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0から学ぶ統計ロードマップ

皆さんこんにちは!アンキラーと申します。

私は普段、受託データ分析会社で、マーケティング領域のデータ分析職として勤務しております。

今回の記事は、以下のような方を対象としております。

■数学苦手(文系)だけど統計の素養を身に付けたい。
■データ分析職を目指していて、アピールできる武器が欲しい。
■統計検定2級を取得したい。
■SQLやPythonなどの勉強はしているが、統計については勉強できていない。

データが世の中に溢れ出している昨今、GAFA等のIT企業を筆頭にデータを活用したビジネスが急速に普及しており、今後さらに普及することはほぼ確実です。

そのような中で、「データを正しく見れる力・扱える力」というものは重要なスキルとなってきます。

しかし、現状の日本において統計の素養がある人は多いとは言えません。

例えば、皆さんの周りに、以下の質問に回答できる人はどれくらいいるでしょうか?

■年収における平均値と中央値の違いとは?
■模試における偏差値の意味や計算方法は?
■テレビの視聴率の仕組みとは?

統計専攻されていた方を除くと、そこまで多くないのではないでしょうか。(私の学生時代の友人はほとんど回答できていませんでした)

統計の素養がなければ、間違ったデータを鵜呑みにしてしまいますし、今後のデータ社会を生き抜くことはできません。

逆に考えれば、統計の素養がある人は重宝されますし、他者と差別化することができます。

実際、データアナリストやデータサイエンティストなどのデータ分析職の求人では以下のような募集要項を見かけることが多いです。(一部、実際の求人から抜粋)

■基礎的な統計の理解(統計検定2級程度)
■検定を使用できる知識(統計検定2級相当以上)
■統計解析の知識

ここから、企業は統計の素養がある人を求めているということがわかります。

また、データ分析やデータサイエンスという言葉が浸透し、PythonなどでAIプログラムを書く人は増えましたが、統計の基礎を抑えておらず、うまくプログラミングスキルを活かせていない人たちも散見されます。

私自身、統計の素養がないままデータ分析現場に飛びこみ、かなり苦労しました…

そこから、文系ながらも、業務上問題のないレベルまで統計スキルを高めた経験があります。(高校時代は数学で赤点とっていたレベルです(笑))

本記事では、絶対に挫折させないをモットーに、知識0からでも統計の素養を身に付けてもらえるようなロードマップを作成しました。

このロードマップをやり切れば、統計の素養がある人材になれるとお約束致します!!

本記事の目次は以下です。

①統計の基礎を抑える
②本格的に統計を学ぶ
③統計検定2級に挑戦
④ビジネスでの活用を理解する
⑤終わりに

統計の基礎を抑える

まずは、統計というものがどういったものなのか。
イメージを掴んでいきましょう。

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