり着きました。

toki:ソフトボール選手と、ビジネスの方と、両軸でやっていらっしゃるんですね。プライベートでの趣味などはありますか?

はるはる:最近めちゃくちゃポーカーにハマってまして。ポーカーを始めて2ヶ月ほどでWGPという女子だけが出場できるポーカーの大会に出場し、142人中4位入賞しました。笑

toki:2ヶ月で入賞! すごいですね。
ソフトボールも仕事もポーカーもやっていて、かなり多忙に見えるのですが、はるはるさんは、仕事とプライベートの割合ってどんな感じですか?

はるはる:フリーランスなので、ほぼ休みという休みはつくっていません。ポーカーをやっているときさえもインプレー中じゃないときは、仕事の返信もバンバン返します。笑

toki:あんまり仕事とプライベートと、境目がない感じなんですかね。

はるはる:そうですね。ほとんどないです。

toki:境目が無いことで、苦しくなったりはしないですか?

はるはる:あんまりないですね。仕事も自分が楽しいと思うことしかしないからだと思います。私が働いている90 Englishでは、フルリモート、フルフレックスで自由に働いています。

toki:ここからは、はるはるさんのお人柄について質問していきたいと思います。好きなものについてお伺いさせてください。

はるはる:私、幼い頃から「人」が好きなんですよ。人が好きっていうと変な人に思われるかもしれませんが、人って一人ひとり、違う側面を持っていて。自分では気がつかないような観点から物事を見ている人と話をするのが楽しいんですよね。

toki:最近出会った方で、印象に残っている方はいますか?

はるはる:今お付き合いしてるパートナーです。彼、私のドッペルゲンガーなんじゃないかと疑うくらい私とめちゃくちゃ似ているんです。考えてることとか、思考の仕方とか、ちょっと性格が悪いところとか。笑

toki:ほうほう。具体的にどんなところが似ていますか?

はるはる:覚悟の決め方や行動力があるところです。

この間、2人で住む家を決めたんですが、その日の予定は元々2人で映画を見にいく予定でした。

彼の性格上、面倒なことを後回しにしてしまいがちなことも知っていたので「今日、行けるところまで一緒に家探しをしよう」と私が提案して。スタバで1時間くらい一緒に家を探し、いいところを見つけたのでサイトに書いてある不動産屋さんにすぐ電話をして、その日のうちに内見して、その場で契約までしちゃいました。笑

toki:すごい決断スピードですね。

はるはる:当時、付き合ってまだ1ヶ月も経っていないくらいの状態だったのですが、それまでに話し合って結婚の話もかなり具体的に決めていたので、全く躊躇がなかったです。一般的な感覚だったら「もうちょっと考えようよ」「他の物件も見てみようよ」って話になりがちだと思いますが、私たち2人にとってこのスピード感が心地よくて。

出会ってからの時間、こと、もの、に対しての「普通だったらこれくらい時間かけるよね」みたいな、”普通”の概念がないところがとても似ているなと。今まで出会った人の中で、この価値観が合う人はいませんでした。

toki:パートナーさんとは、いつ頃からお付き合いされてるんですか?

はるはる:お付き合いを始めたのは、ちょうど2ヶ月前ぐらい前ですね。
出会ってからすぐにお互い惹かれ合うまでがかなり早かったです。

toki:出会ったきっかけはなんだったんですか?
はるはる:ポーカーで同卓になったことです。私が帰宅するタイミングで彼も一緒にお店を出てきて。15分ほど歩きながら話したときに意気投合したので連絡先を交換して。出会った数日後に食事に行きました。

後で聞いたら、わざとタイミングを合わせてお店を出て話しかけてきてくれたみたいです。そこから2週間後くらい経ったタイミングで告白されました。

toki:はるはるさんの恋愛観みたいなものが形成され始めたのはいつ頃からだったのでしょう?

はるはる:私がパートナーについて考えるようになったのが、20歳を超えたあたりからでした。うちの両親が、中学生の頃からずっとお付き合いして、22歳で結婚して、私を25歳で出産。
両親に対しての憧れもあり、同じように人生を歩みたいと思っていました。

toki:そうだったんですね。その後、現在の方と出会うまでに恋愛の価値観が変わったりしましたか?

はるはる:過去の恋愛から自己分析して次に活かすことを、今までずっとやってきていて。

以前付き合っていたときに、自分がしんどかったことやもう懲り懲りなことを洗い出して、次に付き合う人で失敗しないようにしました。そこから振り出しに戻ることはなくなったし、同じ失敗を繰り返さなくなりましたね。

未来:途中から気づいたんですよ。与えられるよりも与える方が幸せってことに。

toki:最後に、未来のことについてお話伺っていきます。5年後や10年後のビジョンはありますか?

はるはる:来年の1月から3月までのオーストラリアでのプレーが終わり次第、仕事と恋愛にめちゃめちゃコミットしようと考えてます。そこが今、私の中のテーマになってますね。

toki:仕事にコミットするというのはなんとなく想像がつくんですけど、恋愛にコミットするってどんなイメージですか?

はるはる:パートナーと向き合う時間を作ることです。今まで夢や目標を追うために恋愛を捨てる選択肢を何度も選んできました。20年弱、ソフトボールに時間を費やしてきたので、これからは犠牲にしてきたもの(恋愛)に対して向き合って行きたいなって。

toki:なるほど。以前は「夢を追うなら恋愛を捨てる」方を選んでいたんですよね。そこの価値観が変わったきっかけが何かあったのでしょうか?

はるはる:いろんな要因はありますが、一番は、子どもを本当に欲しいって思えたのがきっかけだなと思ってて。

そう思った理由は、一緒に「90 English」をやっている立ち上げメンバーの息子さんを、生後8ヶ月のときに抱っこさせてもらったことです。今までは、子どもを抱っこすることや遊ぶことに対して苦手意識があったのですが、その子を抱っこしたとき、自分の中で母性が芽生えました。赤ちゃんってなんて可愛いんだ!とはじめて思えました。

あとは、今お付き合いしているパートナーの人生を背負いたいって本気で思えたことです。今までの恋愛では、一緒に歩んでいこうと思ったことはあっても、責任を持ちたいと思うことはなかったので。

toki:そうだったんですね。子どもを作る選択肢を取らなくても、パートナーや恋人みたいな存在って、欲しいなと思いますか?

はるはる:もちろんです。親って、年齢的に自分より先に死んじゃう確率が高いわけじゃないですか。

ビジネスを一緒にやってる仲間もすごく大事だし、人生かけて守りたい相手と思っているものの、家族やパートナーとかって、全然違う存在だと思っていて。

たとえ私がどんな罪を犯しても、この人だけは自分の味方でいてくれるみたいな人って、友だちだと限界があると思うんですよ。味方でいてくれる人がいるだけで、全然人生の豊かさって変わると思っているので。

戦友ですよね、もはや。だから、彼氏彼女が欲しいとか、旦那さんが欲しいってわけじゃなくて、戦友が欲しいと考えていたら、現在のパートナーに出会えました。

toki:なるほど、ありがとうございます。
もし、何でも思い通りの生活が実現できるとしたら、将来どんな生活を送るのが理想ですか?

はるはる:まずは金銭的に完全に自由になるのが目標。その過程も楽しんでいきたいです。今やりたいことができる人生にしたいです。今日もインタビュー受けさせていただいてるんですけど。この時間(平日の17:00)にインタビューを受けさせていただけるのって、フリーランスだからっていうのも大いにあると思うので。

いつでもどこでも、楽しく自分のやりたいことだけをやれるような環境を作っていけたら一番いいなって思います。

toki:ありがとうございます。
ちょっと質問変わるんですけど、はるはるさんはどんな人だねと言われることが多いですか?

はるはる:行動力があるねとか、ポジティブ、影響力があるとか。覚悟があるとか、肝座ってるとか。会うと元気になるとかは結構言われますね。

toki:そう言われることに対して、ご自身ではどう思いますか?

はるはる:「行動力」に関しては、好きなことやってるだけだよっていう感覚なので、自分で行動力あるな、とは思わないんですよ。言われたときに、確かに俯瞰して見たときに、周りより行動力があるように見えるよなっていう感覚はあります。

「ポジティブ」に関しても、ポジティブな面を見せてるだけだよ、ネガティブなところはいっぱいあるよとは思います。笑 たまに見抜かれたりしますね。頑張りすぎてるところとかを。

「会うと元気になる」は、相手がどうやったら喜んでくれるかを徹底しているからだと思います。

先日、とあるイベントに参加をしたときに出会った女性が妊婦さんで。腰がよく痛くなったりするとのことだったので、少しでも気がまぎれるような時間やホッとできる時間を提供したいなと思ったので、初対面だったのですがスタバのドリンクチケットをお送りしました。
また、初めて行った居酒屋さんのおじちゃんと話していると、私がソフトボールをしていることを伝える機会があり「また来てくれる?!」と何度も聞いてくるので、人生初ボトルを開けてみたり。笑

あとはクレーンゲームの話とかわかりやすいのでお話ししますね。私、昔からクレーンゲームが大好きでよく行くのですが、引っ越しが多いので荷物が増えるのは嫌なんですよね。なのでぬいぐるみを取った後に、近くにいる子どもにプレゼントするようにしています。

toki:へえ〜。なぜ、そんなに人に優しくできるんですか?

はるはる:途中から気づいたんですよ。与えられるよりも与える方が幸せってことに。今回のインタビューも、素敵な活動されてるなと思ったので、私が協力できることって何だろう?と考えました。

その答えが、私がインタビューを受けて拡散をさせていただくことかなと。

toki:そういった背景で応募してくださったんですね。大変ありがたいです。
毎回、皆さんに「もしもの未来」について質問させていただいてるんですけど。はるはるさんには2択でお伺いします。
最高にぴったり相性の合うパートナーと結婚して家庭を築くことができるけれど、その代わりその家庭の中だけでしか生きられない人生か、もしくはパートナーはいないけれど、たくさんの人に囲まれて生きる人生か、どちらの人生を選択しますか?

はるはる:今までだったら後者を選んでたかもしれないんですけど。今の彼が本当に大切な人で、2人だけでいてもずっと楽しいと思えるので、前者になりますね。

toki:理想の家庭像はありますか?

はるはる:子どもができても、お互いがやりたいことを諦めずにできる環境を作っていきたいと思っています。

あとがき

恋愛の話が多かったなと思った方。その通りです。
はるはるさんは、今回はあまり話題にのぼらなかったものの、現役で活躍されているソフトボール選手。
「普段はソフトボールのことばかりインタビューされるので、無名人インタビューでは恋愛観について語りたい」というご本人のご要望で実現したのが今回のインタビューでした。

根っからの正義感の強さ、人への大きな愛情と、その思いを行動で表す力。
インタビューを終え、はるはるさんはまるでアンパンマンのような方だなと思いました。
今回の無名人インタビューに応募してくださった理由も、インタビュー中に教えてくださいましたが、なんて嬉しいことなのでしょうと、主催者qbcさんとありがたさを噛み締めておりました。

自分の利益になるかどうかを考えず、その人がたとえ、昨日出会ったばかりの人でも、ゲームセンターで遭遇した子どもでも、たまたま卓についてくれた居酒屋のお兄さんでも、どんな人に対しても幸せを願うことができる、そして、それ自体を自分の幸せとして感じられる、そんな人間になりたいものです。

はるはるさん、ご参加いただきありがとうございました!

次回のインタビューもどうぞお楽しみに。

インタビュー担当:toki

編集協力:あおい

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