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肥料なしで育てる準備

私は畑をはじめて2年目ですが、本を数冊買って参考にしながら自然農法を実践しています。

で、肥料は1年目、つまり昨年に堆肥を混ぜた以外、何もやっておらず、今年は肥料分が抜け切ってしまって育たない覚悟でのスタートでした。

実際、ゴールデンウィーク頃に定植してしばらくの間は欠食児童と呼ぶにふさわしい様相で本当に育ちが悪く、葉の色も悪く、先が思いやられると思い、三回だけ週一ペースで油粕を与えましたが、結局のところ、少しばかりの追肥くらいで畑の土壌が大きく変化することはなく、土壌の状態を測定するEC測定器の数値的には相変わらず「大いなる肥料不足」です。

計測されたEC値、私には専門的なことがようわからんけど、本来なら0.4〜1.0が適切らしいので、うちの畑の0.02という数値は相当酷いはず。この数値は追肥する前もこのくらいだったので、追肥したところで変化はないということなのか、与えた肥料をさっさとトマトが吸ってしまったのか、そこはわかりません。

いずれにせよ、そんな養分スカスカの畑のトマトの方が、自宅のプランターのトマトよりも圧倒的に力強く成長してます。

結局、最後は地植えに軍配?なんですかね。

と、なんとか順調に生長するようになった今の目下の悩みはタバコガの幼虫とカメムシ!カメムシは何となく減少傾向にあるけども、タバコガの幼虫は依然、ひとつの実に穴を開けては違うのを食べ… お前ら、テーブルマナーを知らんのか!って言いたくなる状況です。

まあ、それでも梅雨が明ければもうちょっと管理しやすくなるんかな。

そして先々は憧れの無肥料栽培を実現したいです。肥料やらないと虫もつきにくいらしく。毎年種を採って、この土地に馴染んだ野菜に仕上げていきたいねん。

すでに落花生は3年目にして「ここが俺の家」という顔して暮らしています。落花生、2年目の去年と比べると今年は本当にパワフルで、びっくりです。畑って、こういう変化を実感できること自体が面白いですね。これまではたまにはどこか旅行へ行きたい願望もありましたが、最近は行かなくても毎日畑の中を旅してる気分です。

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