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【進撃のweek_Day3】

こんばんは。今日もお疲れ様です。本日で進撃のWEEK 3回目となり、もう残り2回となりました。朝活から始まり、大学の経営の授業を受け、新しいサークル(四季報サークル)設立のための申請をし、部活動を終え、そして今に至ります。大忙しだけど、充実しています。もうリバー君はこんな奴にまで成長しゃいました。(笑)世界最高峰の起業プログラムに巡り会えたことに本当に感謝しております。

本日は、起業におけるファイナンスの基礎理解がテーマでした。副題としては、1億円調達する方法・ファイナンスの仕組み(投資家の構造理解)です。今回のセッションでは、非公開の情報、メディアでは絶対に取り上げられないようなお話をお聞きすることができましたので、(なんて自分はラッキーなんだ・・・)そういった秘密の所は雰囲気だけお伝えしようと思います。

Day3 「ファイナンス基礎理解」


0.本セッションの目的

投資の基礎を理解することで、既得権益(既に得ている権利や利益)に挑む・知恵を絞る。
*既得権益…ある団体や集団が、歴史的経緯や法的な根拠に基づいて、維持している権利や利益のこと


1.投資家って何?

投資家とは、不動産投資・エンジェル投資・上場株投資、どんな投資でも「いかに安く買って高く売るか」をビジネスモデルとしています。

いきなりですが、ここでhackjpn戸村さんから質問を2つ頂いたので、それぞれの問いに答えていこうと思います!

Q1「あなたの企業を成長させる投資家は誰ですか?」

軸を持っていることに対して高い評価点をいただける、自分理念・企業理念に共感していただけるような投資家でありましたら、私の企業の成長を促進させてくれると思いました。

次に、Q2「どんな人に投資してもらうと事業は成長できますか?」です。

この問いに対しては、箇条書きのような答えになってしまいましたが、多く思い付いたものを書き上げていこうと思います。「ベンチャーキャピタルや個人投資家からの出資、国や地方自治体の補助金・助成金などによる、
ESG投資、企業理念に共感した人、長期的な投資、周りの人を幸せにする投資、お金以外の理由(粗利のみを目的としていない)、等々の理由で出資していただくと、事業は成長できるのではないかと考えました。


2.犠牲をいとわない

戸村さんは、好きな進撃の巨人の描写の中でエルビン・スミスのこの言葉を例に出しました。「何かを変えることができる人は、大事な物を捨てることができる人だ。」なるほど。確かに等価交換みたいなことなのかなと。これを起業に置き換えてみると、「何かを変えることができる人は、自社株を捨てることができる人だ」と、戸村さんが明言していました。
世界を変えようとした起業家の皆さんは、皆が資金調達をするために自社株を捨て、巨額の資本を受け入れていました。


3.スタートアップかスモールビジネスか


スタートアップは最初のマイナスは大きいけれど、後に大きく成長する。
スモールは最初のマイナスが小さいが、成長も小さい。ただ、戸村さん曰く、これは視座の違いであって、飲食店が規模を大きくしてフランチャイズ展開すればそれはもうスモールとは言えないよね、という例を挙げてくださいました。スタートアップが出資、スモールビジネスが融資という形で資金調達します。スタートアップは投資家が未来に対して投資をし、一方、スモールビジネスは過去に対して融資をします。
*出資は、株を放出して投資を受けていれる。一方で融資は、銀行などからお金を借りて利息をつけて返すということになります。

ここまで聞いてみて、皆さんが「こんなの異次元だよ」と言う人も多いかもしれません。そこで、戸村さんがひとつ例をあげて下さいました。スキマ時間のシェアリングサービス「タイミー」が20億円を調達したことで、これは22歳の学生起業家が1年2ヶ月で成し得た事でした。

ここまでお話を聞いてみて、(私は現在20歳の現役大学生なのですが、)大学ゼミで研究した事と結びつけてみました。資金調達を得るには投資家へのピッチ、言い換えれば「説得」をしなければないのです。効果的な説得とは「交渉と学習のプロセス」に外ならなく、このプロセスを得て、入念に準備し、シナリオを経て、具体的な論拠を提示する
08:37 Rene River ことが重要だと考えます。基本的に形にしたいアイディアは主観的なものから始まるものが多く、実体験を根拠とする例が多いです。こういった際に生じるのが、確証バイアスであります。
*確証バイアスとは、自分がすでに持っている先入観や仮説を肯定するため、自分にとって都合のよい情報ばかりを集める傾向性のことをいいます。
そんなことも起きてしまう。しかし、それを理解した上で、デジタルベースで物事(アイデア等)を考え、客観的に見て、「why Now: なぜ今このアイディアが形になるべきか(なぜ今この事業をスケールアップする必要があるのか)」などのビジネスモデルの検証を行う必要があるのです。ちなみに、説得に不可欠な4ステップがあるのですが、もうとっくに文字数が2000文字を超えてしまっているため、テーマだけを述べたいと思います。(笑)①信用を確立する。②相手と見解が一致することに目標を設定する。③わかりやすい言葉と納得性の高い証拠を用いながら、そのような見解に至った論拠を述べる。④聞き手と感情的につながる。ここまで述べてきたことを意識して行うと、資金調達へとつながるのではないかと考えました。

ここで戸村さんから質問をいただきました!よっしゃ!

Q1 「皆さんに質問です、ユニコーンてなんですか」

I know I know… ツノ生えたマジカルで神秘的な馬ですよね。確かしっぽがレインボーで… ん、あれ、違ったっぽいです。(ほんとは知ってます)
では、企業においてユニコーンとは何なんでしょう。
ユニコーン企業とは、時価総額1000億円を超える未上場企業のことをいいます。さぁ、次の質問!

Q2 「SEED, Series A, Pre Series A, Series F、どの企業が1番企業価値が高いですか?」

んー、なんだろう。英単語は知ってるけど、初めて聞いた用語でした。Preって書いているから、それはSeries Aの次に高いのかな。SEEDは種って意味だから、一番低いんだろう。
答えは、Series Fでした。創業間もない会社をSEED期、その次にSeries、Pre Series A、そしてB,C,D,E,Fとなっています。アメリカの学校だったらFつけられたら落単ですね。(笑)ちなみにEは評価の際には用いないらしく、親が間違えてElite(優秀である)と勘違いしてしまうかららしいです。ちなみにのちなみにでしたが(笑)いろいろ知識放り込んでいくともう時間と文字が限られてしまいますね(笑)

Q3 「Airbnb に初期投資した起業家・投資家を知っていますか?」

答えは、「Y Combinator」です。Y Combinatorという世界トップの投資家が投資したことにより、「あの投資家が投資するんだったら成功するに違いない!」という事で、またトップティアのSequoia Capital(GoogleやFacebookに投資した会社)が投資をしたり、その次にAndressen Horowitz(Instagramに投資した投資家)が投資をしたりしました。上流の投資家から投資を受けることによって、どんどんと「私も投資をさせてくれ」と集まるようになってきたらしいです。創業間もない会社にエンジェル投資家が投資をする時に何が重要かなのかというと、企業理念であります。進撃のWEEKセッション1回目から何度も戸村さんがおっしゃっていたように、企業理念が大事であり、企業理念に共感してくれて事業に共感してくれる。そういった共感こそがエンジェル投資家が出資をしたいポイントとなっております。
戸村さんは、「人類の存在価値を最大化する」というVisionに投資家の方が共感して出資をしていただいたそうです。

4.VCの業界構造と必要知識

VCとは、ハイリターンを狙った戦略的投資を行う投資会社(投資ファンド)のことで、主に高い成長率を有する未上場企業(スタートアップ=ベンチャー企業)に対して投資を行い、資金を投下するのと同時に経営コンサルティングを行い、投資先企業の価値向上を図る。このよう投資スタイルは「ハンズオン」と呼ばれています。VCの収入源は、投資した企業を上場(株式公開)させたり、他のファンド等に転売する(Exitする)ことで利益を得る成果報酬と、ファンドを投資家の代わりに運用することで得られる管理報酬の2種類存在しています。*ソースはdatavase.ioとなっております。

VCの戦略としては、まず最初に10億円程度のファンドをつくります。そこでリターンを出して(例えば20%)成果を出した上で次に100億円、500億円とどんどん大きなファンドを組成していきます。

LPは、ベンチャー企業への投資の成果として、キャピタルゲインを得ることを目的としてGPに資金の運用を委託する投資家のことです。(稀にGPとともに投資先のベンチャー企業の育成・支援に関与するケースがあります。)*GP(General Partner)とは無限責任組合員のことで、ファンドの運営に責任を負う組合員のことです。ファンド運営の対価として、組合から管理報酬と成功報酬を受領します。*LP(Limited Partner)は、無限責任組合員です。
また、LPには機関投資家、事業会社、ファミリー投資家、個人投資家の4種類存在する。LPは、ベンチャーキャピタルファンドへの投資を、ファンドの経費と企業への投資のために一定期間にわたって投資する。以下は機関投資家、事業会社、個人のそれぞれの性質について表してあります。

VCがやるべきこととしては、LPから資金調達をし、その調達したお金で投資をし、投資先に経営支援・Exit支援をする事です。この経営支援・Exit支援が強ければ強いほど、起業家の成長角度は高くなっていきます。投資をして終わり、資金を受けて終わりではなく、その投資によってどのようなシナジー(相乗効果)が生み出させるのかという事を考える必要があります。起業する人にとって、応援していただける投資家・VCの中で、どういう人が強いのかを見極めることが重要なのです。


5.投資家選定

実は先日投資家のリストを研修後にいただきまして、そのリストに載っている企業が、仮に私の事業に投資をしていただいたと言う前提で、「この投資家なら私の企業を成長させてくれるだろう」という見方で、列挙していこうと思います。

他にもこのhackjpnさんの投資家リストには500社(人)以上のVC・投資家の方がずらりと並んでありました。これ以上述べていくと、もうあと1週間位は必要になってくると思うので、その作業はまた次回一人でしようと思っております。(それぞれの詳細は先日の記事に名を挙げさせていただいたdatabase.ioに、各項目のVC・投資家の情報が載っております。気になる方は是非。)


おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。今回のアウトプットではまさかの4700文字超と、たくさん書いてしまいました(笑)それだけ学べることが多く、これからの企業だけでなくキャリアにも活かすことができる厚い内容でした。朝活、頑張るぞっ!

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