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【#2 Only One】 「らしさ。」 福岡大学硬式野球部MG北野華蓮さん


こんにちは!
学生スタッフ応援団の秦野です。
学生スタッフの価値とは何か。
学生スタッフとは。
発展途上の大学スポーツ。
大学4年間をそのスポーツにかける選手たち。

そんな選手たちを支える人が存在しています。

今回はそんな”支える人”にスポットライトを当てていきます!

チームに必要不可欠な学生スタッフ。献身的にチームを支え続ける存在がいるからこそ、日々の活動ができているのではないでしょうか。

チームにとって『Only One』の存在である学生スタッフの方々を、学生スタッフ応援団としてスポットライトを当てていきます!

というわけで、今回取材させていただいたのは福岡大学硬式野球部でマネージャーとして活動している4年生の北野華蓮(きたのかれん)さんです。

前回の記事では、「高校時代の北野さん」に迫っています。まだ、ご覧になられていない方は、ぜひそちらもご覧ください!

さて、今回は、第2話「福岡大学硬式野球部のマネージャーの仕事内容やさまざまな想い」をお届けします!

あんなことやこんなことまでこなす北野さんの、心に秘める想いをぜひご覧ください!

ちなみに....
今回の取材を担当したU.S.L.メンバーの松原と北野さんは、同じ高校の硬式野球部に所属していました。松原が選手で、北野さんがマネージャーで、共に甲子園を目指して、野球に明け暮れていました。そんな関係である2人の"雑談のような取材"をお楽しみください!!


それでは、どうぞ!!


硬式野球部マネージャーの仕事


[松原]
今は何人で活動してるのかな?
[北野]
現在部員は今130人いて、学生コーチが5人、マネージャー4人で活動しています。
[松原]
仕事は回ってるの?みんな結構カツカツ?
[北野]
カツカツです(笑)
[松原]
カツカツか。そりゃそうだよな。チームの編成的には1軍・2軍・3軍とかに分けられてる?
[北野]
A・B・Cです。
[松原]
なるほど。
マネージャーの仕事内容としてどんなことを主にやっているの?
[北野]
役職が分かれていて、会計とチームの全部をまとめる主務。私はその会計をやっていました。主務は主にオープン戦を組んだりとか、チーム全体のスケジュール管理を行なっていました。それ以外の仕事も多かったので私もあんまり把握しきれていないところもあると思います。そのほかはリーグ戦の大会パンフレットの制作故障者リストの作成オープン戦などのデータ分析の仕事なども行なっています。
[松原]
なるほど。それって選手とかが選手をやりながら、マネージャーの仕事を手伝ったりするみたいな感じではないの?マネージャーが全部やるみたいな感じ?
[北野]
そうですね。リーグ戦期間中のデータ収集は1年生の投手陣がやるんですけど、それを DVD に起こしたりするのは全部マネージャーがやります。
[松原]
めちゃくちゃ多いな。 
[北野]
会計の仕事は、いろいろな請求処理が多いので、一般部員の部費、入部金、年に数回請求書を発送する作業があります。私が担当しているので、部員130人くらい(春は150人ぐらい)に請求書を作って、印鑑を押して、発送準備して、封をして、郵便局へ行き、発送してもらう作業をしていました。

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[松原]
他のチームであったりするんだけど、そういう会計業務以外にもテーピングを巻いたりとかもマネージャーがやってたりとか聞いていて、事務関係以外で仕事あったりする?
[北野]
私は、投手陣がアイシングするときはバンテージを巻いてあげたりはします。あとはティーバッティングの時のボールを投げたりサブグラウンドでは鳥かごの中でバッティングピッチャーをしたり
[松原]
バッティングピッチャーするの!?
[北野]
Bチーム(2軍)とCチーム(3軍)の選手は基本的にサブグラウンドでの練習になるので、その時にバッティングピッチャーやノックを行っていました。
[秦野]
ノック打つのは衝撃受けたんですけど笑
[北野]
けど、サイドノックなのでそんなにすごくないです(笑)
[松原]
やることたくさんあるね。バンテージ巻いたり、アイシングも作るじゃん、加えてバッピにトスにノックに、野球選手じゃん(笑)そう考えると中学校で野球やってなかったらできないもんね。
[北野]
それをやり始めたきっかけは、私にはもう1人女子のマネージャーが同期にいて結構比較されたりしたんですよ。それにちょっと悩んじゃって、私ってここの野球部に必要なのかなとか考えたり、もう一人の子がすごい仕事ができる人だったので、一人でもいいんじゃないかなって思った時に、私にしかできないことって何だろうって「中学校の時やってた経験を生かせる仕事があるんじゃないかな」って思って、事務作業じゃなくて選手を技術的な面でも練習をサポートできることは私にしかできないんじゃないかなって思って、それで始めました。

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[松原]
それは選手発信なの?
[北野]
私の同級生にすごく練習大好きな選手がいて。「練習付き合って」 とか言われていたので「あ、いいよ。」っていう気軽な感じで答えたら、「鳥かごで打ちたいんだよね」って言われて「私、投げようか?」ってこと言って、「投げれるの?」という会話から始まりました。
[松原]
選手からどんな印象というか言葉をかけられたりするの?
[北野]
やっぱり選手同士で組んでしまうと1人しか練習できないじゃないですか。バッティングの練習は私が投げることによって、残りの2人は素振りをして準備をすることができます。だから、「北野にとってはすごい大変だろうけど、自分たちにとっては良い練習になるから助かる」っていうふうに言われました。
[松原]
なるほど、いい選手に恵まれたね。バッピした後に選手にもバンテージ巻きながら自分にもバンテージ巻いてるでしょ(笑)それはない?(笑)
[北野]
それはないですね(笑)
けどたまに痛いなってときは、(選手が)使い終わったアイシングでたまに冷やしたりしてます(笑)
[松原]
だよね(笑)
そういう選手が活躍してくれたりするとめっちゃうれしいよね。
[北野]
めちゃくちゃうれしいんですよね。
[松原]
いろんな話を聞いてきたけど、行動に移しているところがホントに「すごいな」って思う。言うときは言うとか、高校のときもずっと自宅から通い続けるっていう行動力もそうだし、大学に入って葛藤する時期があって、それを乗り越えるために自分の存在価値を自分で高めていく姿勢。そして、そのためにいろんな自分の経験を生かして野球の技術をしっかり生かしてバッピ、トスとかやるっていうところが純粋にすごいなって思ったけど、それだけのマンパワーで選手をサポートしてるとやりがいみたいなことってあったりする?
[北野]
やりがいは、やっぱり結果で返してくれた時はやりがいにつながりますね。あとは求めているわけじゃないんですけど、何かやってる姿を見て、「ありがとう」っていう言葉をかけてくれたら、すごく自分の中ではがんばろうっていうふうになります。
[松原]
なるほど。その一言でいいんだもんね。
[北野]
はい。その一言でほんとに(笑)
[北野]
結構私の学年はキャプテンがすごいしっかりしていて、絶対何かするごとに「ありがとう」と言ってきてくれます。私たちの学年は「ありがとう」という言葉を大切にしている学年だなと感じています。

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[松原]
最高だね。
[北野]
思ったことは口に出すようにしてます。私が見ている中でいいなって思った選手の行動は褒めるし、逆にダメだと思ったら怒ります。
[松原]
怒るんだ。
[北野]
怒ります笑
私もなるべく一歩引いて選手とを付き合うようにはしているのですが、でもマネージャーだからといってチームメイトであり、学生ってことに変わりはないので、そこで遠慮は要らないんじゃないかなっていう風に考えて、良いことは良いでちゃんと褒めて、だめなことは「何してんの」って怒るようにしました。今リーグ戦でベンチに入ってるんですけど、その時も選手と同じぐらいの声量で声を出すので、外野の選手から「守ってて聞こえる」って言われます笑。

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今回はここまでです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

事務作業だけでなく、
献身的に選手をサポートする北野さん。
マネージャーとしてチームの勝利に貢献したい。
そんな強い想いが伝わってきましたね!

明日の投稿では、7年間のマネージャー生活を経験して学んだことや北野さんの今後について投稿していきます!

ぜひチェックしてみてください!


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【#1 Only One】

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