経済問題-資本主義-弊害2

実験都市プロジェクトで解決を目指す経済問題(5)-資本主義の弊害2

前回に続く資本主義の問題点整理シリーズ第4弾として、資本主義の弊害のお話します。

資本主義のもとでは富が貧困者から資産家へ移動するお話をしていました。今回はその補足になります。

資本家は獲得した富により時間の余裕も得ることができるのですが、労働者は時間を切り売りしているため、働くことだけに多くの時間を費やしてしまいます。

すると、世の中全体のことを考えたり、勉強をする時間も取れず、無知に陥ります。

無知な状態では、社会システムの欠陥などの「起きている現象の本質」に気づくことも非常に困難です。

全体像が見えず、自分の立ち位置がわかりません。その中で貧困から脱しようと、より給料の高い仕事を探したり、ただがむしゃらに働いたりします。

また、正しい判断基準を持てないまま政治家を選んでしまうことになり、一向に社会は良くなりません。

最近では、労働者も資産家側に回ろうと、投資(投機)を始める人もいますが、桁違いの資産家の餌食にされるのが落ちです。

ここで言う桁違いというのは、本当に桁違いです。その意味を察していただければと思います。
全体が見えていないためにこのような行動に出てしまうのです。

仮に富を手にしたとしても、このシステムのもとでは誰かから奪ったものに過ぎず、貧困社会の形成に加担していることになります。
本当にそれでよいでしょうか?
今一度良く考えていただけたら幸いです。

次回は資本主義の問題点のまとめをします。

私達はプロジェクトに賛同いただける仲間を募集しています。
何か気になることがあればお気軽にメッセージください。
スタッフ山田

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誰もが安心して幸せに暮らせる持続可能な未来型社会を創造します。

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