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「幻想小説」と私をつくる本たち

今日のお昼休みに、近くの本屋さんに足を運んだ。本や漫画が大好きなので、新刊を定期的にチェックしに行く。本と一緒に並べられている雑貨を見るのも好きで、今日もじっくり見てまわった。
今日の戦利品は心霊探偵八雲の最新巻。長年愛読している神永学先生の作品で、心待ちにしていたのですぐに購入した。

そして、その書店には「幻想小説」というスタッフさんのセレクトブースが設けてあり、私の性癖に刺さりまくる本が沢山並べられている。

上橋菜穂子先生の精霊の守り人シリーズ、獣の奏者、鹿の王、茅田砂胡先生のデルフィニア戦記、荻原規子先生の風神秘抄、薄紅天女、ミヒャエル・エンデさんのはてしない物語、モモ、など私の本棚の半分くらいを構成している小説があって、今日はどんな本が追加されているかな?と毎回ワクワクしながらその棚の前に立つ。

私の本の好みは少し変わっていて、ノンフィクション物は全く読まない。フィクションの中のファンタジーのなかの、大河ファンタジーというジャンルが小さい頃から大好きだ。嘘か誠かわからない、古代エジプトや古い文明の話にとてつもなくロマンを感じるのもそういうジャンルが好きだからかもしれない。

なんというか、作家さんの頭の中に広がる、広大で果てしない世界を共に旅するという感覚があって、それがすごく心地よくて好きだったりする。

私の頭の中にもまだまだ狭いけれど、いくつかの世界が広がっている。月に暮らす少年と少女、歴史の嘘を暴こうと奮闘する少年、学校の中庭だけで会う少年と少女、などを思い描いては、物語を作ったりしている。それを書き出すのはすごく苦手だけど、こうやって毎日ノートを書きながらアウトプットする練習をしている。

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この書店のスタッフさんが、本を選んで幻想小説というジャンルの棚を作ってくれたおかげで、日々新しい本に出会えている。

最後におすすめの本と漫画を紹介してみようと思う。

・「革命のリベリオン」神永学、新潮文庫
・「神さまのいない日曜日」入江君人、角川文庫
・「碧空の果てに」濱野京子、角川文庫
・「空の境界」奈須きのこ、講談社文庫
・「ラークライト」フィリップ・リーヴ、理論社
・「スノーグース」ポール・ギャリコ、新潮文庫
・「私の少年」高野ひと深、双葉社
・「累」松浦だるま、講談社

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