経済問題-資本主義-矛盾

実験都市プロジェクトで解決を目指す経済問題(3)-資本主義の矛盾

前回に続く資本主義の問題点整理シリーズ第2弾として、資本主義社会が抱える矛盾についてお話します。
さて、何も気にしていなければそれなりに回って問題ないように見える資本主義社会ですが、一体どのような矛盾を抱えているのでしょうか?

例えば、経済を循環させるため、消費を促す一方、破綻を防ぐため節約も促します。

また、企業は合理化を追求して労働者を減らすと、利益が上がる一方、失業者は無収入となります。

家庭で家事を効率化したら楽になりますが、企業で仕事を効率化しても更に仕事が降ってきて、一向に楽にならない場合があります。

そもそも企業というのは、人や社会の問題を解決するために活動をするべきですが、問題を根絶してしまうと仕事がなくなり、収入もなくなるというジレンマを抱えています。

そのため企業は、対処療法に留めて、自社の商品に依存してもらうことを考えたりします。酷い場合は、自ら問題を作り出してマッチポンプを行う場合もあります。

このようにして経済成長を目指しながら、同時にそれを妨げる動きが発生し、画期的な発明には圧力やブレーキが掛かります。

このようにして、資本主義はいくつもの矛盾を抱えており、とても非効率で悪循環を生む社会システムとなっています。

次回は、資本主義の弊害についてお話します。

私達はプロジェクトに賛同いただける仲間を募集しています。
何か気になることがあればお気軽にメッセージください。
スタッフ山田

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誰もが安心して幸せに暮らせる持続可能な未来型社会を創造します。

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           未来都市会議

      E-mail:miraitoshikaigi@gmail.com
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