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消費者の色の好みとSDGsの影響

こんにちは。一般社団法人日本ユニバーサルカラー協会代表理事
色彩専門家・カラーコンサルタントの 南 涼子です。

4月11日にようやく次作の原稿を脱稿し、大量の資料などで荒れまくったデスク周りをやっと整理できました。

ところで、次作の本を執筆していて思ったことですが、最近の消費者の色の好みには、確実に「SDGs」が反映されています。

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間での達成を目標としており、

行政、企業も積極的に取り組み、現在至るところで展開されています。

SDGsでは、貧困の撲滅、環境への配慮、差別のない社会を作るなど、誰一人取り残さない、持続可能な社会の実現を目指しています。

そうしたことから、環境に優しいイメージの色や、ジェンダーフリーな色が消費者に好まれる傾向が見られており、まさに、ユニバーサルカラー化しているといえるでしょう。

詳しくは次に刊行される本に著しておりますので、どうぞお楽しみに。


SDGsのアイコン・ビジュアルデザイン自体、とてもカラフルです。
使われている色からしても、十人十色、全ての人を対象とした考えだということが伝わってくるようですね。


近著もよろしくお願いいたします。

【一瞬で心が整う「色」の心理学】
http://www.amazon.co.jp/dp/4413046447

「あなたのメンタルは、目にする〝色〟で決まる」
そういえるほど、色は無意識のうちに心身へ影響を与えています。在宅ワークの時代、インテリアや服に何色を取り入れるかが大切です。

「快眠に2時間の差!? 寝室に紫と青どっちがいい?」
「更年期の不調を解消するのに役立つ色とは?」
「病気リスクの軽減、テストステロンをもたらす色」
「片頭痛の頻度と痛みを劇的に和らげる色」
「記憶力の向上に良い色ってどんな色?」
「年間4万円得する!?温度を5度上げる色」
「ビタミンCの6000倍、抗酸化する赤」その食べ物とは

など、著者の実践的な経験と大学や研究機関の調査で確認されているデータ、最新の研究報告に基づいたメンタルと健康に効く色の取り扱い方を収録。

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