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お弁当について⑤ 最終章

お弁当についての記事、すっかり書いていなかった。

せっかくなのでこの記事で終わりにしてしまおう。

結婚3年目がやってきた

このnoteを始めたのも、結婚3年目スタートで何か始めたかったからだ。結婚2年目が終わった時に、「お弁当作り」はずーっと続くんだよなぁ。と思ってしまったのである。

毎日同じ器にご飯を詰め、卵料理を詰め、主菜を詰め、副菜を添えて・・と繰り返していると、成長を感じなくなる時がある。

停滞しているのか?と自問するが、深く考えずまた次の日がやってくる。

そもそもの原点に立ち返ってみよう、と思いこのnoteを描き始めた。

Instagramの整理

お弁当作りを始めた頃、自己啓発のためにInstagramを始めた。それもいつの間にか写真をUPするだけの記録アルバムになってしまっていた。

さらに、見返してみると料理以外の写真がちらほらある。そうか、飽きているんだな。というのがすぐにわかった。

思い切って、Instagramの写真を整理した。改めて、お弁当だけに絞ってみる。すると、内容はともかく、丸々2年続けた努力がそこに積み重なっているのがわかった。

当たり前のことなんだけど、とても頑張っていたんだな。と過去の自分を褒めてあげることができた。

マンネリ化対策

「飽き」というのは厄介なもので。

モチベーションが低下すると全く面白くなくなる。あんなに楽しんでいたはずなのに、色があるように見えない。味が想像できない。大げさかもしれないが、作ってみたけど美味しくない。そういう事態が起こる。

そういう時は、本屋へ行く。

「どうして飽きたのか」を探しに行くのだ。

ちなみに、今時本屋なんて・・と思う人もいるだろう。Amazonや楽天でも本は探せる。しかし、私が求めているのは1冊ではなく、複数の本たちなのだ。

必ず料理本コーナーがある。しかも、料理写真というのは目を引く。本屋に来る人全員に関係していることだから。おつまみの本、スープの本、お弁当の本、パンの本、お菓子の本、とにかくたくさんの「食」についての情報がそこに並べられている。このコーナーが大好きなのだ。

目に付いた本を手に取る。パラパラと眺めてみる。最近はビニールでしっかり守られていて眺められないこともあるが、表紙だけもでいい。

その美味しそうな写真をみて「いいなぁ」を感じるのだ。

そして、「今日は味玉を仕込もう。」本当に簡単なその一品だけで、明日からのお弁当への気持ちが少し回復するのだ。

家事と仕事のバランス

私の「お弁当めんどくさい原因」は98%これだ。仕事にエネルギーを使うと、食事の準備にまでエネルギーが残らない。

それを頑張るのが人間でしょ、なんていう人がいれば尊敬する。そのマインド見習いたい。

独身単身生活時代、朝6時起き、夜22時帰宅をしていたことがあった。あの頃は本当に辛かった。ある日、前夜に仕込んだお弁当を持参したのだが、激務のあまり昼食をとる時間がなかったのだ。お弁当を開いたのは夜。泣きながら夜ご飯にした。

楽しみにしていたお弁当が食べられないのなら作るのはやめよう、と決心した。すごくインパクトの強い思い出になった。

仕事をしている人は頑張るのが難しいこともある。そう思うしかなかった。

それから結婚して主婦になり、パートを始めたこともあった。パートなんだから家事はちゃんとしなくちゃ。その気持ちも自分を追い込むことになった。やはり気持ちの切り替えは難しかった。

在宅になってからも、意外と大変だった。

なんなら料理以外の家事すらままならなくなった。在宅での仕事とはいえ、基本的には10時〜16時くらいまで仕事だ。掃除洗濯料理←重)までしていると、暇な時間はない。土日は主人もいるので、朝昼晩食事を用意する。休日の方が忙しいくらいだ。笑ってしまう。

ただ、優しい主人なので一緒に家事をしてくれるし、休日は外へ連れ出してくれる。そのため、ちょうどいい忙しさで保てている。私の「めんどくさい」気持ちをうまくコントロールしてくれる。理解者がそばにいるというのは心強い。

家事と仕事のバランスを考えた時、諦める気持ちもあっていいのだと自分に優しくなってあげるのがいい。今日は洗濯と料理、明日は掃除と料理、という自分にできるペースでやったらいい。作り置き料理をして、明日は料理しない日!と決めたっていいと思う。

将来について考える

我々夫婦にはまだ子供がいない。結婚する前もした後も、私は子供を産める気がしない・・と思い続けていた。ただ最近は、いつか子供が欲しいねと言えるようになった。4年前は激務に追われて泣いていたのに、たった数年で環境も気持ちも変わってしまうことに驚きだ。

明日はどうなっているかわからない、なんて落ち込んでいるときに考えられるわけがない。「絶対明日もひきずってるよ〜」と思うこともある。

だが、来年までこんな気持ちでいるだろうか。と考えてみたら、来年は変わっているかもな、と思える。その考え方を教えてくれたのは主人だ。

お弁当についても、なんかパッとしない日が続くな、マンネリしているな、クオリティが下がってるな、と思っても、時間が経てば変わるかもしれない。変えてみせる。と思っていればいい。実際変わるかわからないけど。それでいい。

自分のために、家族のために、家計のために、できることから少しずつ続けていけばいい。


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