DAY0．ご自愛とは

2019.12.11

まさかの入院。（食欲はたんまりとあるくらいに耳以外は元気。）
というわけで入院日記でもしてみようと。
今回の記事はプロローグ的な。

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数年前から耳鳴りが時折することはあった。それが少しずつ頻度を上げてきていることに少しずつ気がついてはいた。
けれど日常生活で支障はなかったので、放っておいていた。

また同じくらいの時からうまく眠れておらず、睡眠障害も起きていた。（そういや入院自体は、睡眠障害の検査入院で1回だけあった。脳波測るやつがなかなかシュールで堪えきれず、装着中に笑ってしまったな。）
たしかに疲れはいまいち取れないけれど、こんなものだろうと放っておいた。
まぁ、なんとか頑張れるし。放っておいた。

身体的な症状以外にも色々あった。仕事のことや人間関係のことだったり、自分の将来のことだったり、不安になって悲しくなったりどうしたらいいのかわからなくなったりした。
いわゆる精神的なストレス的なやつかもしれない。
けれど、ストレスなんぞ今までも経験してきたから。そう思って放っておいていた。
それからどんどん部屋は荒れていったのだと思う。

だからといって無気力になることもなく、
たくさん写真を撮ったり、友人と遊んだり、旅行したり、美味しいもの食べたり、お酒を飲んだりしていて楽しくて温かい気持ちになって幸せだった。
けれど、家へ帰るとなんともいえない虚無感に襲われた。楽しいことをしているときは満たされてたくさん幸せなのに。この感覚はなんで。

きっと正直逃げていた、今の自分と向き合うことに。
自分に弱くて甘ったれな情けない自分から。自分で自分を放置していたんだな。
それで虚無感に襲われていたのであろう。
病は気から。気は病から。なのか、そんなことはわからないけれど。
兎にも角にも、きっかけはどうであれ最終的には自分を堕とすのも救うのも自分自身なのだな、と思った。

無視して放っておいてしまっていて自分よ、ごめんね。
自分に謝るなんて変なんだけど。

自分を大切にすることと、甘やかすことはなんとなく違うと思う。もちろん時には甘やかしたっていいと思うけれど。

自分を大切にするということは、
自分の“いま”をしっかりと“みる”こと。
どんな気持ち？どうだったらよかった？どうなりたい？じゃあどうする？
そういうことなのかなぁ。

入院はいいきっかけだったな、と思う。
「疲れたんで1週間休みます」なんて言いづらいし、一週間休み取ったら確実旅行行きまくるであろうから。（本当につい最近まで遊びなんだから本気では疲れるわけないだろう！と思っていた）
先延ばししていた内省をできたいいきっかけとなった。

ひとまず
退院したら、まず要らないモノをすてまくりんしよう。

ちなみに。
タイトルと画像ちゃんと地味にリンクしているんだよ。ふふ。

#エッセイ #入院 #健康 #とは #ご自愛