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草木灰について

「薪ストーブ」のある暮らし = 「灰」のある暮らし

うちは薪ストーブがあるのだけど、いつも灰の捨て場に困っていた。

その辺に捨てると、黒くて汚らしいし、堆肥積んでいる所まで捨てに行くのは寒い(どれだけ横着なんだ)。

はじめはコンポストに入れていたけど、1月過ぎたら雪に埋まってしまってたどり着けなくなる。

「何かハコみたいなものに集めて最後に捨てたら?」と夫は言うが、この人は灰がちゃんと消えておらず火災になった事例があるのを知らないのか??

まだ燃えていることも。
シンデレラが寝る気持ちも分かる、
優しい温かさと手触り。
(UnsplashのJacek Dylagが撮影した写真)

灰の効能とは?

そんなこんなで、ここ数年夫婦喧嘩の火種になっていたが、・・・いつも思っていた。「灰って畑に良いんじゃないの?」

そういえば、ホームセンターにも草木灰が売られている。誰かが買って使うアレと基本は同じもののはず。

どんな効能があるのだろう。

草木灰(そうもくばい)草や木を燃やしてできる灰。カリウム(特に炭酸カリウム)と石灰分を含み肥料として使われることもある。水溶性のカリウムが多く即効性がある。

を燃やす →  カリウム7%、石灰分20%
ワラを燃やす → カリウム6%、石灰分2%。

日本では鎌倉時代より使用されている。
ただし強いアルカリ性なので、使いすぎると土壌がアルカリ化する。
硫安や過リン酸石灰とは混用できないので注意。

参考:Wikipedia

土をアルカリ化すると言えば、まず石灰が思い浮かぶが、石灰より土が硬くなりにくいのだそう。

カリウム → 根や茎の成長促進味が良くなる
リン酸 →  花や実つきをアップ

虫除け効果

Image by Michaela Wenzler from Pixabay

我が家での使い道

・・・ん?

けっこう良いものなのかも知れない。

農家さんが毎年野焼きするのはそのせいなんだ。(納得)

うちの土壌は生えてくる雑草から判断するにかなりの酸性。(これに関しては後日、別記事で備忘録を作成予定)

石灰とか買わなくても、そこら辺に播いたらアルカリ化できるじゃん。数年かければ、うち全体を土壌改良できるかも!!

・・・もう期待が止まらない。(苦笑)以来、せっせと家の周りに灰を撒いている。

黒くなって見た目がイマイチなのが玉に瑕。でも、どうせすぐ雪は降るから問題なし。笑

タダが一番!(タダほど高いものはないという話もあるが)Sustainability!SDGs!!

「循環する家庭菜園」を目指し、また一歩進んでしまった、・・・かもしれない。

(UnsplashのWesley Tingeyが撮影した写真)
荒れ地の開墾を目指して。


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