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留学の準備

ドイツで研究留学をするにあたって国内で行った準備について記録を残しておこうと思います。
この情報は2024年現在のものですので、将来的には変わってしまうかもしれませんが、誰かの役に立てば幸いです。

①ビザ(長期滞在許可)の取得

3か月以上滞在する場合、留学先と留学時期が決まったら、長期滞在ビザを取得します。
入国後に取得することもできるようですが、日本にいるうちに取得するのが無難と思います。

ドイツ大使館HP

医師の場合、就労・研修・研究滞在ビザのどれかになると思います。
私は研究滞在ビザを取得しました。

ビザを取得するには、ホームページに記載されている書類一式を集めて、東京にある大使館、または大阪にある領事館に行きます。

私は研究留学で、ドイツでの給料は発生せず、申請は東京の大使館で行ったため、下記の書類を用意しました

・Web版長期ビザ申請書(大使館HPからダウンロード)
・誓約書(大使館HPからダウンロード)
・パスポート返送のためのレターパックプラス
・パスポート用写真2枚
・有効なパスポートとコピー1部
・大学の卒業証明書(英語またはドイツ語)原本およびコピー1部
・CV
・Hosting Agreement/Contract original
   (留学先にお願いして送ってもらいます)
・ビザ発給手数料:75ユーロ (クレジットで払いました)

書類が揃ったら、大使館の予約を取ります。
私の場合、1月から準備をはじめ、書類を揃えるのに2週間位かかりました。そして、いざ予約を取ろうとしたら、全然空いていなく、焦りました。
何回か日を空けてホームページを確認したら、キャンセルが出たのか直近で予約できましたが、早めに準備することをお勧めします。

大使館では職員に書類を提出し、確認が済んだら指紋を採取され、その日はおしまいです。1時間位だったと記憶しています。

その後、大使館からメールがあり、下記書類の追加提出を求められました。
・奨学金受給の証明
・他の資金力の証明
・入国予定日から有効なドイツの健康保険の加入証明書
私は大学病院からの奨学金の証明と、銀行口座の6か月の履歴を提出しました。
健康保険はDR-WALTERのEDUCARE24 Mに入りました。
€37/月で、少し調べた感じ、他より安かったと記憶しています。
オンラインですぐに契約できました。

大使館訪問から2週間くらいで、ビザ付きのパスポートが郵送されてきました。
期限は1年となっており、それ以上滞在する場合は、現地の外交人局で延長手続きが必要とのことです。

②住居の確保

病院の寮もありますが、単身用とのことで、私は妻を後から呼び寄せる予定にしていたので、アパートを借りることにしました。
向こうの教授にも相談し、家は実際に見てから決めたほうがいいよと言われ、住居は現地で探すことにしました(この時は結構軽く考えていましたが、、、)

なので日本ではアパートが見つかるまでの仮住まいを契約しました。
なるべく安くすませたかったので、Airbnbで病院から徒歩圏内の住まいをとりあえず3週間借りました。オーナー一家の家の屋根裏部屋で、18万円ほどかかりました。ホテルよりは大分安いですがそれでも高い。。田舎でこの価格なので、都会ではもっと高いのでしょう。。

③お金のアレコレ
現地での現金引き出しのためにソニー銀行を開設し、sony bank walletを作成、ユーロの口座をつくりました。

海外での送金目的でWiseの口座を作成しました。

海外でのクレジット決済はいろいろ検討したうえで、三井住友プラチナプリファードカードを作りました。

このあたりは実際に使ってみて実際どうかを後日レポートしようと思います。


日本での準備はこれくらいで、あとは行きのチケットと大きいスーツケースを買って、荷造りして、いざ旅立ちました。

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