挑戦ライブ③「転勤族×発信力を鍛えた方法」とは?
11月は毎日9:30~インスタライブ!
テーマは「私たちの挑戦」。
公務員・会社員・専門職などから起業し活躍されている方に、毎朝9:30~9:45の15分間、インスタライブでお話を伺っています。
noteでは「ライブはじっくり見られないけれど内容を読みたい」という方に向け、まとめ発信をします。
11/18ゲストはキャリアデザインコーチ 田代悠佳(ゆか)さん。
テーマは「転勤族×発信を続ける理由」。ゆかさんは家族の転勤で東京→秋田→鳥取と数年単位で移り住み、かつ小さなお子様を育てながらの起業。
コーチングに出会ったきっかけも、知らない土地での子育てに悩んだから。ゆかさんの略歴を掲載しました。
ゆかさんは起業5年目。最近はいかがですか?
(雲丹亀)ゆかさんはキャリアデザインコーチという肩書と共に、TCS認定シニアコーチ・MCS認定シニアティーチャーという肩書を持ちます。(※「シニア」という肩書は、開講数・貢献度などの基準をクリアし、スクールのサポート的役割を担う方に与えられるそう。)
(田代)私は今東京に住んでいますが、実は以前住んでいた鳥取県にて児童虐待防止啓発関係の講演会があり、その運営に携わっていました。当日は日帰りで早朝から鳥取入り。なんと200名以上の方にご来場いただき!感激しています。こんな経験ができるなら転勤族でよかった!(笑)
起業したきっかけは?
きっかけは子供が2歳の時。知り合いが1人もいない秋田県で育児していたんですが、イヤイヤ期に本気で悩んでいて。周りにそれを相談したり話せる人がいませんでした。全部自分で抱え込んで「どうにかしなきゃ」と思っていた時に、子供のちょっとした行動でプツっと何かが切れ、限界が来たんです。
気づけば暴言を吐いてしまって…このままだと大切なものを失ってしまうと、危機感を感じました。
その時の友達がマザーズコーチングのチラシをくれて。イベントに行った偶然が、今の自分につながっています。
最初のうちは、資格を取ったことを言うことさえ、「子育てに悩んでいる人」みたいで誰にも言えませんでした。そこから身近な方が受けてくれて、相手がとても喜んでくれて。少しずつステップアップした先に、今のシニアコーチというキャリアがあります。
5年間って1つの節目ですが、今後のイメージは?
今までは子育て中のお母さん向け展開が多かったですが、自分が出産後のキャリアに悩んだので、これからはキャリアの相談にも乗りたい。
私自身、仕事を辞めて専業主婦になって、いきなり社会との繋がりが無くなって。とても孤独な想いをしました。子供がある程度大きくなったタイミングで、セカンドキャリアを歩みたい!という女性の伴走役としてサポートをしてゆきたい。
転勤の経験は、振り返ってどうですか?
最初にも伝えたんですが、今は転勤族で良かった!と思っているんです、本当に(笑)。私の場合、大学も勤務先も東京だったので、当時慣れ親しんだ環境を手放して知らない土地に行くっていうことが、本当に絶望でしかなかった。でも今は、この絶望があったからこそ今があるかなって思えるんです。改めて、絶望って希望の一部だと思う。人生の転機は絶望から始まることが多いんじゃないかな。
人生の転機は絶望から…深いです。
絶望の感度=自分の価値観だったりします。「もうこれ以上は無理」「ここから抜け出したい」「何とかしたい」って思ったとき、人は動き出します。私も孤独や焦燥感から行動に移したところが、すべての始まりです。
絶望を希望に転換するって、自分ではなかなか難しいんです。自分の引き出しで考えると限界があるので…ぜひコーチングの力を頼ってほしいですし、私もコーチの資格を取った後、本格創業に向けて探しまくって(笑)、みほさんを見つけてご連絡しました。
ゆかさんが大変な中でも、発信を続けられた理由は?
確かに長く途絶えることなく、5年継続しています。
最初は人目が気になったり、上手く書かなきゃと思って発信ブロックがありました。「友達が読んだらどう思うかな?」とか、「元会社の同僚に読まれたらどうしよう!!」とか…。逆に今は、その感情があってよかったと思います。
人から見られている「重り」があるからこそ、表現できることがあります。あと当時みほさんに頂いたアドバイスで、「完璧に書けないからこそ、今のゆかさんだからこそ、伝えられることがあるんじゃないの?」と言ってくださったのが、とても刺さったんです。
ゆかさんの最近=ママチャリで都心を爆走!
(雲丹亀)私がびっくりしたのは、先日ゆかさんと日本橋でお会いしたじゃないですか。その時、ママチャリで颯爽とお迎えに行かれたことを覚えています。その後ろ姿がとてもかっこよかった。背景は日本橋三越(笑)
(田代)そうなんです。私は車の運転が本当に苦手で、むしろ嫌いで(笑)
でも「今の自分をそのままさらけだしていけばいいや!飾らずに、現在地を自分なりに表現してこう!」って思ったら、どこに住んでいても「ママチャリ」は私のアイコン。ストーリー投稿にもよく活用していますね(笑)
現在のゆかさんがコーチとして、大切にしていることは?
どんな環境にあっても、私のような転勤族でも、「今」の自分を認めてゆくことです。
自分の優先順位って下げやすいんですね。下げても誰も困らないと思ってるから。でも…一見問題がないように見えるが、巡り巡って必ず返ってきます。子育てにも影響してくるんです。
自分の優先順位を下げている母親を見続けると、子供にも同じ視点が根付く。自分のことを責めると、子供もまた自分を責めてしまう。
「自分を責めない!」ではなく、なぜ責めてしまうのか?
例えば自分のことを責めてはいけませんって言われて、「はい分かりました辞めます!」ってならないですよね。
そういう時は、「自分を責める目的って何だろう?」と考えてみてほしい。何も、自分をいじめるために責めてるわけではないですよね。じゃあなぜか?
それは、自分に期待してる部分があるからです。自分にはできると思っている!期待している!からこそ、それができない自分を責める。行動できない自分に対してモヤモヤしている状態です。
だから、まったく悪いことじゃないです。こうやって自分に問いかけてみてください。「私が私に期待していることって何?」と。きっと新しい視点が見つかるはずです。
「人は1人じゃない」をコーチングで知る
私も今まで色々ありましたが、助けてくれたり守ってくれる人が、その都度現れます。その人たちのことは忘れないですし、人って、「信じてくれる人がいる」というだけで動けるんですよね。コーチングの活動を通じて多くの共感・共有しあえる仲間に出会えたのもまた、大きな財産です。
怖いはGO 違和感はNG
(雲丹亀)最後にゆかさんから皆さんに何かありますか?
(田代)実は、みほさんから頂いて印象に残っている言葉を、今でも指標にしています。あることで悩み相談した時に、「ゆかさん、怖いはGO、違和感は NGですよ」と言ってもらったこと。
その時の自分は、どちらかといえば怖い!でした。でも、やる価値はあると思っていたし、やりたい気持ちもあった。「怖い=後でやる」は無しにしよう!と決めました。そこから色々また変わりました。
今後は「違和感」の言語化をしたい
違和感って人によって全く違います。そういったモヤモヤの種を言語化できるとシンプルに悩みも減ると思っていて。違和感に気づけてはじめて、自分で自分の道を切り開ける感覚が出てくる。
かつ、その違和感を受け入れるか?受け止めるか?も自分で判断できます。いやなら「止めて」しまえばいいですから(笑)そういった言語化のお手伝いを、これからもコーチとして沢山の方に届けてゆきたいです。
ゆかさんの温かくももハッと気づきのメッセージ、心に沁みますね。ゆかさん貴重なお話、本当にありがとうございました。
ゆかさんが再び来年2月講演会を運営されます!
ゆかさんが所属しているマザーズコーチングスクール・トラストコーチングスクールの講演会企画です。
ぜひご家族やお子様、ご友人とお越しくださいね。
【内容】「鏡の中のぼく」動画上映&作者講演会 in渋谷
【日時】2024年2月17日(土) 14:30開演(14:00開場)
【会場】東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区)
▼お申し込みはこちら
https://kagaminonakanoboku217.peatix.com
▼公式サイトはこちら
https://boceg.hp.peraichi.com/
ゆかさんインスタグラムはこちら。
https://www.instagram.com/tashiyuka_/
月額3,300円コミュニティ、いよいよ始動★
本日インタビューした田代悠佳さんも、ゲスト講師で登壇します。
ぜひご覧くださいね。残席わずかです♪
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