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さやかの地球誕生日記ー生命のひとりごとの章ー

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book of natureから学んだことや、宇宙の翻訳まで、その時のわたしが生きて到達した、その時点のひとりごとの章です。
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#日本

いつでも神話が生まれてきそうなそんな日本の森がすき。

いつでも神話が生まれてきそうなそんな日本の森がすき。

開けた平らな土地と違って、森の植生は陰と光のコントラストが楽園をつくり出す。

光だけでも生きられない生き物が暮らすし、陰だけでも森は森として生きない。

縦横無尽に駆け回るような生き物は森の中では目立ちすぎるから、体が大きくても小さくても、どこか重力軽く軽くそっと動きまわるような、そんな生き物たちが多いきがする。

森の中では踏みしめずにそっと歩き、開けた広野に出たら、思いきり飛んだ

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太陽の未知と道。

太陽の未知と道。

太陽が生命を照らす位置を変えるとき、今まで日陰にあった世界が日向になって、そこで働いていてくれたたくさんのものたちの姿を目の当たりにすることができる。

生命の根幹を支えているそれらの働きは地味で、奇妙で、平穏に在る時にはわざわざみたくないようなものも含まれていたりするけれど、彼らはそう在る自分を誇ることも、みてほしいと嘆くこともなく、ただ、淡々とそのように世界に在る。

彼らが必要として

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