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オスマン帝国の古都ブルサで世界遺産を巡る②~緑と青タイルが美しいモスク

ブルサの世界遺産巡りは、前回旧市街周辺のグランド・モスクなどについて書きました。

今回は旧市街の東側に位置するモスクなどの建物群です。

旧市街から歩いていくとイルガンディ橋が現れます。もともと中世に建てられたそうですが、戦争で大きな被害を受けたため20世紀に再建されたそう。

橋にはお店が並びます。

ここからは住宅街の趣きになり、そのまま西に歩いていきます。


グリーン・モスク(YEŞİL CAMI)

最初に訪れたのは、グリーン・モスク。オスマン帝国の第五代皇帝メフメット1世によって15世紀に建てられたそうで、まず正面から見るとその彫刻が圧巻。

正面玄関前の泉も花の彫刻が素晴らしいです。

セルジューク建築様式を用い、トルコで最も美しい建物の一つとされるこのモスク。中に足を踏み入れると、青のイズニックタイルが目を惹きます。

一面深緑と青。

天井のドームもこの通り素晴らしいです。

息を呑む美しさ。

二階部分にもイズニックタイルがふんだんに使われています。

とにかく装飾が素晴らしく、他に誰もいなかったので静寂のモスクを思う存分楽しめました。

緑の霊廟(YEŞİL TÜRBE)

グリーンモスクのすぐ向かいには、オスマン帝国第5代皇帝メフメット1世の「緑の霊廟」。15世紀初めに建てられ、外観の青緑色のタイルは19世紀に張られたそう。

内部も青緑色のタイルが映えます。

この青が本当にキレイ。

天井は比較的シンプルでした。

ここからまた少し東に歩きます。

エミル・スルタン・モスク(EMİR SULTAN CAMİİ)

オスマン帝国の皇帝、バヤズィト1世の義理の息子、エミル・スルタンの霊廟があるモスク。15世紀に建てられ、その後何度か拡張されたそう。こちらはトルコ人の団体客がパラパラいました。

木造と見受けられる部分もあり、他のモスクと雰囲気が少し異なります。

内部は大きなドームが広がり、意外とシンプル。

木造部分の廊下の装飾がいい雰囲気です。

どれもそれほど大きい建物ではありませんが、装飾がどれも素晴らしく、オスマン帝国の繁栄ぶりが伺えます。

そしてどこも比較的ガラガラ。落ち着いて見学ができる世界遺産は昨今とっても貴重です。

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