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物語

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思い付く限りの欲を全て架空の人生に当て嵌めて、眺めながら自らのはしたなさやまずしさを愉しむ遊び
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2017年6月の記事一覧

微温い狂気

静寂の保たれていた部屋に、突如迫り来る低い声。それが私の鼓膜を揺さぶるのと同時に、脳髄は勝手に快楽物質を溢れさせます。
もう、ここへ来てどれ位の時が経つのかを、私は知りません。知っているのは、私をここへ連れてきたのがお父様であることと、この部屋でのルールがお父様だけであることです。お父様は、私の本物のお父さんではありません。来る日も来る日も、抗えないルールの下に身体を犯される日々。私がこれまで生き

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