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Marketing -○○- vol.4 〜 アイデアを実行する段取り方を学ぼう 〜

みなさまこんにちは!Marketing -○○- ( マーケティングレンズ ) の中の人、宇根です。
あっという間に3月になりました、年度末でお忙しい方も多いと思いますがお元気でしょうか?
この記事では、2/27に開かれた『Marketing -○○- vol.4 〜 アイデアを実行する段取り方を学ぼう 〜』のレポートをアップしたいと思います。
長くなってしまいましたが…ぜひお付き合いください。

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0. マーケティングレンズのご紹介
1. オープニング: マーケティングレンズの始まりとテーマ
2. インプット: アイデアを実行する段取り方を学ぼう ( 田 )
2-1. 今日のゴール
2-2. そもそも、企画、アイディアってどうやってできるの?
2-3. そもそも実行ってどんな価値があるの?
2-4. 主体性を発揮する
2-5. どうして実行できないのか?
2-6. 実行のポイントは『まず整理』
2-6-1. 当たり前だけど絶対やろう ( 意外とできてない ) 5W1H
2-6-2. 自分だけじゃなくみんなのゴールを決める
2-6-3. 始まる前に、『自分は何が得られるのか』を知っとく
2-7. それでも迷う。困るというとき
2-8. 自信がない時、怖い時
2-9. でんこラボについて
2-10. まとめ
3. 質疑応答
4. ワーク
5. 懇親会
6. 次回の告知

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0. マーケティングレンズのご紹介

マーケティングレンズは、毎月テーマを決めてみんなで集まって、いろいろな角度からマーケティングを勉強するイベント企画です。

講師をお招きして座学形式で勉強する『インプット』と、実際に自分ごととしてやってみる『アウトプット ( ワークショップ )』の二段で構成されています。

今回のインプットは、株式会社ヤッホーブルーイングの田 美智子 ( でん みちこ ) さんに『アイディアを実行すること』についてお話を伺いました。

田 美智子さんプロフィール
1981年北海道生まれ。三越、Oisix、トレタ、フリーランスを経て2018年12月よりヤッホーブルーイングに参画。
PR、イベントプロデュース、ファンマーケ、コミュニティマネジメントなど人をつなげるプロモーションを得意とする。
外食カンファレンスFOODIT TOKYOプロデューサー。大型カンファレンスから小さなコミュニティイベントまで年間40件近くイベントを開催。
PRやコミュニケーションについて考えるコミュニティ「でんこラボ」主宰。趣味は野球観戦と旅と排水口掃除。

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1. オープニング: マーケティングレンズの始まりとテーマ ( 阿座上 )

マーケティングって何かというと、マーケティング4.0にはこう書いてあります。

ターゲット市場を選択し、優れた顧客価値を想像し、営業し、伝えることによって顧客を獲得し、維持し、育てていく技術であり科学である

他にも、マーケティングマネジメントの理解とか、情報収集をして顧客との関係を構築して、どういうブランドを作って、付加価値を提供するか。どうプロモーションしていくのか。といったことがマーケティング4.0には書いてあります。

つまり、どんなお客さんに対して、自分たちが何を作れるか。価値が作れたら伝えて、来てもらって、ずーっと使ってくださいねって言いながら、再現性を考えていくことなんだけど…難しいですよね。
これ読めば来なくても大丈夫なんだけど、人殺せるぐらい分厚い本なので、このイベントではそこを多角的に噛み砕いて、講師を呼んでインプット・そのあとにワークショップやるのを大事にしていいます。アウトプットでは、インプットしたての知識を早速いろいろ使ってみましょう。

第1回では、ご参加いただいたみんなで勉強したいテーマをブレストして、こんな感じの項目を洗い出しました。

「マーケティングレンズ」の3つテーマ
1. マーケティングの王道ステップ
2. ニッチマーケットでのマーケティングのやり方
3. 若者向けプロモーション・バズる施策の作り方

第2回、3回は、まずはマーケティングの王道ステップを学んでいこうということで、それぞれインサイトを見つけること、企画の作り方を学んでいきました。( 詳しくは下記レポからご覧ください )

マーケティングレンズ vol.1〜3 レポート
マーケティングレンズ -marketing lens-vol.01(みんなで作るマーケティング勉強会)
マーケティングレンズ vol.2 - 商品やプロモーションを考えるきっかけを捉えよう
マーケティングレンズ vol.3 - 「ファンがつく企画」ができるまでを学ぼう

今日は『実行する段取り』ということを学んでいきたいと思っています。アイディアや企画はあるが、なかなか『実行に移せない』『後回しになっちゃう』『どうしたらいいのかよくわかんない』という声をよく聞くので、思いついたら実行しないと気が済まない、エグゼキューションの鬼、こと田さんにお話しいただきます。

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2. インプット: アイデアを実行する段取り方を学ぼう ( 田さん )

2-1. 今日のゴール

実行したくなる自分を見つける

「こうやれば、絶対実行できます。」っていうノウハウの部分や進め方の部分は、プロジェクトマネージメントの本がいっぱいあるし、この時間じゃ全然伝えきれないので今日はしゃべりません。
技術的なことは書籍で十分に勉強できるので、今日は『実行するってマインドを作ること。』を喋っていきたいとおもいます。

2-2. そもそも、企画、アイディアってどうやってできるの?

そもそも、企画、アイディアってどうやってできるかというと、この3タイプかなとおもいます。

1 社長じゃからやれと言われた → 命令されタイプ
2 誰々のためになりそうだから → 人のためタイプ
3 自分がやりたいから → 自分のためタイプ

1は人から指示されたからやらないといけない、って状況で、2と3は自分がやりたいからやるっていう自分発信のスタートです。仕事だとやっぱり1の人から指示されてスタートすることが多いかな?プライベートなことや、自分でコントロールできる仕事環境だと2や3が多いかも。

2-3. そもそも実行ってどんな価値があるの?

この図は、アメリカのデータで、『アイディアを形にする ( 実行力 ) の価値を算出するんだったらどのくらいあるの?』っていうデータです。
( 参照元: https://innova-jp.com/ideas-just-multiplier-of-execution/ )

説明すると、次のようになります。

アイディアの価値
どうしようもないアイディア → -$1
イマイチなアイディア → $1
まずまずなアイディア → $5
良いアイディア→ $10
すごく良いアイディア → $15
超いけてるアイディア → $20

アイディアを形にする実行力に対する価値
ゼロエグゼキューション → $1
イマイチなエグゼキューション → $1,000
まずまずなエグゼキューション → $10,000
良いエグゼキューション → $100,000
すごく良いエグゼキューション → $1,000,000
超いけてるエグゼキューション → $10,000,000

ビジネスとして考えたら、いいアイディアだけではお金を生み出していなくて、エグゼキューションこそが価値を生んでることがわかります。
いいアイディア思いつきました!って言ってても実行しなければサービスにならないし世の中に広がらないですよね。
成功したビジネスは、実行したビジネスなわけだから、どんなにいいアイディアがあっても考えてるだけじゃだめなんだよ、ってことです。

2-4. 主体性を発揮する

みなさんに質問です。
「今度飲みましょう」ってよく聞きますよね。
実際に飲みますか?のみませんか??正解はない質問です。

これって社交辞令もあるじゃないですか。そのまま流れることも多い。でももしその中に重要で素敵な出会いがあったら?
重要な出会いを逃さないように、また、不要な出会いは断れるようにしていくことって大事じゃないかなと思っていて、それって『自分の判断軸を持っているかどうか』が重要になってくると思っています。

私の場合は、飲みに行こと言ったり言われたりしても、自分の判断軸で相手を判断して、ちょっと冷たく聞こえるかもしれないけど、「飲みにいくメリットがあるのか?」「次に繋がる関係性か?」「この人からさらに別の人や機会に繋がる可能性は?」と考えています。

自分の判断軸、つまり主体性があるか?がポイントです。人に合わせるのではなく、自分がどうしたいのかってことですね。

主体性を発揮するとは、次のようなことだと7つの習慣に書いてあります。

他人のせいにしない。他人と比較しない。問題は今までそれを選択してきた自分の中にある。自分を見つめ自分だけに集中する。自分を信じ行動する。失敗を肯定し目標達成にコミットメントする。

実行するということにおいて、この主体性というのはめちゃめちゃ大切です。

2-5. どうして実行できないのか考えてみる

スキルの問題?
・どうやったらいいのかわからない
・手段も手順もわからない
やる気の問題?
・無理やり言われたことだからやりたいと思わない
・やれる自信がない、怖くて勇気が出ない
・やる時間がない

2-6. 実行のポイントは『まず整理』

実行前や迷ってしまった時に、主体性を持って、まず整理していきます。状況の整理もだけど、思考の整理が特に大事になってきます。びっくりするぐらい簡単なこと言いますね。次の3点です。

・いつどこで誰が何をなぜどうやってやるのか? (5W1H)
・やったらどうなるのか?(Goal)
・何を得たいのか(Skill)

本当に簡単な常識に聞こえるかもしれないのですが、意外とできてないんですよね。騙されたと思って、まずやって欲しいです。

2-6-1. 当たり前だけど絶対やろう、5W1Hの整理

「なんかできないんだけど〜」「なんか進まないね」ってときはだいたいこの要素が満たされていない、考えてないことが多いです。
いつ?どこで?誰が?何を?なぜ?どうやって?っていう5W1Hです。ここをしっかり整理することによって、企画の基本が整理できます。

特に重要なのは『なぜ?』なぜ自分 / 会社がやるのかってとこかな。ここがモチベーションになったりします。

いつ、どこでぐらいまでは埋められるけどどうやって?とかなぜ?がしっくりきてない…といった感じで、ある項目は埋まるけど、ある項目はモヤっとしていてわからないこともあります。
埋まらないポイントは仮定でもいいから必ず『埋める』。自分の力でどうにか「仮説」「仮定」までは落とし込むようにする。
そうすると進みやすいです。そして、その仮に埋めたものをちゃんと埋める期限を必ず決めて、相談したり調べたり、そこを埋めるために行動していくのがいいと思います。

必ず全て埋めましょう。意外とできていないことが多くて、抜けたまんま進むとどこかでモヤモヤしてしまうことになりかねません。

2-6-2. 自分だけじゃなくみんなのゴールを決める

・主催者、参加者、客、取引先、スポンサー、社員など、
 各自の終了時のゴールが何かを把握
・誰がどこをどう見ているのか、多角的な視点を持つ

イベントや企画に関わる全ての人のゴールを、多角的に見ていきます。
それぞれの目的 ( ゴール ) は何なのか?例えば、啓蒙?ブランディング?拡販?動向調査?収益?コネクション?っていったところ。

関わる人や企業それぞれのゴールを考えておくと、企画の詳細を詰めていくときに、競合していないかどうかもすぐわかるし、それぞれのゴールを戦わせて考えていくことができるので、多角的に考えながら進めることができます。

2-6-3. 始まる前に、『自分は何が得られるのか』を知っとく

特に人に指示されて動く場合には重要ですが、この企画をやることで「自分が」何を得られるのかをあらかじめ考えておくということです。
意外と見落とされがちですが、ここをしっかり考えていくことで、やらされ仕事の場合でもモチベーションが湧いたり、当事者意識を持つことができます。

たとえばこんなスキルがありますよね。

考えること → アイディア力
伝える → 伝達力
決める → 決断力
動かす → マネジメント力

他にもいっぱい、●●力ってあったりします。

組織力 / 機動力 / 指導力 / 統率力 / 構成力 / 忍耐力 / 防御力 / 攻撃力 / 調整力 / 精神力 / 決断力 / 持久力 / 即戦力 / 実行力 / 瞬発力 / 爆発力 / 統制力 / 洞察力 / 求心力 / 説得力 /

今自分に欲しい力 ( スキル ) って何?って考えてみましょう。

2-7. それでも迷う。困るというとき

思考の整理をしていても、止まってしまうということがあるかもしれません。そんな時は、次のことを考えてみましょう。

・最初に決めた基準、目的に立ち返る
・悩む時間、妄想の時間は時間の無駄づかい
・決断は1秒でも早く
・間違ったら軌道修正したらいい
・困ったら人に相談する
・聞き方は自分の考えをベースに。
・バスっと言ってくれる人を見つけておく
・アドバイスは全て受け入れる必要はない
・考えの軸は常にアップデート

たとえば、想定してなかった意外な要望が外部から来た時。目的に立ち返ると、プライオリティが見えてきたりします。
そのプライオリティに則って判断すれば、他人に説明もしやすいし、理解してもらいやすかったりします。

熟考は大事だけど、ストップするのはほんとに無駄です。生産性がない。なので、進めなくなったら人にアウトプットする。人に頼るようにしましょう。

相談したりアウトプットする場合、自分の考えを主体に話した方がが伝わるし、意見をもらいやすいですね。「どうしたらいいんですかね〜」「どう思います〜?」っていうと、相手はストーリーがわかんないからヒントはもらえないと思います。「私はこう思うのですが、どう思いますか?」という形にしましょう。

迷いがちな人におすすめなのは、自分のまわりにバシっと言ってくれる人を確保することです。
私は、自分で決めることはできるのですが、欲張りすぎて「どれもやりたい〜〜〜!」ってなりがちなので (笑) バシっと言ってくれる聞き上手なメンターを3人ぐらい確保してます。

ちなみに、アドバイスを全て聞き入れる必要はないです。自分の軸は失っちゃダメ。いろんな意見があるけど、聞き入れるか決めるのはあくまで自分です。自分がすっと受け入れれる意見を受け入れれば良い。受け入れづらい意見を受け入れるために悩む時間は無駄になっちゃうことが多いです。

でも「私はこうだから」って決めすぎちゃうと柔軟性がなくなっちゃうから、自分の軸は柔軟に、常にアップデートしていくのが大事ですね。

2-8. 自信がない時、怖い時

・自意識過剰かも?そんなに期待されてないよ
・現状維持バイアス打ち破る勇気を持とう
・失敗することを許してもらえる環境作り
・まずやってみた自分はかっこいいよ
・変化は怖いことってのは当たり前のこと
・批判の声は自分の本気を試すもの
・完璧じゃなくていいよ
・まずは60点から目指そう

若い女の子に多いかな?「自信がないんです、こわいんです」って言われるんだけど、「そんなにめっちゃ期待されてないから大丈夫だよ」って思います。怖がらずにやってみようよ。って言いますね。

怖くなったり不安になると、自分の意見が凝り固まっちゃって、どんどん怖くなってしまうんですよね。まず誰かにアウトプットしてみたり、説明してみたりするのがいいと思います。

あと、失敗してもいい環境作りというのは、先に周りの人やチームに、「まずチャレンジしてみたいんだ」「失敗したらどう思います?」「失敗してもいいですか?」って言っちゃうっていうのも方法のひとつですよね。安心してチャレンジできる環境を作ればいいと思います。

とにかく何回もやって成功体験をいっぱい積んでいきましょう。

2-9. でんこラボについて

事例として、私の運営するオンラインサロン、でんこラボについて紹介しますね。はじめて半年ぐらいになる、オンラインサロンです。

よくPR / コミュニケーションについて周りから相談されるのですが、ひとりひとり壁打ちするのはそれはそれでいいんだけど、私より知見があるひともいるし、でも知見がある人も、自信がない部分があったりして…補い合えるコミュニティーがあったらいいなと思い作りました。

メンバーは、6割ぐらい広報系のひとですね。残りはWEB系の編集者やライターとか、あとは税理士とか小説家とかもいる。本を出してる方も多いです。

創設時にやった、思考の整理と行動はこんな感じです。

【5W1H】

 Who(だれが):広報やコミュニケーションに課題のある人
 When(いつ):開始は夏頃 頻度は月に一度とオンライン
 Where(どこで):うちとかCampfireの会議室とか?
 What(なにを):みんなの課題をみんなで解決したい
 Why(なぜ):前に進みたい人の支援をしたい
 How(どのように):うーん、、わかんないなー。。。

この時はHowがなかなか埋まらなかったので、ラボのラボみたいなのやってみようかな、と思っていました。

【ゴール設定】

参加者:
入会時に抱えていた課題を解決する
安心して相談できる場があるという安心感を得る
メンバー間に友情が芽生える

コミュニティ:
メンバーが40名
解約率10% 新陳代謝のある状態

【得られるスキルやメリット】

・コミュニティ運営スキル
・組織づくり、チームビルディングの学び
・傾聴力
・調整力
・企画力
・仲間づくり
・信頼
・コーチングスキル
・収入

【ラボのラボをやってみた】

ヒアリングを兼ねたワークを実施して、意見を出してもらったり雰囲気を実感しました。
ベータ版として、ラボに参加したいと思ってる人に集まってもらって、餃子パーティーをしながら何をやりたいか聞かせてもらいました。
楽しい雰囲気でやれるんだなぁという実感を得たので、5W1HのHOWのところが埋まりました。

【達成】

満足度100%の安心できるコミュニティの醸成。日々コミュニケーションを学ぶ環境になりました。
いまは、褒め合うのも大事だけどもっと主体的な、議論になるような場にしていきたいという、次のゴールを考えていっています。

2-10. まとめ

結局大事なのは…

自分がやりたいことを知る
継続してなんどもやる

ってことです。半年後、1年後、10年後、どうなっていたいか?をしっかり考えて、それに向かって、未来の自分に貢献しているという気持ちを持って、実行していきましょう。

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3. 質疑応答

Q. 失敗を恐れずに実行に移す。決断は早く。とおっしゃいましたが、失敗をしてしまった場合はどうしますか?

笑いにできる話は笑いにしてしまう。みんなにやっちまいました…!って言ったら、面白がってもらえることも。
あと、リカバリの協力を得られることもありますね。ネタにしてチャラにしたみたいなこともあります。

あとは、次のキャリアにも繋がるし、基本的に失敗を失敗と思わないかも。失敗気味の方が燃える(笑)

プロジェクトが終わった後に、「あの時やばかったけど乗り越えたからうまくいった」みたいなのが達成感につながることってありますよね。
だから「今ピンチ!」って思ったら、あとで、「あの時やばかった!」のネタになるとおもって燃えちゃいます。

Q. その打たれ強さはどこから?

いっぱいやってるから強くなったんだと思います。
以前、いっしょに企画やった人がいるんだけど、めっちゃ心配性で。
集客しづらい企画だったのもあり彼は「不安だ…やばい…」ってなっちゃってたんだけど、「まって、まだ私たち何もしてないよ」って言ったんです。
今考えると、その時に、可視化してればよかったと思います。やったこととやってないこと。実施したことはこんだけだった、まだこんなにやれることがあるっていうのが見えたら彼も安心できたのでは?と思いますね。

Q. 実行した結果振り返りはどうやってやるの?

数字で置けるものは人数とか売上とか、増加率とか数字でやります。アンケートのフィードバックもあるよね。
企画によってレビューのしかたは全然違うので、一概には言えないけど…
でんこラボの時は、そんなに数字で決めず肌感で「ついていきたいけどついていけない人がいない」とかにしていました。
仕事のときだったら数字の設定が多いかな。

Q. 5W1Hの、WHATとHOWはどう違う?

実は、そこはそんな厳密じゃないんです。
いっぱい出すのが大事で。とにかくいっぱい出してから、5W1Hにグルーピングすると自分のなかでまとまりやすかったりしますよ。
5W1Hの枠にはめることというよりは、自分のなかで納得して整理するのが大事です。

Q. いっぱい書いちゃって結局やりたいことがぼやけてしまった場合は?

先にゴールを整理していると、量が多くても実行する順番とプライオリティは見えてくるはずです。
大きくグルーピングして、フェーズ1とフェーズ2に分けるのも手ですね。
どちらにせよ、煮詰まったら人にアウトプットするの大事。客観的に見てくれる人に相談してみると見えてくることも多いはずです。
仮定でもいから自分で決めてやってみるのも大事!

Q. モチベーションが下がってしまう時期をどう持ち直せばいい?

私は自分にニンジンぶらさげるの得意なので、逆にそれがないとやらないです(笑)
たとえば…大きいイベントの時は先に打ち上げ費を確保する!
ゴールした後のみんなで喜べることを決めとくとみんなのモチベーションが保てたりします。
何が食べたい?ってメンバーに聞いて先にお店決めちゃったり。
「あーーーお肉たのしみだーーーー」っって言えると、ちょっと和みますよね。
他には…煮詰まった時の鉄板は、可愛い子供の話と可愛い動物の話。あとおもむろに人をちょっと褒めてみたりとか。
そういうシンプルなことでモチベーションって回復したりするんですよね。

Q. 得たいスキルがぱっと出てこないです…

硬く考えすぎてるのかも。もっとエロいの書いてもいいんですよ(笑)
「モテたい」とか「ちやほやされたい」とかで全然OKだったりします。
私も、「でんでんのこと知ってます!」とか知らない人に言われたりすると、自分の活動の幅が広がっていると感じられてうれしかったりします。
あと、オープンに「こういうことが嬉しいんだ〜〜〜」ってまわりに言っとくといいかも。そうすることで、それを達成するための情報や、フィードバックを言ってもらえるが多いですね。
得たいスキルに関しては、まずは誰にも見せない欲望のままに前提で書きまくって、見せる時にパブリック向けに添削したほうがいいですよ。
自分の中だけで、なりたい自分をイメージして自分と向き合う方がおすすめ。

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4. ワーク

みなさんそれぞれに、自分が今やりたいことをテーマに、5W1Hとゴール、得られるスキルを埋めていこうというワークを行いました。
せっかくなので本当に実行することにしましょうということで、みなさんそれぞれの本当にやりたいことについて、思考と状況を整理しました。


私もしれっと参加させていただきました (笑) やりたいことはすっと出てくるのですが、田さんおっしゃった通り、5W1Hってすぐ出てこない!なんでだったっけ、、、何のためにやるんだっけ、、、そもそも何をやりたいんだ!?と、意外と時間がかかることに驚きました。言語化って大事だなぁと改めて感じました。ここがしっかりしていると、プロジェクト途中でモヤつくことが減るっていうのは容易に想像がつくし、常に立ち返るべき土台のようなものになるんだなぁと。ここをしっかり作っていくことが、実行 ( あとプロジェクトの成功 ) の秘訣なんだと体感できました。

その後は各テーブルで発表、随時田さんのフィードバックを受けながらブラッシュアップしていきました。

みなさまの達成報告おまちしてます!

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5. 懇親会

今回の懇親会は場所はそのままBASEで行いました。
みんなで自己紹介したり、自分の実現したいことの発表や、それに対するフランクな議論を、お酒とおつまみをまじえてまったり喋り合いました。
お店より喋りやすくていい、、、っていうお声が多かったので、今後は懇親会はBASEでそのまま行うスタイルになるかもです!そこらへんはまた告知しますね。お楽しみに。

楽しすぎて集合写真と懇親会の写真撮り忘れました。
またみなさま起こしください!写真とりましょう!笑

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6. 次回の告知

めずらしく、次の日程決まっております!
3/26 (火) 19:00スタートになります。
1、2回が企画編だったので、3、4回は実行編に。
実行する準備ができたら、次は誰かと協力しないといけません。なので次のテーマは『他社 ( 他者 ) とのコラボレーションを学ぼう』です。

ガーデンエイトの野間寛貴さん、RINN梁原正寛さんをお招きしてのインプットになる予定です!対談形式でどのようなコラボレーションをしているのか伺いたいと思います。

ぜひ今後とも、マーケティングレンズをよろしくお願いいたしますっ!


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