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自分の「好き」を原動力とするみんなの実行委員長【運営部インタビューNo.3】 清水雄大

みなさんこんにちは!UniVisit広報部の石川です。

【UniVisit運営部インタビュー第3弾!】今回は、企画部所属の清水雄大(しみず ゆうた)さんにお話を伺いました!

UniVisit運営部では、高校生の皆さんに、もっともっとUniVisitについてU-communityについて知ってもらいたい!そんな思いから、U-communityに所属する大学生運営部員に対談形式でインタビューを行っています。是非、他のメンバーの記事もチェックしてみてください!

お話を伺った人:清水雄大(しみず ゆうた)さん
運営部での役割:企画部

所属:法政大学社会学部1年
受験方法:一般入試
生活:一人暮らし
出身地:長野県長野市
趣味・好きなこと/もの:トイレ研究と文化祭

《UniVisitの企画部に所属》

ーーUniVisit運営部に入ったきっかけや運営部での役割について教えてください。

5月8日に行われた、関東大学への進学を考えている地方高校生のイベントの登壇者として参加したのがUniVisitに関わるきっかけでした。その際、UniVisit代表ののぞみさんとお話しするなかで、自分が企画をやっていたという話から「UniVisitで企画をやってみない?」と声をかけていただいたので、UniVisit運営部の企画部として活動することに決めました。

企画部では、主にイベントの企画と運営を行っています。自分は、枠組みも何もない、ゼロの状態から何かを生み出すことよりも、既存の枠組みや強みを生かして創造したり、企画を練っていくことにやりがいを感じます。なので、UniVisitという枠組みのなかでイベントを企画し、運営していく企画部は、自分にとって非常にやりがいを感じるポジションです。


《法政大学合格までの道のりと大学LIFE》

ーー現在の大学に進学した経緯を教えてください。

現在の大学には、1年浪人して入学しました。もともと、現役で地元の大学への進学を考えていたのですが、せっかく4年間好きなことができる大学に進学するのなら、このまま地元の大学に進学するよりも、1年浪人して、東京の大学に行く方が良いのではないかと思いました。

というのも、今まで自分が生きてきた地元のコミュニティから離れて、東京というより広いコミュニティに出た方が、色々な人と関わったり、視野を広げたりできますし、なにより、自分を試すことができるのではないかと思ったんです。

浪人を決心してからは、1年間ひたすら勉強に時間を費やしました。後にも先にも、あれほど勉強のことばかり考える日々はないと思います。最終的には、努力の甲斐あって、法政大学に合格しました。

ーー浪人時代はどのように受験勉強を行っていましたか?

自分は、「自分に達成感を与えてあげること」を意識して勉強に取り組んでいました。特に、英単語学習、日本史と世界史の暗記、英語の長文の練習では、達成感を感じられるような勉強法を実践していました。

英単語学習を例に挙げると、単語帳1冊を完成させるにあたって、1日に必ず1章は目を通し、分からないものには付箋とマーカーで印をつけるようにしていました。そうすると、10章で構成されている単語帳であれば、10日間あれば1冊読み終えることができます。1回目は覚えることよりも、「単語帳1冊に目を通す」ことを大切にして、「読み終えた」という達成感を感じられるようにしました。(1度に覚えようとして挫折してしまうよりも、「1度読むことができた」という事実をつくってあげる方が勉強を継続的に行う上で重要だと思ったんです)

1冊読み終えたら、次に、もう一度はじめの章から目を通し、精読していきました。その際に、記憶できている単語についた付箋を外していくんです。そうすると、目に見えて、1週目についていた付箋の量より少なくなったのが分かり、覚えなければならない単語数が減ったことが確認できます。この要領で徐々に単語数を減らしていき、最終的には、ルーズリーフ1枚に収まる単語量になりました。そして、ルーズリーフに書かれた単語をも覚えることができたとき、単語帳から付箋を外しました。そうすると、単語帳は購入時の状態に戻り、一種のゲームをクリアしたような達成感を得ることができたんです。

この学習法であれは、楽しみながらも確実に記憶として定着させることができると思います。なので、皆さんにも是非試してもらいたいです。

ーー浪人時代を経て、感じた事や自身への変化はありましたか?

正直なところ、浪人して受験勉強に励むまでの自分は、本当に勉強が嫌いでした。ですが、浪人時代に勉強に向き合うことで、自分にとって、勉強が「嫌いなもの」から「楽しいもの」へと変化しました。

浪人時代は、「浪人生として後はない」というプレッシャーも少なからずありましたし、勉強のことばかり考えていた日々でした。勉強を始めた初期の頃は、「合格のために勉強しなければ」という意識の方が強かったのですが、勉強を続けているうちに、自分は「教養のひとつとして勉強をしているんだ」という意識に変わってきたんです。そのきっかけとなったのが高校1年生の時の担任の先生の言葉で、「勉強を大学受験のためだと思って取り組むと、勉強が嫌いになる。だから、勉強を教養のひとつと捉えて、教養を身に着ける行為だと思って取り組んだ方が良い」というものです。この言葉が自分の記憶の片隅にあって、浪人時代、勉強に向き合っている日々のなか、ある日、この言葉がふと腑に落ちたんです。

自分は教養を身に着けるために勉強をしているんだという意識にシフトしたことで、それが受験勉強への原動力になりましたし、結果として、勉強の楽しさに気づくことができました。
「浪人時代の勉強が今の学びの土台を作っている」そう思っています。

ーー社会学部を選んだ理由と現在、社会学部で学んでいることについて教えてください。

自分は進路を選択する段階で、「将来やりたいこと」が決まっていなかったので、幅広く学ぶことのできる社会学部を選択しました。1年生である今は、基礎科目や様々な教養科目を履修し、広く浅く学んでいく過程で、やりたいことを探している段階です。

前期に履修した授業で、面白かった授業を挙げると、「社会学入門」という、社会学を学問として学んでいくための、入門科目にあたる授業が印象に残っています。民俗学者である柳田國男さんの『明治大正史 世相篇』という本を読みながら、明治から大正への時代の移り変わりを参考に、現代の世の中を読み解いていく授業でした。選択科目のひとつとして、何気なく履修した科目でしたが、結果として、一番印象に残る授業になりました。(最終レポートにも一番時間を割いた授業にもなりました)

ーー学業と課外活動の両立のコツを教えてください。

良い意味で熱中しすぎないことかなと思います。学業に関しても、課外活動にしても、やりすぎは厳禁です。それぞれの活動における自分のキャパを把握しておくこともそうですし、どちらかだけに比重が偏らないように意識すると良いと思います。

自分の場合は、授業での課題レポートに行き詰ってしまったと感じたら、サークルの友人に電話して機敏転換してみたり、逆にサークル活動に多く時間を割いたなと感じたら、勉強時間を確保して机に向かったりしていました。

自分も周りの友人も、学業と課外活動の両立ができなくて首が回らない…なんて人はいないので、高校生の皆さんは、そこまで身構える必要はないと思います!大丈夫です!


《清水さんの好きなもの!!》

ーー好きなものとして、文化祭を挙げていますね。なぜ文化祭が好きなんでしょうか?

自分はこれまで、中学校、高校で文化祭の実行委員長として文化祭に関わってきました。なので、文化祭に対して「運営という立場で関わること」が好きです。

文化祭に運営として関わることの何が醍醐味かというと、「文化祭」という既存の枠組みのなかでいかに「自分たちらしさを出していくか」を模索することができる点です。先ほどUniVisitの企画部でのやりがいとしてもお話ししたように、自分は既存の枠組みや強みを生かして創造したり、企画を練っていくことにやりがいを感じるので、文化祭の実行委員という役割は、自分がやりがいをドンピシャに感じられるポジションです。

大学でも、文化祭の運営を行う団体に入って、今まさに文化祭に向けて活動中です。今はまだ1年生で、担える仕事が限られている部分もありますが、大学でも、引き続き大好きな文化祭の運営に携わっていきたいです。

ーートイレ研究というユニークな趣味をお持ちですが、トイレのどういったところが好きなんでしょうか?

トイレに関わる技術やトイレに情熱を注ぐ人達がすごく魅力的なんです。

トイレというのは、洋式トイレが導入された当時から基本的な機能を備えているので、本当は、機能的に進化させる必要のないものだと思うんです。ですが、トイレづくりに関わる現場では、ノズルの清潔度を保つために角度を調節してみたり、節水のために、シャワートイレから水を噴射する際に、気泡を入れてみたりしているんです。そんな、ニッチな部分をとことん追求する姿勢が面白いです!

また、会社ごとにトイレづくりへのこだわりだったりとか、性能へのこだわりが違って、そういった違いを比較するのも面白いです。月1程度で刊行される各社のカタログを取り寄せて読んだり、公共のトイレでどのメーカーの物が使われているか予想してみたり…。トイレって奥深いです。

自分は、まだトイレの便座にも座れないほど幼かったころからトイレが好きなので、これまでも、中学校の社会科見学で三大トイレメーカーに訪問したり、実家のトイレが改修される際に、熱烈なプレゼンをもって自分が選定したトイレを導入したりしました。それぐらい、自分のトイレへの愛は大きいです。


《高校生に向けて》

ーー今の高校生に向けて何か伝えたいことはありますか?

勉強においても遊びにおいても、高校生である今、感じられるものを大切にしてほしいと思います。高校生として、勉強したり遊ぶのは、高校生である今しかできないことです。大人になってから感じる勉強の楽しさは、今後成長とともに感じていけると思いますが、高校生であるときの勉強は、大人になったら二度と味わえない感覚です。だからこそ、今の高校生活を、1日1日、後悔のないように過ごしてほしいです。


《おわりに》

今回は、清水さんにお話を伺いました!

清水さんの、好きなもの、興味を持ったものをとことん突き詰める姿勢がとても印象的でした。

余談ですが、清水さんのトイレへの情熱に触れて以来、ついつい、目にしたトイレの性能や製造会社名を気にして見てしまいます…。今まで気にも留めてきませんでしたが、気にしてみてみると案外面白いです(笑)

法政大学、企画運営、文化祭実行委員、浪人時代の勉強法、トイレ愛」などのキーワードに関心のあるみなさんは、是非、Slackで清水さんにメッセージを送ってみてくださいね!

そして、U-communityに所属していない高校生の皆さん、U-communityでは、完全無料で、全国の大学生に進路相談ができます!「こんな大学生に話を聞いてみたい!」「相談してみたい!」と思った皆さんは是非、
U-communityに登録してみてください!様々なバックグラウンドを持つ大学生が皆さんをお待ちしています!!

《インタビュー, 文章:石川》


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