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【ワットケーク】街中に突然現れるタイ最大の色鮮やかなヒンドゥー教寺院

今回の旅では主にBTSシーロムライン線沿いにある寺院を訪ねました。

その中でも割と行きやすく、現地のインド人やタイの女性から絶大な人気を誇るヒンドゥー教寺院【ワット・ケーク】をご紹介します。

街中に突然現れるド派手な寺院

ワットケークはグーグルマップ上では【ワットプラシーマハーウマーテウィー】と書いてあります。
スリ・マハマリアマン寺院とも呼ばれますが、地元の人にはワットケークの方が馴染み深いかも。

シーロムはオフィスビルの多い地区なのですが、突然現れるカラフルな塔が異彩を放っています。

ワットケーク左側

ずーっと同じマントラが流れていて、なかなかこれが耳に残ります。
なんて言っているのか聞くのを忘れたので、どなたかお分かりになりましたら教えてほしいです!

インパクトのあるカラーと装飾

タイのお寺とは違って、バラモンのお寺にいる神様たちは異様にリアルで個人的にはちょっと怖いと思うことも多いです。

下から見ると、全ての神がギロリとこちらを見下ろしているかのよう。

ワットケーク右側

それでもやはり、タイルの装飾などがとても美しいし、たくさんのアバターがいて、細部をじっくり見ているといくら時間があっても足りません。

腰をゆるりとくねらせるようなスタイルの立像は初期の仏像によく見られるため、やっぱりインドからやってきた宗教なのだな、と改めて考えさせられます。

奥の神殿は写真撮影禁止

どこのヒンドゥー教寺院でもそうなのですが、写真撮影禁止の場所が多いです。

出窓の装飾も豪華!

この寺院はヒンドゥー教のシヴァ神の妻パールヴァティーを祀っているのですが、彼女がいらっしゃる神殿の撮影は禁止です。

入口入ってすぐあたりは撮影しても大丈夫です。
塔があったり、ブラフマーやシヴァ、シヴァリンガの祠があります、

中心には塔があり
この奥に御神体があります。

入って左手には大きなマントラがあり、見事だったのですがこちらも撮影不可でした。

撮影可の場所でも見張りの人が目を光らせているので少しだけ撮って終わりにしました。

出窓左側にはファミリー
出窓右側にはシヴァ

奥の神殿の様子

まずは塔の前にご祈祷する場所があるので、お参りをしてから、お供えものを持って奥の神殿に入ります。

短い通路の左手には4体(5体だったかも)の像、奥にはインドからやってきた御神体が3体あり、真ん中にパールヴァティー、左右にガネーシャとスカンダの像があります。

主には
ラクシュミーにお参りしていらっしゃる若い女性が多かったです。
やっぱり美と恋愛の神様だからでしょうか。

お参りを終えて奥の神官のところへ行くとおでこに「ティッカ」という赤い染料を付けてくれます。
私も付けてくれました。

このティッカがなかなか落ちない
どんな染料を使ってるのか

神官たちは伝統的なシャクティの衣装を着ているのですが、なぜかみんなぽっちゃりで上半身は裸。
髪は長くお団子ヘアーで、腕やおでこに白い粉で何かの模様が描いてあります。

なぜか軒並みぽっちゃりさん

写真撮影ダメって言いながら

実はワットケークが運営している(と思われる)フェイスブックがありまして、そこで思いっきり写真撮影禁止の御神体を見ることができます。

見つけた時に
ええんかーい!
って思わずツッコんでしまいました笑

例えるならアイドルライブの撮影は禁止だけど、公式からの供給はあるみたいな感じでしょうか。

ネタバレになるので、実際の緊張感ある雰囲気を味わいたいという方は見ずに行ってみて下さい。

※神殿内には一切の肉類を持って入ってはいけない決まりがあります。
屋台で買った肉が入ったものをうっかり持って入らないようお気をつけ下さい。

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