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uni.
2017年6月11日 08:44
静寂の保たれていた部屋に、突如迫り来る低い声。それが私の鼓膜を揺さぶるのと同時に、脳髄は勝手に快楽物質を溢れさせます。もう、ここへ来てどれ位の時が経つのかを、私は知りません。知っているのは、私をここへ連れてきたのがお父様であることと、この部屋でのルールがお父様だけであることです。お父様は、私の本物のお父さんではありません。来る日も来る日も、抗えないルールの下に身体を犯される日々。私がこれまで生き