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どこにいたって私は私。


こんにちは、Uniです。
ご覧いただきありがとうございます。

突然ですが、宇多田ヒカルの「Wait & See~リスク~」という曲をご存知ですか?

「どこか遠くへ逃げたら楽になるのかな?
   そんなわけないよね
   どこにいたって 私は私なんだから」

という一節があります。
これからお話する石垣島ブラック会社編での出来事は、まさにそれを痛感したのでした。

石垣島……沖縄本島よりさらに南にある離島。
実は本土に出るより台湾の方が近い。

前回のつづき。

もういっそ誰も知らない土地でやり直したい。

そう願ったからなのか、はたまた偶然なのか、タイムリーで石垣島の求人を見つけました。
陶器などの焼き物販売でした。

個人経営の会社で、社長とその奥さん。
あと雇われたスタッフ数人で経営しています。
私は即応募して、奥さんと面接。即採用でした。

気になる家賃は、1Kで4万くらい。
( 普通はもう少し高いかも )

でも給料は手取り12~13万。(残業代込)


しかも物価がめちゃくちゃ安い!とかでもない。
むしろ物によっては普通に高い。
普通にイオン(マックスバリュ)あるし、マックも大戸屋もあったわ…

この時点で確定する生活苦。

※事前に調べれば分かることなんですが、当時の私は冷静な判断が出来ない精神疾患(気分障害)が深刻化していました。どうかあたたかい気持ちで見守ってください。( ⊃'-'⊂ )

まあでも何とかなるでしょ☆という状態で始まった生活ですが、3ヶ月目で最速リタイヤします。笑

その原因は、シンプルに社長や奥さんと合わなかったことです。

特定されないよう悪口を書きますと、社長に分からないことを聞いても
「こんなことも知らないの?」
「常識的に考えてわかるでしょ」
などと毎回言われ、しかも教えてくれない。
( 平均5名体制だったので忙しい時は聞かざるを得ない )
聞かずにやると「何で聞かないの?」とキレる。

奥さんも気の強いタイプで、だんだんとあたりが強くなってきました。もはや双方からいびられている状態でした。
( ※もちろん私にも原因はある )

勤務時間は朝8時半に始まり、18時…に終わるはずもなく。20時退社は当たり前の生活です。
繁忙期に入り、最終的に日付が変わって深夜2時まで働いたこともあります。

翌日また8時半に出社。労いの言葉は皆無。

独裁者なの???( ◜ᴗ◝ )

私のメンタルは過労によりどんどん悪化していきました。

  ある日、もう正常な精神状態を保てなくなってしまった私は奇行に出ます。
( ※良い子は真似しないでね♡ )

朝いつもどおり職場まで行き、持っていた会社の鍵を無言で返し、そのまま原付を猛スピードで走らせて島をぐるっと一周しました。

あれ、今ヘルメットにゴキブリぶつかってきた気がする…あ、服についた…まあいいか。

というくらい、やばい精神状態です。

私が見た広大な自然の景色はすっかりモノクロになってしまい、美しさを感じられなくなっていました。

……帰ろう。

家に帰ったら、失踪したと思われて警察呼ばれていました。笑

※本当にご迷惑おかけして申し訳ありません!!

私はそのまま辞めることを伝え、石垣島での生活は呆気なく幕を閉じました。笑

私のような経験はまずないと思いますが、
本質的な問題と向き合わず、逃げるように行動しても、必ず同じ壁が立ちはだかります。
それが学ぶべき課題だからです。

逃げることも時には必要だけれどね。
自分が壊れる前に。命を守ることは最優先で。

次回は、石垣島の番外編。
謎の能力に目覚める!( ※ただの過労です )

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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