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色彩の英語慣用句から学ぶ色の意味 ~赤編~
こんにちは。一般社団法人日本ユニバーサルカラー協会代表理事
色彩専門家・カラーコンサルタント 南 涼子です。
このところ、Twitterを結構更新しており、色に関する英語の慣用句や、色にまつわる格言をアップしています。
そんな訳で、今日は赤の慣用句を2つほどご紹介してみたいと思います。
1.paint the town red(街を赤く染める)
=飲み歩いてどんちゃん騒ぎをするという意味。
![](https://assets.st-note.com/img/1654071492066-AsmD4s76WX.jpg?width=1200)
赤はエネルギッシュな色ですから、盛り上がるシチュエーションや、騒ぎ立てるなどの表現にぴったりです。
2.「like a red rag to a bull」(雄牛への赤いぼろきれのように)
=意図的な挑発、人の激怒を買うもの。誰かを怒らせる可能性があるという意味。
この表現は、スペインの闘牛で闘牛士が赤い布を使って、牛を挑発することに由来しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1654071492089-WCjr5h7CQP.png?width=1200)
実際には、色覚的に牛には赤は認識できません。
牛はひらひらした、布の動きに反応しているのです。
赤い布に興奮しているのは、実は観客の人間なのです。
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