面接での”なぜ〇〇ではなく、うちの会社を志望するのか”と他社との比較質問をされた時に面接官があなたに求めていること

1.はじめに

はじめましての方も、そうでない方もこんにちは
とある副社長です。

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2.今日のコンテンツ

さて、今日は前日に引き続き
電通の中長期計画をみながら博報堂と比較をします

比較することによって
同じ業界内のライバルでも“戦略的ポジションの違い”
を理解することできます

面接内で
”同業他社の●●ではなく、なぜうちの会社を志望するのか”
と聞かれることがあると思います

この質問は
“きちんとそれぞれの会社の違い”や
”会社の業界内でのポジション”をある程度理解しているのかを問われています

その際の回答の事前知識としても
是非、志望業界内の企業を比較して、理解を深めるようにしてください

では電通の中長期計画を見ていきます。
ただ、電通の中長期計画をみたところ内容がとても抽象的でした笑
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4324/ir_material_for_fiscal_ym10/76894/00.pdf

スクリーンショット 2020-03-17 19.02.02

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GROWTH、VALUE、TEAMと3つの柱が存在し、
Integrated(統合)という言葉がが中長期的なキーワードになっています

スクリーンショット 2020-03-17 19.01.10

こちらのスライドが最も具体的でした
一般的な広告会社だけではなく、コンサルタント、テックカンパニーまでを
業界のライバル・競合として捉えています

広告だけを請け負うのではなく
経営文脈から広告を捉え、経営戦略、システム設計までを対象とした
事業に食いこんでいきたい狙いがあることがわかります

つまり、今や同業他社がライバルなのではなく
コンサル企業や、Sler、GAFAのようなTechカンパニーも
自分たちの事業ライバルとして認識していることになります

ちなみに博報堂との成長戦略を比較をすると

電通 : 経営戦略、システム設計領域まで進出

博報堂 : 広義デジタル領域でのポジションの獲得、クライアント海外支援

といった違いを知ることができます
つまり両者は同じ広告業界にいながら、
目指している方向性は異なることがわかります

これらを理解した上でESを書いたり、
面接対策をしたときにかなり解像度や自信に差がつくことは
理解できるでしょうか。

おそらく就活生でここまで見ている人は一握りですし
当時自分も中長期計画を見ていました自信が確実に面接に活きたと思っています

みなさんも正しい企業分析をして自信を付けてください。
本日は以上となります!

明日はサイバーエージェントを見て
この中長期計画から考える企業分析を締め括りたいと思います!

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