大学授業一歩前

大学の授業の「一歩前」になる場を構築中で、総勢約200名の方に記事を寄稿して頂いており…

大学授業一歩前

大学の授業の「一歩前」になる場を構築中で、総勢約200名の方に記事を寄稿して頂いております。 現在、私自身が社会人大学院生になる過程を綴る「大学院授業一歩前」もマガジンで始めています。 関心は「政治理論」、「構造的不正義」、「規範的政策分析」、「都市」、「再開発」等です。

マガジン

  • 大学院授業一歩前

    大学院進学の準備について綴っています。

  • 大学授業一歩前

    先生方のインタビューを記事にして学びの空間をココに作っていきます!!

  • 神保町一歩前

    コロナ禍、大学のオンライン授業化に伴い学生と学生街の距離が離れてしまった中、それを繋ぐプラットフォームの構築を目指しています。

最近の記事

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続・大学授業一歩前事始め

はじめに 上記の第150講で一端終了と宣言しておりました「大学授業一歩前」ですが、この度、記事の連載を再スタートいたします。今回の記事で何故、このような決断に至ったのかその経緯と今後についてまとめます。 コロナ禍を超えて 世の中はコロナが終わったという雰囲気になっており、一見すると日常に戻りつつあるように思われます。私自身は未だに後遺症に苦しめられており、コロナ禍は終わってないわ!と声を大にして言いたいのですが、それでは、コロナ前に戻っている側面は否定できない所もあります。

    • 【読書会の実施】 ご無沙汰しております。5月11日の土曜日に、本の長屋(X:@honnonagaya)さんで都市史にまつわる読書会を実施いたします。トシシ様との合同開催でございます。是非、お申込み下さいませ。

      • みんな生きている限り社会人だ!!とにかく生きよ!!と自分にも言い聞かせます。

        • 大学院授業一歩前(第4講)

           2023年度も今日で終わりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は仕事で色々とあり、3月前半は良かったのですが、後半を失速気味でした。さて、今月読んだ本を記録していきます。 ミランダ・フリッカー著/佐藤 邦政監訳・飯塚理恵訳(2023)『認識的不正義 権力は知ることの倫理にどのようにかかわるのか』勁草書房。 原武史(2012)『団地の空間政治学』NHK出版社。 朴承賢(2019)『老いゆく団地 ある都営住宅の高齢化と建替え』森話社。 岡村圭子(2019)『団地へのまなざ

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        続・大学授業一歩前事始め

        • 【読書会の実施】 ご無沙汰しております。5月11日の土曜日に、本の長屋(X:@honnonagaya)さんで都市史にまつわる読書会を実施いたします。トシシ様との合同開催でございます。是非、お申込み下さいませ。

        • みんな生きている限り社会人だ!!とにかく生きよ!!と自分にも言い聞かせます。

        • 大学院授業一歩前(第4講)

        マガジン

        • 大学院授業一歩前
          5本
        • 大学授業一歩前
          158本
        • 神保町一歩前
          18本

        記事

          ようやく読み切りました。社会人になってから久々に洋書を丁寧に読み切るという経験ができました。 読み切りことで得られる自信を大切にしたいです。

          ようやく読み切りました。社会人になってから久々に洋書を丁寧に読み切るという経験ができました。 読み切りことで得られる自信を大切にしたいです。

          大学授業一歩前(第159講)

          はじめに 今回は世界史を教えてらっしゃる「みんなの世界史」様に記事を寄稿して頂きました。是非、今回もご一読下さいませ。 プロフィールQ:ご自身のプロフィールを教え下さい。 A:はじめまして。公立高校で教員をしています。そのかたわら、2018年からnoteで「みんなの世界史」を運営しています。 関心と研究テーマQ:現在、研究している内容とご自身の関心を教えて下さい。 A:まずなんといっても日常的に授業をどうつくるかということ、これが研究ですよね。昨年度は世界史Aと世界史

          大学授業一歩前(第159講)

          大学授業一歩前(158講)

          はじめに 今回はスコットランド啓蒙思想がご専門の小畑敦嗣様に記事を寄稿して頂きました。是非、ご一読下さいませ。 プロフィールQ:ご自身のプロフィールを教えてください。 A:現在、私は某都内出版社で企画・編集部の社員として会社員をやっている傍ら、国際基督教大学のキリスト教と文化研究所で研究員をやっています。半分社会人、半分研究者というどっちつかずの身分です。 関心と研究テーマQ:現在、研究している内容とご自身の関心を教えて下さい。 A:私の研究関心は18世紀英国の、特に

          大学授業一歩前(158講)

          大学院授業一歩前(第3講)

           2月に読んだ本(和書及び翻訳書)を備忘録としてまとめます。毎月、月末に私自身の備忘録を継続して投稿しています。これも読書術の一つかもですね。 岡野八代(2024)『ケアの倫理 フェミニズムの政治思想』岩波書店。 宮内洋平(2016)『ネオアパルトヘイトの都市空間 南アフリカの民間都市開発と移民社会』明石書店。 山田清機(2020)『寿町のひとびと』朝日新聞出版。 ミランダ・フリッカー著/佐藤 邦政監訳・飯塚理恵訳(2023)『認識的不正義 権力は知ることの倫理にどのように

          大学院授業一歩前(第3講)

          毎週日曜日は一日ぐっすり寝るのですが、夜は色々と考えることができました。「編集」×「まちづくり」そんなキャリアを構築していこう改めて考えた日曜日の夜です。

          毎週日曜日は一日ぐっすり寝るのですが、夜は色々と考えることができました。「編集」×「まちづくり」そんなキャリアを構築していこう改めて考えた日曜日の夜です。

          大学授業一歩前(第157講)

          はじめに 今回は大学で倫理学と政治哲学を勉強してらっしゃる、くちなし様に記事を寄稿して頂きました。是非、ご一読下さいませ。 プロフィールQ:ご自身のプロフィールを教え下さい。 A:大学で倫理学と政治哲学を勉強しています。清く正しく小賢しくというブログで、読んだ本のメモなどを公開しています。 関心と研究テーマQ:現在、研究している内容とご自身の関心を教えて下さい。 A:ジョセフ・ヒースというカナダの哲学者について勉強しています。  ジョセフ・ヒースはビジネス倫理学という

          大学授業一歩前(第157講)

          大学授業一歩前(第156講)

          はじめに 今回は国際基督教大学2年生の丹野健(Chris Fotos)さん(@redfield_ken)に記事を寄稿して頂きました。今回も前回に引き続き、約3500字の超大作でございます。是非、ご一読下さいませ。 プロフィールQ:ご自身のプロフィールを教えてください。 A:私は現在、国際基督教大学(ICU)教養学部の2年生です。英語教職課程を取りながら、3年次からは「言語教育」を専攻予定です※。  ICUでこのようなことについて学んでいるのには、私のバックグラウンド(来歴

          大学授業一歩前(第156講)

          大学授業一歩前(155講)

          はじめに 今回は都市社会学、地域社会学を専攻してらっしゃる、なつ様に記事を寄稿して頂きました。今回は約2800字超えの長編でございます。是非、ご一読下さいませ。 プロフィールQ:ご自身のプロフィールを教えてください。 A: 早稲田大学大学院教育学研究科社会科教育専攻2年のなつです。 専攻する分野は都市社会学、地域社会学です。地域社会やまちづくりに関心があり、研究の傍ら地元で高校生のまちづくりをサポートする仕事をしたり、他の地域で行われるまちづくりの講座の運営などをしたりし

          大学授業一歩前(155講)

          大学授業一歩前(第154講)

          はじめに 今回は理論言語学を研究してらっしゃる学部4年生の方に記事を寄稿して頂きました。お忙しい中作成して下さりありがとうございました。今回はどのような読書術がご紹介されるのでしょうか。是非、ご一読下さいませ。 プロフィールQ:ご自身のプロフィールを教えてください。 A:上智大学文学部英文学科の学部4年生です。来年度からは上智大学大学院に進学します。趣味は散歩で、よく都内をぶらぶら歩いています。英文学科ですが、専門は理論言語学、主に生成統語論という分野です。(生成文法を基

          大学授業一歩前(第154講)

          大学授業一歩前(第153講)

          はじめに 今回は(教育)社会学を専攻してきた、ちひろ様に記事を寄稿して頂きました。今回も是非、ご一読下さいませ。 プロフィールQ:ご自身のプロフィールを教えてください。 A: 東京大学大学院教育学研究科で(教育)社会学を専攻してきました。ここで(教育)としたのは、以下で触れるように、自分の研究主題の学際的な性格に引っ張られるかたちで、専攻分野も教育社会学(「教育」)を主軸としつつも、家族社会学(「家庭」)や、福祉社会学(「支援」)、さらには法社会学や教育行政学(「法・条例

          大学授業一歩前(第153講)

          大学院授業一歩前(第2講)

          1月に読んだ本(和書及び翻訳書)を備忘録としてまとめます。 宮川裕二(2023)『「新しい公共」とは何だったのか』風行社。 齋藤純一・谷澤正嗣(2023)『公共哲学入門』NHK出版。 森千香子(2023)『ブルックリン化する世界』東京大学出版会。 岸政彦(2018)『マンゴーと手榴弾』勁草書房。 青木秀男(2000)『現代日本の都市下層』明石書店。 児玉聡(2010)『功利と直観』勁草書房。 白波瀬達也(2017)『貧困と地域』中央公論新社。 アイリス・マリオン・ヤング著/

          大学院授業一歩前(第2講)

          大学授業一歩前(第152講)

          はじめに 今回は現在、学習院大学法学部4年の方に記事を寄稿して頂きました。現在、大学生の彼は如何にして本を読んでいるのでしょうか。是非、今回もご一読下さいませ。 プロフィールQ:ご自身のプロフィールを教えてください。 A: 学習院大学法学部政治学科所属の4年です。今年卒業して、来年度からはITコンサルの予定です。2022年秋~2023年夏までイギリスのオックスフォード・ブルックス大学に学部協定留学で行っていました。海外では政治学と社会学を半々くらいで扱っていました。 課外

          大学授業一歩前(第152講)